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 年明けきしめん制作に使用するのは、第一回のトレイ制作でも使用したレーザー加工機。

マカロンに柄を入れたり海苔をカットしたりと、実は食品を加工することができるのです!

レーザー光を当てて絵柄を彫刻しても有害物質などは出ることがなく、近年では果物のラベリング代わりに使用されることもあるそうです。(シールなどを貼らないのでエコ!)

 

制作物の決定~おみくじ年明けきしめん~

きしめんの幅の広さを活かして一本一本の麺に絵柄をつけたら面白いのでは?と思いつき、お正月らしくその絵柄をおみくじに見立てることに。

その名も「おみくじ年明けきしめん」。さっそく制作開始!

 

STEP1.きしめんの幅に合わせてデザインを作成

今回使用するのはよしだ麺さんの半生きしめんです。

JR名古屋駅にある驛釜きしめんさんで購入しました!

驛釜きしめんさんは、イートインだけでなくお土産用のきしめんも気軽に買えちゃいます。JRを利用される方なら前を通ったことがあるはず!

麺を取り出し、定規で幅を測ったあとIllustratorで実寸の絵柄を作成します。

大吉/小吉/中吉/吉 の4つを作成しました。

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 せっかく食材にレーザー彫刻をするのなら、きしめんに入れる予定のお餅も彫刻したい!と欲張ってしまい、亥モチーフのデザインや 「TOSHIAKE KISHIMEN」のロゴも作成してみました。

 

 

STEP2.レーザー加工機で食材を彫刻…するはずが!?

今回は、豊橋にある「メイカーズラボとよはし」さんでレーザー加工機をお借りすることにしました。

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普段からものづくりをするときに利用させてもらったり、ワークショップに参加したりとお世話になっている施設です。

会費も3ヶ月3,000円(※一般価格です)でとてもリーズナブル!会員になれば、レーザー加工機も一時間500円で借りることができます。

 

食材は初めて加工するということもあり、スタッフの方に疑問点を質問してみました。

私「加工する時に下にトレイや紙皿を敷いても大丈夫ですか?」

スタッフさん「何を加工されますか?」

私「きしめんとお餅です」

スタッフさん「!」

別のスタッフさん「申し訳ないんだけど、ここでは食材の加工は禁止してます」

私「!?」

 

どうやら、こちらでは衛生的に食材の加工は禁止されているとのことでした。

レーザー加工機の機能としては可能でも、施設的にNGだという場合があるみたいです。事前に確認しておけばよかったと反省。

せっかく機械を予約したので、別の物を加工しようと考え思いついたのが紙で作る箸の袋。

飾り付けに使おうと厚紙を持っていたので、こちらをレーザーカットして箸袋を作ることにします。

 

STEP3.箸袋用のデータを作成

今回は、正方形の紙を数回折るだけで作成できる簡単な箸袋を作成します。

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展開図はこちらの動画を参考にさせていただきました!

折ったときにどの面がどの場所に来るのかを想定しながら、お餅に彫刻予定だったデザインを流用しIllustratorでデザインデータを作成します。

 

STEP4.紙をレーザーカット

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紙をレーザーで加工するのは初めてだったので、正直焦げてしまうのかな?と思っていたのですが、スタッフさんのオススメの設定で試しにカットしてみたところ…

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びっくりするくらい綺麗&早く仕上がりました!

ういろうピック製作時にカッティングプロッターで細かいパーツを抜くのに苦戦したので、紙のレーザー加工の精度に感動…!

見てください、この細かさ!(大興奮)

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2色の紙で、3柄のデザインを作成しました。

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STEP5.カットした紙を折って箸袋を作成

先述の動画を参考に、折って紙袋を仕上げます。

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紙が厚いので、折る場所にあらかじめカッターの刃の反対(紙が切れない面)でクセを付けておき、定規を使って曲げると折りやすくてオススメです。

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中に紙を入れるといい感じになりました!

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紙が厚くて浮いてくるときは、裏側を両面テープで接着して固定します。DSC00330-min

これで箸袋は完成。

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STEP6.きしめんにレーザー彫刻(リベンジ)

箸袋は完成しましたが、今回の題材であるおみくじきしめんは彫刻できなかったので、

以前購入した家庭用レーザー彫刻機を使うことにしました。

こじんまりとしたこちらの機械はMeterkというメーカーのもので、amazonのサイバーマンデーで安くなっていたタイミングで衝動買いしてしまいました。(笑)

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最初からそれを使えばいいのに!とツッコミが入りそうですが、家庭用でパワーが弱く、ちゃんと彫刻できるのか不安だったのです。

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こちらのレーザー彫刻機はWindows/Android/iOSに対応していますが、iOSの環境しかなかったので専用のアプリをインストールしてデータを送信します。

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きしめんを取り出して台の上に乗せ、輪ゴムで固定します。

上についているダイヤルを回して、光の先端がボケないようにレーザー光の焦点を合わせます。

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これが中々難しい…!焦点がちゃんと合っているのか正直よく分かりません!(笑)

まずは「吉」のデータを送り、彫刻します。

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絵柄が出てきました!

