伏見|歴史を受け継ぎ未来へとつなぐ!“まちの拠点”となる喫茶店でひと息を
焼け野原から繊維問屋街へ。幾度も再生してきた錦2丁目に“まちの拠点”となる喫茶店がグランドオープン!
長期にわたる地区計画が、いよいよ形になって登場。たまたまとわざわざが交わって、人とまちが繋がっていきます。あなたにとってなにかのきっかけづくりができるかもしれません。
どなたでも大歓迎。都会の喧騒から離れて、ひと息つきませんか。
目次
再生を繰り返す錦2丁目に誕生した、まちの喫茶店「喫茶七番」
現代版“会所”、ここにあり!
今回ご紹介するのは、伏見・錦2丁目にオープンした「喫茶七番」さん。地下鉄東山線、鶴舞線・伏見駅から徒歩5分の場所にあります。
「喫茶七番」さんの7にはどんな意味があるかご存知ですか。ラッキーセブンだから。いや、嘘です。同店が錦2丁目7番街区にあることに由来しています。
江戸時代の城下町には“会所”と呼ばれる人が集う場所がありました。錦2丁目の街区にあったことから、その歴史や考えを再現したそう。
普段はテラス席ですが、イベント開催時にはパラソルを出したり、そのときどきによって変容します。キッチンカーも入る広々とした空間です。
Wi-Fi、コンセント完備。テーブルにある鉄の棒にもコンセントが!モバイルバッテリーの貸し出しもあります。
作業をしたい人には完璧な環境。勉強も仕事もはかどりますね。
仕切りがなく、中と外が繋がっていて開放感あふれる空間。店内にいても外にいるかのよう。どの席でも気持ちよく過ごすことができます。
お手洗いにはおむつ替え交換台があって、広々としたスペースが確保されています。同店の気遣いが至るところで感じられますね。
アート作品を再構築!歴史を継承して未来へとつなぐ
店内の中央にある円形カウンター。ここで注文をします。天板にご注目を。
「アートラボあいち」で飾られていたフレスコ画を裁断して再構築。大事に保管していたものというだけあって、想いがぎゅっと詰まっています。
お子様ランチを大人も食べる時代が到来!?
●大人のお子様ランチ 1,500円(税込)
ハンバーグ、ポテトサラダ、エビフライ、ケチャップご飯、ナポリタン。お皿の端から端まで盛られた豪華な1品。
特にエビフライのサクサク食感がたまらない!
一般的に“お子様ランチ”と名がつくものの、大人も食べたくなるときだってあります。ひとくち味わうたびに幼少期を思い出すことでしょう。
これは外せない!名古屋名物・小倉トースト
●小倉トースト 600円(税込)
「永楽堂」さんの食パンと「舘林製餡」さんのあんこでつくられた小倉トースト。ボリューム満点!
こちらのメニューは、認定あんこ女子アンバサダー&老舗業務用パン卸会社の営業をしていたスタッフの方がレシピ開発し、つくられたものなのだそう。
適した小倉はどれなのか、粒度はどれがいいのか。研究を重ねた一品。
和と洋の絶妙なバランスをお試しあれ。
プリンアラモードの美しさに惚れ惚れ
●プリンアラモード 1,000円(税込)
御膳にある高台をイメージしてつくった器に、プリンやアイス、たくさんのフルーツがぎゅっと盛られています。
色合いといい盛り付けといい、すべてにおいて美しい…。
スプーンですくうとわかる、むっちりとした固めプリン。長方形のフォルムにレトロさを感じます。
サイズに応じて異なる、こだわりあふれるマグカップ
●抹茶ラテ HOT/Mサイズ 600円(税込)
●カフェラテ HOT/Sサイズ 480円(税込)
Sサイズのドリンクは、すべて「光洋陶器」さんがつくっているメーカー品に。
アメリカ人向けにつくられているため、カップが分厚め。
厚さの違いでいつものカフェラテがそうではなくなるかも!?新鮮な1杯をぜひお楽しみください。
Mサイズのドリンクは、すべて作家・宮木英至さんのドリッピーマグに。
焼成したあとに手作業で釉薬をつけるので、1つひとつ垂れ方が異なります。垂れ方ひとつとっても愛くるしい…。
ひとくち目からびっくりするほど抹茶の風味を感じることができて美味しいです。
地球にやさしいテイクアウトカップ
すべてに「七番」と大きくかいてあるテイクアウトカップ。
蓋はバガスカップを使用。サトウキビの廃材からつくったものなので、地球に優しいです。
2Fには貸しスペースも!
2Fには貸しスペースが!その名を「スペース七番」といいます。
ラウンジ空間を兼ねた場所。会議や集まり、料理教室にぴったり。
同店から生まれるコミュニティやカルチャーにワクワクが止まりません!
「喫茶七番」さん並びに「スペース七番」さんを要チェックです。
INFORMATION
店名:
喫茶七番
住所:
愛知県名古屋市中区錦2丁目7−7 オリマチ錦 1-A
営業時間:
[平日]7:30~21:00(L.O.20:30)
[土日祝]8:00~17:00(L.O.16:30)
定休日:
年末年始
一人当たりの予算:
¥1,000〜¥2,000
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