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ナゴレコLABO|04:消しゴムはんこで作るランチョンマットで天むすピクニック!

ナゴレコLABO|04:消しゴムはんこで作るランチョンマットで天むすピクニック!

消しゴムはんこで作るランチョンマットで天むすピクニック!

ランチョンマットを作ることにしたものの、刺繍やパッチワークをするほど裁縫のスキルには自信がないので、今回は手作りの消しゴムはんこを押して絵柄をつけて制作することにしました。

 

STEP1.アイデアスケッチ

初めはアイデアスケッチから!

今回フィーチャーする「天むす」をキャラクターに見立て、ポップな柄にすることにしました。

おむすびを連想させる三角形をベースに、天ぷらや帽子、サングラスなどをぽんぽん押して絵柄を作っていくことにします。

実は消しゴムはんこもあまり作ったことがないので、初心者でも彫りやすいシンプルなデザインにするよう意識しました。

最初は鉛筆で書いていましたが、太い線の方がイメージしやすいので途中からペンで書いています。

 

STEP2.絵柄をトレーシングペーパーに写す

書いた絵柄の上にトレーシングペーパーを置き、上から鉛筆でなぞっていきます。

転写しやすいので、シャープペンシルよりも柔らかめの鉛筆でなぞるのがオススメです。

 

STEP3.トレーシングペーパーの絵柄を消しゴムに写す

今回使用したのは、100円ショップのセリアで販売している消しゴムはんこ用の消しゴムです。

2層に分かれていて、彫った箇所が分かりやすく使いやすい!

トレーシングペーパーの先ほどなぞった面をひっくり返して下にし、消しゴムの面に接するように置いてからへらなどで強くこすり絵柄を転写します。

綺麗に転写できました!

紙に絵柄を書かずに直接消しゴムに鉛筆で書くことももちろん可能ですが、

彫る時点では絵柄が反転しており完成のイメージを掴みにくいので

この手順で絵柄を転写するのがオススメです。

 

STEP4.消しゴムを彫る

転写した絵柄を残すようにして、余分なところをデザインナイフで彫っていきます。

斜め45度になるよう意識しながらナイフで絵柄をなぞるように切り込みを入れ、

一周できたらさらにその周りを切り進めます。

慣れないうちは、一度にたくさん彫るのではなく少しずつ進めるのが良さそうです。

消しゴムの向きをくるくる変え、力を入れやすい角度で彫るのがポイント!

周りの余分な箇所は切り落としちゃいましょう。

これで大きな三角形が彫り終わりました!

 

STEP5.2~4を繰り返し、いろんな絵柄のはんこを作る

同じ要領で、他の模様も作成していきます。

作れば作るほど慣れていきスピードがアップしていきます。笑

これは小さい三角形。

アウトラインがお米のようにつぶつぶした表現をしているので、

カーブが多く難しいのですが焦らず彫っていきます…!

最終的に、大小合わせて13個できました!

※色がついているものがあるのは、どんな感じになるのか気になって紙に試し押しをしたからです。笑

 

STEP6.布に試し押し

今回は紙ではなく布に押すので、布にも押せるスタンプインクを用意しました。

紙と違って布の目があるので、かすれる可能性やインクとの相性を考え実際に使用する布で試し押しをしてみます。

用意した布は、100円ショップダイソーで販売しているナチュラルな生成りのはぎれ布。

彫ったはんこの版面に、スタンプインクをぽんぽんとまんべんなく押していきます。

インクが全体に付いたら、ぎゅーっと力を入れて押します。

はんこを外すとこんな感じ!

少しかすれていますが、これはこれで味があって可愛いかも。

 

他の模様も試し押ししてみます。

朱色も可愛い〜!

どのはんこも問題なく押せたので、実際にランチョンマットの柄を作っていきます。

 

STEP7.布に押して絵柄を作る

ベースになる大きい三角形を黄色のインクで押していきます。

だいたい等間隔になるよう互い違いに押してみました。

次はこのはんこを押していきます。

天むすに巻かれている海苔のイメージです。笑

先ほど押した三角形の上に重なるように押します。

いい感じ!

どんどん押していきます!

押す時に結構力がいるので、少し肩が痛くなってきました。笑

 

えび天のパーツや顔のパーツを押すのがとても楽しい!