お餅を焼いているときのような香ばしくていい香りがします…!

無事に「吉」が彫刻完了!

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思った以上にくっきりと焦げ目がついて綺麗に仕上がりました。

この調子で他の柄も彫刻していきます。

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部分的に焦点が合わずにうまく彫刻できなかったりしましたが、数本彫刻できました!

本当はもっとたくさん彫刻したかったのですが、機械のデータ読み込みがうまくいかず…今回はここまでです!

ちなみに、用意したきしめん以外の具材(お餅・かまぼこ)は何度やっても家庭用レーザー彫刻機では彫刻できませんでした…。残念!

どちらもレーザー光が広がってぼやけてしまっていたので、硬くて不透明な素材が適しているようです。

 

STEP7.きしめんを茹でて調理する

麺の準備が整ったので、早速茹でて調理してみます!

彫刻した部分を茹でることでどんな変化が出るのか予測できないため、全部ツルツルになって消えたらどうしよう…と正直不安です。(笑)

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きしめんの裏面に書いてある方法で茹でていきます。

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茹でている最中におみくじの麵を発見!今の所無事です!!

茹で上がったらざるで水を切って、つゆを作って、盛り付けて完成。

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おいしそう!!

だしの香りがめちゃくちゃ食欲をそそります…!! 

 

STEP8.今年一年の幸運を祈りながら、1本選んで食べる

こうして完成したおみくじ年明けきしめん!

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おみくじなので、引いて今年の運勢を占っちゃいましょう!

目をうっすら閉じて、箸で麺を1本持ち上げます。

全部の麺に運勢が彫刻されているわけではないので、何も書いていない麺に当たったら再度チャレンジ。(笑)

出ました!

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吉です!

…自分で作ったおみくじを自分で引くと、なぜかちょっと微妙な気持ちになることが分かりました。(笑)

早速引いた麺を食べてみると、特に味が変わった感じもなくおいしく食べられました。

きしめんは今まであまり食べたことがなかったのですが、シンプルな具材でも食べ応えがありとっても満足!

今度は店舗で食べてみたいなと思います。

まとめ

第6回のナゴレコLABOはきしめんをおみくじに見立てて食べてみるという少し実験的な内容になりました!

やってみないと分からない要素が多い中、なんとか想像していた形になり安心しました。

今回加工したきしめんは彫刻部分が黒く焦げたようになりましたが、彫刻部分がどのように変化するかは食材によって変わるそうなので、今後機会があればその変化も楽しみつつ実験してみたいと思います!(もちろん食材を無駄にしないよう気をつけます!)

口に入れる物なので衛生面など色々と気を使わないといけない点はありますが、市販のお菓子などにポイントで彫刻するだけで特別感が出るので、プレゼントにもオススメです!

加工するときの美味しそうな香りを楽しみながら、ものづくりを楽しんでみてくださいね!

 

【制作にかかった費用】

メイカーズラボとよはし レーザー加工機利用料:500(一般会員価格)

箸袋用の紙(6):約300

きしめん(2人前)430

きしめん具材:約400

2019年が始まりました!あけましておめでとうございます!

昨年から始まったナゴレコLABOも今回で6回目。
本年もなごやめしと共に楽しめるものづくりを皆さんにお届けしてまいりますのでよろしくお願いします!

新年最初のナゴレコLABOはお正月らしさを感じられるものづくりを、と思い最近じわじわと広まりつつある年明けうどんという文化をテーマにすることに決定。

年明けうどんとは、その名の通り年が明けてから食べるうどんのことで、讃岐うどんで有名な香川県発祥の文化のようです。

商標登録もされているとか!

名古屋でうどんといえばきしめんと味噌煮込みうどんが真っ先に思いつきますが、今回は個人的にお正月らしさを感じるきしめんを主役にし、レーザー加工機を使ってナゴレコLABO流にアレンジした「年明けきしめん」作りに挑戦します!

レーザー加工機で楽しむおみくじ年明けきしめん

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