
栄|二郎系インスパイアがおくるオリジナリティ溢れる冷やし中華がすごすぎる!
春は筍、夏はそうめん、秋はサンマ、冬は鍋…とその季節にあった定番の料理ってありますよね。
花が彩る春には見た目鮮やかな幸を、食欲の秋には季節を越えた実りの幸を、そして寒い冬にはホカホカ身も心も温まる温かグルメを。
そしてじりじりと肌をも焼く夏には、冷たくのど越しの良い麺類が食べたくなります。
今回はそんな季節の垣根を越えても食べたくなるような名物料理があるラーメン店をご紹介していきます!
目次
個性派揃いのメニューに悩まされるラーメン店「立川マシマシ栄住吉店」
立地の良さがすごい!
お店があるのは中区栄。
すごく当たり前のこと言いますが、栄って本当にいろいろなお店がありますよね。ナゴレコでは当然飲食店を取り上げることが圧倒的に多いんですが、新たな大規模商業施設ができることもあれば、路地裏、ビル中に雑貨店、美容室ができることもあります。
インターネットで調べればニューオープンのお店はすぐに分かるけど、栄って歩いてその変化を感じたくなります。当然そんな栄にある飲食店の数は数知れず。すごいお金持ちになったら、酒の飲食店を全制覇したいな。
今回紹介していくお店は百貨店が連ねる大津通を伏見方面へ目指した住吉エリアにあります。
二郎系がすごい!
黄色のインパクトある看板が目に入るのが今回ご紹介していく「立川マシマシ 栄住吉店」さん。
ラーメンが好きな人はまず知っているだろう立川マシマシ。そして立川マシマシと言えば二郎系インスパイア。
その名の通り東京都立川市に本店を構え、関東を中心に11店舗、ここ名古屋には名駅、そしてこちらの栄住吉店があります。
ラーメン好きな方は分かると思いますが、この黄色の看板は「ラーメン二郎」のそれを連想させます。私は二郎系は割と食べるほうではあるんですが、二郎系ラーメンを提供するラーメン店って看板やのれんなどインパクト強めなんですよね。それを見ると「っしゃ、喰ってやるぞ!」って気持ちになります!
店内に入ると左手にすぐ券売機があり、その食券を持って席まで移動しましょう。店内はカウンター席のみでパーティションで仕切られており、安心して食事を楽しむことができます。
余談ですが、このパーティションがあると安心して食事ができる反面、同行者と味の共有ができないのがたまに傷。何も気にせずに料理の感想を言い合える世の中が早く戻ってきてほしいと切に願うばかりです。
個性的なメニューがすごい!
店内の券売機でこちらのメニューを説明する前に、1つお伝えしておきます。こちらの「立川マシマシ」さんはラーメン店の中ではメニューの数が多く、そしてそのメニューはどれも非常に個性的。ここに私は「立川マシマシは1品にしてならず」という名言を残させていただきます。
その意味はこのメニューを見ていただければお分かりいただけると思うんですが、定番のラーメン、つけ麺、汁なしのほかにもユニークなネーミングのものがいくつもあります。そしてこれらが非常に魅力的なものばかり、今回はその1杯にフォーカスしてお伝えできればと思っています!
私が迷いなく注文したのは、冷やし中華!いや、違います…そう、すごい冷やし中華なのです!!!
まずこのすごい冷やし中華はほかのメニュー以上に少し時間がかかります。それにしても“すごい”って安直過ぎるだろうというツッコミが聞こえる気もしますが、見た目、その味まで“すごい”んです。すごいという言葉のその意味を頑張ってレコメンドします!
常識を逸する?!すごい冷やし中華がすごすぎる!
□すごい冷やし中華
世の中よ、これがすごい冷やし中華だ!
皆さんが知っている冷やし中華のイメージを覆すような冷やし中華となっています。
冷やし中華の具材の定番といえば、ハム、錦糸卵、きゅうり、トマト、カラシで味変して楽しむことなどではないでしょうか?この地域の食の特徴で言えば「スガキヤ」さんの影響もあり、冷やし中華にマヨネーズをかけて味変するのも1つの楽しみですよね!
悪魔的旨さ!すごい冷やし中華「4種の神器」がすごい!
このすごい冷やし中華の具材は4つ!甘辛く炒められた豚肉、きゅうり、タルタルソース、そして最後にガリ!これが3種の神器ならぬ4種の神器とも言える存在感を放ちます!