組み合わせで色んな天むすくんたちができあがっていきます。

できあがり!

…ですが、バランス的に押せなかったはんこもあるので、布の余った部分で別の柄も作ることにしました。

こちらはインクの色を黄色と紫色の2色に限定し、ランダムな感じで押してみました。

一箇所だけ天むすくんが完成しているのがポイントです。笑

 

STEP8.アイロンをかけてインクを定着させる

はんこを押して柄が完成したら、布にスタンプインクを定着させるためアイロンをかけます。

インクの種類にもよりますが、綿の温度設定で15秒ほどかけると洗濯しても色落ちしにくくなるそうです。

 

STEP9.布をカットし、ミシンで4辺を縫う

布の余分な個所をカットし、作成したいランチョンマットのサイズにします。

布の4辺を1cmくらい折り曲げ、アイロンをかけて癖付けをした後ミシンで縫います。

糸は黄色にしてみました。久しぶりにミシンを使ったので緊張!

しつけ縫いの代わりにマスキングテープで仮止めをして縫っています。

 

STEP10.ランチョンマットの完成!

ミシンの縫い目がかなりガッタガタですが、完成!

縫う時にタグを織り込んだりしても可愛いかも。

消しゴムはんこを押して作った2種類のランチョンマットが出来上がりました。

 

【ランチョンマットに天むすを包んで、ピクニックに出かけよう!】

天むすをランチボックスに移し替えて、ランチョンマットに包んで紐でまとめたら公園におでかけ!

途中、駅の構内で販売していた秋の3色だんごに惹かれて、食後のデザートにすることに決定。

小さい方のランチョンマットに包んで一緒に持っていくことにしました。

秋晴れでぽかぽか陽気の公園は気持ちいいですね!

公園内を散歩して見つけた休憩スペースにランチョンマットを広げ、ピクニック開始!

…と、ここで1つ思いついちゃいました。

「紙コップにもはんこを押したらもっと可愛くなるのでは…!?」

早速、持ってきたスタンプを紙コップに押してみます。

いい感じ!

ランチョンマットとお揃いの柄なので、統一感も出ます。

さらに、ランチボックスにも「TENMUSU PICNIC」のスタンプを押してみます。

フタの裏側から手で押さえると押しやすいです。

絵柄がびっくりするくらいちょうどいいサイズで、いい感じの仕上がりになりました。

 

気を取り直して、ピクニック再開!

木に囲まれて外で食べる天むす、とっても美味しい…。

天むすは普通のおにぎりよりも小さめサイズで食べやすいので、あっという間に全部食べちゃいました。

デザートの3色団子は、メイプル/スイートポテト/モンブランという3つの味が楽しめる見た目も可愛い秋バージョン!

天むす×3色団子×ピクニックの視覚的&味覚的な相性の良さを再確認しました。笑

 

食べ終わったら、ゴミをまとめてランチョンマットに包んで持って帰ります。

運ぶ時も、食べる時も、食べ終わった後もピクニックの気分を盛り上げてくれるアイテムになりました。

まとめ

今回は消しゴムはんこを作るところから始まり、オリジナルの布で作ったランチョンマットでピクニックに出かけてみました。

外で食事をする楽しさや、天むすのおいしさを再確認できる素敵なピクニックになりました!

ステンシルやシルクスクリーン、刺繍やアイロンプリント転写など絵柄をつける方法は消しゴムはんこ以外にも色々あるかと思います。

ですが、今回消しゴムはんこにしたことで、ピクニックをしている最中でもはんこを押すだけでその場にあるアイテムを簡単にアレンジすることができました。

一度作ると繰り返し使用できるので、ロゴや名前のはんこを作って色んなところに押すのも楽しそう!

ピクニックに限らず、毎日の食卓や職場・学校でオリジナルのランチョンマットを使ってご飯をいただくのもオススメです。

簡単な道具と素材で挑戦できるので、ぜひみなさんも作ってみてください!

 

【制作にかかった費用】

はんこ用の消しゴム:×2 ※セリア

布用スタンプインク(ツキネコ バーサクラフトそらまめ4色)

はぎれ布: ※ダイソー

トレーシングペーパー: ※セリア

デザインナイフ・ミシン糸:家にあったもの

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