JR、名鉄、地下鉄東山線と3つの路線が交わる名古屋の交通大動脈のひとつ「金山総合駅」。駅周辺にはショッピングモールをはじめ、数えきれないほどの飲食店が軒を連ねる金山は、ありとあらゆるものが揃うとても便利なエリア。
しかし駅から少し離れたところにも美味しいお店がたくさんあることをご存じですか?
今回はお酒を飲んだ後にも通える美味しいラーメンが食べられるお店をご紹介します。
目次
鴨と大山鶏の凝縮スープのうまみにレンゲが止まらない!「麺屋 律」
2024年5月オープン!新進気鋭のラーメン店
今回訪問したのは、金山総合駅から南へ徒歩3分ほどにところにお店を構える「麺屋 律」さん。
ロイヤルブルーにいぶしがかったゴールドのフォントがとてもかっこいい看板。
このお店をプロデュースするのは金山にお店を構える「BARあんていく」さん。以前はもつ料理専門店「もつ兵衛 金山店」があった跡地に、2024年5月、装い新たにオープンしました。
昼の部は11:00〜14:30と、ほかのラーメン店に比べると少し長めの営業。気になるのは夜の部。なんと深夜3時まで営業、週末ともなると4時までと、金山周辺でお酒を呑んだ〆のラーメンとしても楽しめる神対応的営業時間。
建物の入り口は2つあるのですが、右側は別のお店の入り口となっているためお間違えないように。
店内写真はお客さんがいたため撮れませんでしたが、ポップな印象と豊富な席数でした。
どれにしようかつい悩んでしまう、魅惑のメニューたち
注文は最近流行りのタッチパネルがついた精算機型のもので注文。写真付きなので間違えにくく、そして食欲をそそるうえ、結果めちゃくちゃ悩んでしまいます…。
麺、スープ、トッピングにまでこだわっているこんなものを見つけてしまったら、なお悩みますよね。
塩らぁ麺も昆布水つけ麺も濃厚つけ麺も、はぁ…。気になりすぎる…。しかし、初見ならばやはりこれ!と意を決して注文したのがこちら。
トッピング1つひとつにこだわった輝く1杯
気さくな店員さんに食券を託し、待つこと約5分。やってまいりました!
●特製醤油らぁ麺 1,200円(税込)
透き通るスープの上に飾られているのは、半熟玉子、レアチャーシュー、穂先メンマ。それらを沈まないように支えている鶏胸チャーシューと、見た目も美しくボリューム満点な1杯。
大ぶりの豚肩ロースのレアチャーシューは高級豚しゃぶのような、見た目通りのしっとりとした食感。スープの温かさで火が通らないよう、1枚目は早めに救出して一口。脂身のじわーっと滲み出るような甘みと、赤み部分のほんのり酸味のある味わいは、思わず目を閉じて味わってしまうほどの美味しさ。
2枚目はスープにじっくりと浸すことで食感の違いと、チャーシューの旨みが溶け込んだスープが楽しめます。
穂先メンマは「特大」という言葉がぴったりなほどの長さが嬉しいポイント。
コリコリとした食感がとても楽しく、ラーメンのいいアクセントになっています。
そのほかの具材が沈まないように支えていた鶏むね肉のチャーシューはスープの温度で火が通ってもしっとりとしていて、香草の香りが漂っていました。
味玉はもちろん半熟!ねっとりとした黄身と、プリンっと始める白身の食感は絶妙な火加減だからこそできる職人技ですね。
スープは奥深く、麺の食感は楽しい!
それではラーメンのメインとなるスープと麺についてご紹介。
光にあたって乱反射し、キラキラする鶏油(チーユ)が浮いたスープは美しいだけでなく、鴨と鳥取県の銘柄鶏である大山どりでとった出汁は甘みとコクが深く、口の中が鶏の風味で満たされていきます。
全粒粉を使用したストレート細麺。昭和28年創業の東京に本社を置く菅野製麺所特製の麺は、低加水で、噛めばパツっと歯切れがよく、小麦のふくよかな香りで口の中が満たされます。もちろん喉越しも抜群。「食べる」という行為を楽しくしてくれる食感です。
トッピングも麺の量も多く、成人男性の僕でもお腹いっぱいになるほど。ですがなぜだろう…。もう1杯食べたくなってしまうほど、体が求めてしまう味わいにリピート確定です。
ラーメン激戦区「金山」に新たな風が吹く
個人店やチェーン店も含め、金山駅周辺にはたくさんのラーメン店がある中、ひときわスープのうまみが印象的な「麺屋 律」さん。その奥深いスープは、仕事の昼休憩でランチ、宴会などでお酒を飲んだ〆などにもピッタリ。
新進気鋭のラーメン店。ぜひチェックしてください。
INFORMATION
店名:
麺屋 律
住所:
愛知県名古屋市熱田区金山町1-15-3 1F
電話番号:
070-9000-0718
営業時間:
11:00 - 15:00
L.O. 料理14:30
18:00 - 03:00
L.O. 料理02:30
金・土・祝前日
11:00 - 15:00
L.O. 料理14:30
18:00 - 04:00
L.O. 料理03:30
定休日:
日曜日
一人当たりの予算:
¥1,000〜¥3,000
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