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今宵はどこで呑もうかな。

私が訪れたのは丸の内。都心部にして名古屋を支えるオフィス街。

3車線の道路に立ち並ぶビル群や少し歩けばコンビニがあり、カツカツとビジネスシューズを鳴らして歩く人たちが行き交う。

私は丸の内駅で下車しましたが、伏見駅とちょうど間に位置するので利便性も良いと思います!丸の内駅の5番出口を出て、少し歩くと名古屋の古きを感じる通り行き着きます。

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それがこの長者町繊維街。

名古屋の中心に位置し、昔は名古屋随一の繊維街として賑わいを見せていました。

丸の内と伏見間は、その昔ながらの繊維街の雰囲気をそのままに、オシャレなカフェや雑貨店、そして個性豊かな酒場と古き良きの香りを残しつつ、新しい風を感じることのできる革新を感じられる街なのだ。

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そんな街並みを歩くこと5分ほど。車のヘッドライトのようにパッと明るく視界が開ける開放感を感じるのが、今回ご紹介していく「酒場ロマンス」さんだ。

この「酒場ロマンス」って文字ズラ、めちゃくちゃよくないだろうか?ありそうでなかったこの屋号と外観、この意図して煌めく光は人工的ながらもその温もりを感じる。そして何よりこの長者町繊維街に馴染む懐かしさをひしひしと伝わる。

外観からも見受けられるように、店内は厨房にコの字型のカウンター席。カウンター席の奥には階段があり、2階は開けており、どこに座ろうか思案するくらいのテーブル席の数々が広がる。

「空いてる席にどうぞ」という声を受け、カウンターの隅の席に…と思ったが、先客がいたため夕方のニュースが流れるテレビが見やすい席に陣取った。

 

一人呑みを楽しむ人や、同僚と思われるクールビズ姿でお疲れの1杯を楽しむ同士の間に1席分間隔を開けて座った。社交的な場でも自然と距離を取らなければいけない時代はいつまで続くのだろうか。

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暖かいおしぼりを受け取り、手を拭いながらカウンターに立て掛けられたメニューに目をやり、それを手に取る。

ドリンクメニューは豊富の一言。それぞれのお酒に何種もの選択肢があって、迷うけど困ることはない。昔ながらを感じる甲類焼酎、ホッピーを置きつつ、流行から定番へと定着したレモン酎ハイまでお酒好きの好みを読んだラインナップだ。

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お次はフードメニュー。

フードメニューもドリンクメニューと同様に、酒場の定番を押さえたラインナップ。

串揚げにサッと出てくるような肴、少し手の込んだ一品料理が揃っています。その中でも注目なのが名物と書かれたシュウマイ。名物と言われれば外すことはできないだろう。

ドリンク、フードともに見てきましたが、双方に共通するのはその安さ。

きれいに磨いた革靴で、奮発して買ったワンピースを着て、そして凛とした空気を感じるお店で自分に褒美をあげるのもいいが、1週間頑張ったシワのついたシャツのような自分に、ちょっとした褒美をあげるのもいいのではないだろうか。

私はいい意味で背伸びをしなくていい雰囲気のこういうお店は大好きだ。

 

さて、今日は何から始めようか。

そんな決まり文句を置いておきながら、こちらには酒呑みがロマンスを感じるメニューが存在する。

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それがこの“せんべろセット”。

一人呑みのススメ”でも定番となってきたこのせんべろセット。宴会で二日酔いになると分かっていながら、がぶ飲みするビールも美味しいけど、こうやって1人で自分のペースで、自分を労わりながら手軽に呑むことができるせんべろセットの存在はありがたい。まさに酒呑みのロマンスといったところだろうか。

こちらはドリンクの量とフードのバランスを調整しながらせんべろを楽しむことができる。

19時までの時間制限があるが、非常にお得なので何とかして間に合うように駆け込みたい。

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私は当然このせんべろセットを注文。ファーストドリンクはもちろん生ビール

この酒場の雰囲気だと生ビールも麦酒と書きたくなってしまう。迷うことなく最初の1杯に生ビールを選ぶようになったのはいつからだろうか。思うところはいろいろあるが、冷えたジョッキに黄金色、この時点でたった1つ確かなことがあるとするのならば、君は綺麗だ。

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では、乾杯…!

今日もビールが旨い、本当に旨い。

私が訪れたのは金曜日で、仕事の重責から解放されて週末の入り口を満喫しようとする者たちが一足先に賑わいを見せていた。誰かとジョッキを合わせて乾杯するわけではないが、一口呑んだビールが疲れで乾いた口を、喉をその炭酸と苦みで潤していく感覚がたまらない。

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私がせんべろセントのフードから選択したのは豚バラスパイシー揚げ。ビールに合わせることを想定して注文した。

ジャンキーかつスパイシーな味付けで、豚バラの脂身がビールを呑め!ビールを呑めよ!と強く訴えかけてくる。しかしこの味はどこかで食べたことがある…。

食べ進める中で合点がいったのだが、名古屋名物にしてつまみの定番でもある手羽先の味付け、そのものだった。

ジョッキに満ちていたビールは、満ちては一気に引いてゆく海水のようになくなっていった。

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追加ドリンクとして私が注文したのはロマンスレモンチューハイ

レモンチューハイと言えば、薄く濁ったレモン果汁をイメージするが、昨今のレモンチューハイブームからレモンチューハイも多様化し、個性を感じるものも味わえるようになった。

屋号が入ったこのレモンチューハイは、その言葉のイメージを具現化する淡いピンク。それもこれもロマンスの定めなのだろうか?

