池下|独創的で創作のひかる、超予約困難な和食料理店
「予約困難なお店」と言うと、皆さんはどのようなお店を連想されますか?
今回レコメンドさせて頂くお店は、「超」のつく予約困難な和食料理店。
でも、超高級なお値段では無いのです。
TV出演するほどの有名オーナーが手がける創作和食料理店「賛否両論」
そんな有難いお店が『賛否両論』さんです。
場所は、名古屋セントラルガーデン。
地下鉄なら池下から徒歩7分ほど。車の方は駐車場が隣接していて、2時間のサービスもあります。
仲良しで、とても親切な友人から思いがけずお誘いを頂きましたから、張り切って行ってきました。
初訪問はコースをオーダーしました。こちらは、4皿のお料理とデザート2種。
お席は11時半からスタートと1時半スタートの2部入れ替え制です。
お店を入って左手は掘りごたつのお席。
今回は念願のカウンターが広がる席のテーブル席に着座できました。
さて、こちらがメニューです。
6800円のコースは1ドリンクが付き。
私が頼んだのは、オーストリア産葡萄の「トラウ ペン サフト」。自然の甘さの葡萄ジュースです。
友人は、フランス産の「ピエール・ゼロ ブラン・ド・ブラン」。
ノンアルコールのシャンパンです。
カンパーイ!
で今日のランチがスタートです。
・先付
蛸の柔らか煮と夏野菜(西瓜、オクラ、じゅん菜)に鰹出汁のジュレ掛け。
蛸の柔らかなこと!意外と大振りにカットしてあるのに驚くほど柔らかで、お出汁の効いたジュレが美味しい逸品。
・お凌ぎ
鮎のおかき揚げ・ヤングコーンのビール衣揚げに鮎の肝添え。
鮎の骨煎餅の食感も楽しめます。ヤングコーンもフンワリ美味しく、鮎で初夏を感じます。
・お椀
鶏の葛打ちと赤茄子、おかひじき添え。
鶏はささみでしょうね。柔らかいです。これも大振りな切り方。
赤茄子独特のトロッとした口当たりが品良く美味しいです。
・向付
真鯛と縞鯵のお造り。
おろし胡瓜が小皿に。
おろし胡瓜はシンプルに塩味。なんだかくせになりそう。(笑)
・焼物
鱸の山椒焼き。宮崎県産甘唐辛子のおかかあえと新牛蒡のおろし。
山椒が程良く香り、優しい塩味でこれは美味しい!
・炊合せ
鱧と加賀太胡瓜の茶碗蒸し。雲丹入り餡に穂紫蘇。
色々なお味と食感が楽しめます。
鱧も美味しいけど、加賀太胡瓜の青臭みが新鮮。
・ご飯
新丸十の炊き込みご飯と赤出汁。
新丸十とは、金時芋の別の呼び方だそうで、柔らかな甘いお芋さん。
ご飯は土鍋で炊いていらっしゃいます。
・水菓子
お待ちかねのデザートは、6品から好きなだけなのでもちろん全部。(笑)
本日のデザートは、新生姜のシャーベット。左下です。
左上から、大葉シャーベット、とり将プリン、焼もなか。
焼きもなかは焼きたて熱々!
下列は、新生姜のシャーベット、きなこアイス、杏仁豆腐マンゴーソース添え。
もうお腹がいっぱいなのに全部食べられちゃう。(笑)
名古屋のお店でもオーナーの笠原氏が包丁をふるっているお姿を拝見できるそうです。
笠原氏のポリシーが「和食をもっと気軽に」とのこと。
ですからこのお値段で頂くことができるのですね。
素晴らしいお店です。
機会を逃さず次の予約を入れられる嬉しいサービスも!
「賛否両論」さん、超予約困難店とは言え、実は一度訪問すると帰るときに次の予約を入れることができるのです。
運が良ければ、予約無しでも当日キャンセルでお席が空くときも。
そんなラッキーに遭遇したら、迷わず飛び込みましょ♪
私は、次回は大好きな家族とお邪魔します。
母が絶対に喜んでくれることでしょう。
お値打ちに、本格日本料理を堪能できる「賛否両論」さんです。ぜひ、贅沢な時間とお料理を味わいに訪問してみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
INFORMATION
- 店名:
- 賛否両論 名古屋
- 住所:
- 愛知県名古屋市千種区高見2-1-12 ナゴヤセントラルガーデン
- 電話番号:
- 052-753-7677
- 営業時間:
- ランチ 11:30~13:00 13:30〜15:00 ディナー 18:00~22:00(L.O.21:30)
- 定休日:
- 月曜日(祝日の際は翌火曜日)
- 一人当たりの予算:
- ¥6,000〜¥9,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。