矢場町|名古屋の三軒茶屋ってどんなとこ?美味しいお酒と遊び心あるアテの数々…心まで酔いしれる、古民家風呑み屋

矢場町|名古屋の三軒茶屋ってどんなとこ?美味しいお酒と遊び心あるアテの数々…心まで酔いしれる、古民家風呑み屋

東京 世田谷区・三軒茶屋。
通称「サンチャ」として親しまれるこの街は、下町のレトロな雰囲気を残すおしゃれなスポットとして若者にも人気です。

隠れ家チックで美味しいお店も多く、グルメにも注目すべき街なんだそう。

そんな東京のおしゃれな街・三軒茶屋が名古屋にやってきた...!?

ということで、今回は名古屋の「サンチャ」をご紹介いたします。さっそくいってみましょう!

お酒好きには堪らない!?知る人ぞ知るビル奥の隠れ酒場「三軒茶屋(サンチャ)」

今回ご紹介するお店があるのは中区・栄。

最寄駅は地下鉄・東山線・栄駅または名城線・矢場町駅。どちらの駅からも徒歩10分程度でお店に着けます。

お店はナディアパークからほど近く、七間町通沿いにあるのですが…かなり見つけづらいので通り過ぎないように気をつけてくださいね。

この看板が目印。これは知らなかったら通り過ぎちゃう!

この先をずーっと奥に進んでいくと、びっくりするほどおしゃれなエントランスがあります。

さっそくお店へ入りましょう♩

 

古民家の雰囲気をいい感じに残した、モダンでおしゃれな店内

「おっしゃれー!!」と思わず口に出てしまうような、和モダンな雰囲気が素敵な店内。エントランスもおしゃれでしたが、中もすっごくおしゃれ!
築100年以上の古民家を改装したということで、梁や柱などがいい味を出しています。

店内は1階と中2階に分かれており、1階部分にはテーブル席・カウンター席に加えて立ち飲みスタンド席もあります。

中2階の席は靴を脱いで上がる座敷席。天井が低いので、頭をぶつけないように頭上注意!(笑)

伺ったのは土曜日の夜、早めの17時ごろでしたが予約で満席!人気店なので予約をしてからいくのがイイかと!

お客さんは呑み屋のわりには比較的若めの年齢層が目立ちます。店員さんも若い方が多く、活気のある空間です。

今回はカウンター席に通していただきました。すぐ目の前が調理場になっているので、お料理を作っている様子が間近で見られるという特権があります。ライブキッチンのような感じでいいですよね♩

 

ナチュールワインも豊富&お手頃価格が嬉しい♩

まずはお酒のメニューをご紹介。

店員さんいわく、クラフトビールとナチュールワインを楽しめるというのがお店のウリだそうです。

最近はナチュールワインも気軽に楽しめるお店が増えつつあって、個人的にはとっても嬉しい!

ナチュールワインとは、化学肥料などを使わず無農薬にこだわって作られたワインを指します。ぶどう本来の味を生かしたワインで、個性的なものが多いのもその特徴。

この日は本日のナチュールワインとして白・赤・オレンジ・ロゼの4種類、計6銘柄のラインナップ。

今回はそのうち2銘柄のナチュールワインをいただきました!

 

●本日のナチュールワイン オレンジ (Vino Mart ville 2018 Tsolirour/ジョージア)

まだ馴染みの少ないオレンジワインもありました。酸味・旨味もバランスがイイ…。しっかり味わいたい1杯です。

 

●本日のナチュールワイン ロゼ (おやすみなさい/山梨)

巨峰を使った国産のワイン。ふわっと香るぶどうの香りも上品な1杯でした。ラベルのデザインも可愛くてキュン。

これらのナチュールワイン、驚くのはそのお値段。

ワインの銘柄にもよりますが、ナチュールワインは一般的なハウスワイン等よりも値が張ることが多く、1杯1,000円以上することも珍しくないというイメージ。にもかかわらず、今回いただいたワインは全て1杯1,000円以下!リーズナブルなので、気軽に飲めるのがありがたい!