そしてこれを支えるのが冷やし中華の甘酸っぱいタレ、そして麺!この麺もすごいんです!
まずこのすごい冷やし中華は麺の量が300グラムから500グラムまで無料で注文時に変更することができます。もちろん300グラム以下の注文も可能ですので、安心して申し出ましょう。今回私は400goお願いしました。この冷やし中華の食べ方として、まぜそばのようにひと思いに混ぜて食べることをおススメしておきます!
そしてすべては“すごい”の名の元に。このすごい冷やし中華はすべてが個性派!特徴をそれぞれフォーカスしていきます!
まずは麺からいただいていきます!何を隠そうこちらは立川マシマシ、そう二郎系インスパイア!二郎系と言えばゴリゴリの極太麺が特徴の1つですよね!もぞもぞと縮れた極太の麺!これは空腹状態の主人公が久しぶりの食事をがっつくように思いっきりすすってほしいです!
ゴリゴリの麺に絡むのは酸味とほのかな香りを感じる冷やし中華のタレ、そしてこのタルタルソース!私たち名古屋人には馴染みのある冷やし中華にマヨネーズという組み合わせ。これがこのすごい冷やし中華ではタルタルソースへとバックアップすることで、酸味と玉ねぎの食感が加わり、食のブーストを加速させます!
私はこのすごい冷やし中華のリピーターであるんですが、この時点で非常に反則的で、それが合法された味がします。例えるなら手を使っても大丈夫なサッカーみたいな感じでしょうか。ズルい、この味はズルいです!
そしてこの冷やし中華をさらに上のものへと化すのが、インパクト抜群のこの豚肉!食の世界での1つの神話である「茶色い飯は旨い飯」を示すような見事な色合い、そしてみんなが大好きそうな甘辛い香りを漂わせています。
この豚肉単体で食べると想像通りの甘辛いみんな大好きなお肉の味。わんぱく男子は特に胃袋をつかまれること間違いなしです!嗚呼、白米が食べたい…。
そしてこの豚肉をタルタルソース、タレの絡んだ麺と食べると…もう…なんだこれ…?!
酸味のあるタルタルソースとタレ、そこに豚肉の甘辛い味つけ合わさることで、食の掛け算の最適解が導き出されます!それは病みつきになるような味わい!
この上で私は麺と豚肉を食べても思う、嗚呼、白米が食べたい…(2回目)。400グラムの麺を食べてそんなこと言うかと思われるかもしれませんが、それをさせるすごい味がします!
さて、この冷やし中華の4種の神器の最後のパーツが出揃います。もちろん唯一の冷やし中華の定番であるきゅうりの存在は言わずもがな。シャキシャキ食感とみずみずしさがいい仕事してますし、全体的の濃口の味付けなので、きゅうりで箸休め。
それと同じような役割を果たすのが、ガリ!このガリがすごいいい仕事してます!この冷やし中華はそれぞれが個性的で全体に濃口の味付けなんですが、これをきゅうりとともにガリがいっそう見事に中和する役割を果たしているんです!
ガリのスッと抜けるような、スッキリとしたタルタルソースとはまた違う酸味。その食感が見事!このガリが全体を整えることで、次へ、また次へと箸が伸びていきます!なんだろう…どう表現したらいいんだろうと思うんですが、一言、言いたい、すごい!
すごい冷やし中華の中毒性がすごい!
ここまで私なりに工夫して味を表現してきましたが、伝えたいのはこのすごい冷やし中華の驚きの中毒性!このすごい冷やし中華を頼んだが最後、券売機を前にすると気付いたらすごい冷やし中華を頼んでいる自分がいます。冷やし中華は夏の風物詩?いや、年中食べたい!
最後にあえてこの冷やし中華に敬意を込めて。ここまで工夫してこの味を表現してきましたが、全ての文章力、語彙力、ライターの仕事を放棄して伝えます!
立川マシマシのすごい冷やし中華、すごい!絶対に食べて!
INFORMATION
店名:
立川マシマシ 栄住吉店
住所:
愛知県名古屋市中区栄3-10-18
電話番号:
052-251-4180
営業時間:
通常[月~日]
11:00~15:00(L.O.14:30)
16:00 - 27:00(L.O.26:30)
定休日:
不定休
一人当たりの予算:
〜¥1,000
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