いやぁどうも、しのまろです!
名古屋グルメといえば色々あるわけですが、やっぱり「味噌文化」に代表されるようなグルメは名古屋感が一際強く感じられると思います。
今回は、名古屋・味噌文化を楽しませてくれる歴史ある名店をレコメンド!
「どて焼き」といえば名古屋では筆頭に上がる歴史ある名店「島正(しましょう)」
伏見の街中、入江町通と桑名町通のクロスする交差点に店を構えているのが「島正」。
創業は昭和24年(1949年)、はじめは屋台「きむらや」としてスタートしたお店とのことです。
店名の島正とは新国劇の俳優・島田正吾が足繁く通っていたことから、後に「きむらや」から「島正」へと店名が変わっていったのだという。
「どて焼き」とは味噌おでんのこと、八丁味噌で手間隙かけてじっくり煮込んだ絶品どて焼きが島正の売りなんです。
1階席はカウンター席のみ20席ほど、こじんまりとしたスペースにびっしりとその味を求めてやってきたお客さん達で常にワイワイ賑やかな雰囲気です。
どて焼きの鍋の中はこんな感じ♪
濃厚な八丁味噌の感じ、充分に伝わるのではないでしょうか(笑)?
大根の色が最高!見ているだけでワクワクします!
飲み物は日本酒、ビール、焼酎、ワインなど色々と飲んで楽しめます♪
まずは、瓶ビールで乾杯!
お酒のお伴にじゃこと大根おろしが添えられてきます。
これがいい酒のアテになるんですよね(笑)
御通しに名物の「どて煮」を小鉢に盛ってくれます。
八丁味噌の濃厚な甘みと旨味が、ほろほろの牛すじに染み込んで最高に美味しい♪
こちらが夜のメニュー表。
やっぱり名物「どて焼き」を食べずして島正を去れませんよ〜。
というわけで「どて焼き 盛り合わせ」(¥1,200)と「味噌串カツ」(1本¥150)をまずはオーダー!
焼鳥など焼物メニューもやってます。
惣菜メニューもお酒が進みそうな一品が揃っています。
どて焼き盛り合わせの中でまずは3品(豆腐・こんにゃく・里芋)と味噌串カツがやってきます。
味噌串カツは揚げたての串カツをさっと味噌おでんの鍋にくぐらせているので、サクッと感のありながらも柔らかくてあっという間に1本完食(笑)
甘くて旨味のある味噌がカツに抜群に合う♪
八丁味噌で煮込まれて黒く色づいたこんにゃく、しっかり染みていて美味しい〜、ぷりぷりの食感もいいですね〜♪
里芋は中がホクホク、めちゃめちゃ柔らかく、よ〜く煮込まれていることが分かります。
豆腐も柔らかくて味噌との相性抜群♪
おでんといえば、玉子と大根!
玉子は白身の部分が茶色くなるくらいじっくり煮込まれています。
割と固めにしっかり煮込まれているので食べ応えがありますね。
島正の大根は約10日間程かけて仕込まれており、時間をかけて煮込まれて染みた味噌の旨味、大根の甘み、最高です♪
この通り、大根の芯までしっかり味噌が染みています。
箸で切ると汁がぴゅ〜と出るくらい、手間と時間をかけて仕込まれている逸品であることが分かります。
そろそろ〆に、「どてオムライス」(¥800)!
厚みのある卵焼きがどて飯の上に鎮座しています。
この卵焼き、フワフワで美味しい♪
卵焼きの上にかかっているのはデミグラスソースのような色合いですが、これは味噌です。
徹底して味噌で勝負するこだわり、姿勢が伝わってくる〆の一品でありました!
味噌おでんの鍋奉行は2代目店主、おでんを煮込む姿がとても絵になる方、なんだかカッコいいなぁ♪
観光客から一人でふらり客まで、色々な人が集い仲良くなれるアットホームな雰囲気も抜群なお店!
有名店なので観光客もたくさん訪れるお店です。
もちろん地元名古屋の人にも愛されているお店ですし、周りはビジネス街ということもあって仕事帰りのサラリーマンが一杯なんていう使い方もされています。
カウンター席にびっしりと座るというシステムもあってか、自然と隣同士のお客さんが友達かのように会話が出来てしまう雰囲気もあるお店♪
名古屋の食文化「味噌」を堪能するならここ、島正です!
INFORMATION
- 店名:
- 島正
- 住所:
- 愛知県名古屋市中区栄2-1-19
- 電話番号:
- 052-231-5977
- 営業時間:
- 17:00~22:00
- 定休日:
- 土曜・日曜・祝日
- Web:
- http://shimasho.biz/
- 一人当たりの予算:
- ¥1000〜¥3000
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