一口呑めばレモンの風味、その後の後味は華やかで甘酸っぱい。1杯目のビールとは対極の味わい。羞恥心をもって書くが、さながら口づけという感じで、その味わいとは反対になんだかムズがゆさも感じてしまった。

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私はドリンクをもう1杯注文することでせんべろセットを完結させることとし、フードを追加注文した。

名物であるあらびき肉シウマイ。メニューがシュウマイや焼売ではなく、シウマイと表記してあるため、ここでもそう表記していく。

このシウマイという言葉も何か懐かしさを感じさせ、粋である。料理の蓋を開ける時の高揚感は何物にも変え難いものがある。

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ぷりぷりとした大粒のシウマイが4つ、湯気とともに現れた。素直に旨そうだ。

私は旨そうなものに関しては慎重なたちで、一口で頬張るなど愚問であり、半分、その半分とチビチビとつまみながら酒を煽ることが定番だ。

このシウマイも半分ずつ食べ進めたが、噛むたびに肉汁が溢れてくる。そしてあらびき肉の食感がまたいいアクセントとなっており、酒が進む。

名物と謳うのも納得の逸品で、これはせんべろセットで安く済む分、必ず注文してほしい。このクオリティの商品が500円以下で味わえるのも魅力的で大衆酒場の良さを活かしている。

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私が最後に所望したのは串揚げ味噌串カツ玉ねぎ、そしてうずら卵だ。

味噌串カツだけが2本なのは頑張った自分へのご褒美、ご褒美の基準は低いほうが幸せを感じられると私は思っている。そしてこうした雰囲気で食べる串カツは性に合う。

同じ画になるため簡略するが、せんべろセットの3杯目として生ビールを再び迎え入れた。串揚げにはやっぱりビールだろう。

串揚げの玉ねぎが私は好きだ。甘味をシャキっとした食感、揚げ物ながらそれを感じさせない。個性的な串揚げも最近よく見かけるようになったが、当たり前に食べれる1品を店で食べると一層旨いのは何故だろうか。

うずら卵はあると必ず頼んでしまう。小ぶりで噛み切った時に感じる黄身の味、軽い衣はそれをより容易に感じさせる。あると嬉しく、ついつい手を伸ばしてしまううずら卵は、情緒を揺さぶる何かがあるのではないだろうか。

そして味噌串カツ。名古屋グルメの大定番。

こちらは少し衣が厚めで、甘口にして濃い味の味噌。これでもかというくらい強く主張してくる。そこにビールを合わせる。これが名古屋の酒呑みの醍醐味といっても過言ではないのではないか。

このビールを最後の1杯と決めていたため、ゆっくりと飲み干すはずが、串カツを頬張り、喉を鳴らすようにゴクゴクと飲み干したしまった。

ほどよい酔いに満足感。せんべろセットの恩恵もあって、会計はこれだけ飲み食いして2000円ほど。古くて新しい大衆酒場の魅力をここでも感じることができた。

通いたくなる新しい大衆酒場の魅力

せんべろセットのお得感もあって大いに満たされた。

ここ最近、新たにオープンする大衆酒場が増えている。大衆酒場といえば昔ながらで雑多、しかしながら良いものを安く飲み食いできるのが魅力だった。そこに誰でも入りやす明るさに店独自の名物となる料理とお酒が加わることで、誰でもふらっと入りやすく、通いたくなる酒場の1つに。これはもうロマンスの定めなのだ。

酒場という非日常でほろ酔いに。あなたも一人呑み、始めてみませんか?

 

なんだか無性にお酒が飲みたくなるとき、きっと誰にでもありますよね。

私は宴会などお酒の席の雰囲気がすごく好きです!

乾杯から始まる楽しい時間…でもお酒の種類や飲み方は十人十色。それを知ってほしいから…。

「一人呑みのススメ」


お酒を愛してやまない私、にしむーが一人呑みの魅力を発信していきます!
第7回目の今回はオフィス街のオアシスとなる酒場をご紹介!

頑張ったあなたをロマンスへ誘う懐かしい雰囲気の大衆酒場「酒場 ロマンス」

【店舗情報】
店名:酒場 ロマンス
住所:愛知県名古屋市中区錦2-11-6
電話番号:052-211-8282
営業時間:16:00〜24:00
定休日:日曜日
一人当たりの予算:¥1,000〜¥3,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください

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