もうひとつのウリである、クラフトビールもいただきました。

 

●クラフトビール フォルテ・ジャリロー (Y.MARKET BREWING)

バナナ・メロン・シトラスのような風味がフルーティーで飲みやすいビール。名古屋のクラフトビール醸造所であるY.MARKET BREWINGのものです。ワイングラスでビールを飲むっていうのもおしゃれでイイ♩

ついでにほかのお酒もご紹介します。

 

●幸せのレモンサワー

定番であるレモンサワーは2種類ありました。店名ロゴ入りのグラスがイマっぽい!ちょっと甘めでレモネードのようなお酒。これを飲めば”幸せ”気分♩

 

ここでしか食べられない!気になる創作料理の数々

続いてフードメニュー!

お酒を飲むのに美味しいアテは欠かせませんよね。ネーミングにも惹かれるものもいろいろ…

このほかのオススメメニューは黒板に。

おばんざいを中心とした創作料理たち…お酒に合わせていろんなアテを選べちゃいます!

 

●お通し:落花生

頼んだメニューの前に、お通しが。この日は落花生でしたが、以前はみかんが出てきたこともありました。

●よだれ白子

ぷるんとした白子がたっぷり!濃厚でクリーミーな白子…たまらない美味しさ。かかってるタレも病みつきになる感じのやつ~!

 

●夕張メロンとチーズの生ハム包み

しょっぱい×甘いは最高すぎるの組み合わせなんだって…わかってるな?これは禁断の美味しさ!

 

●ガリシソ〆鯖

ただのシメサバではなく、ガリと大葉がたっぷり山盛り♩そのひと工夫でお酒に合う度がグンっとアップ!専用のハケで醤油をぬっていただきます。

 

●足長ダコのおどり食い

目の前で生きたままさばかれていったタコさん。ひと口サイズにカットされたというのに、まだピクピクっと動くんです。ポン酢をかけて…命をいただきます!

上にのっているホワホワしたものは、タコの卵なんだそう!

 

呑み屋の定番メニューも”サンチャ風”♩

●サンチャのポテフラ

ポテフラ=ポテトフライといえば呑み屋の定番!ファーストフード店のような所謂ポテトフライを想像していたら…。

知っているものとは一味違った、太くておっきいポテトフライ。いも感も強くて、ホクホク!そのまま食べても美味しいのですが、添えられたマヨネーズつけて食べたら…まあギルティな味よ。

 

●ホースラデッシュとコーンビーフのポテサラ

こちらも定番メニューであるポテサラ。

ホースラデッシュというとあまり聞きなれないかもしれませんが、日本ではセイヨウワサビやワサビダイコンと呼ばれることが多い食材です。

ピリッとしたホースラディッシュと旨味の凝縮されたコーンビーフがポテサラとうまくマッチ!さらにはジュレで味付けもされていて、ここでしか食べられないポテサラでした。

 

●春キャベツの塩もつ煮

モツ煮はあっさりとした塩ベース。なかでも春キャベツの甘みが際立ち、よく煮込まれていてトロットロ。名古屋では煮込みというと味噌ベースのものによくお目にかかる気がしますが、たまには塩の煮込みもいいですね♩

 

個人的!オススメの料理3選

ここからは種類豊富なメニューの中でも、筆者ゲキ推しのものをご紹介。

 

●酒のあて5種盛り

お酒のアテに迷ったら、これを頼めば間違いなし!おばんざいが5種類盛り合わせになっていて、これだけでお酒飲めちゃいます。

この日の盛り合わせは…。
・合鴨と葱の焼漬け
・牡蠣と春菊の胡麻和え
・トマトの土佐酢煮
・里芋のカキピー揚げ
・パイナップルとクルミの白和え
の5種類。

食材も面白い組み合わせで、食べていてワクワクするようなおばんざいばかりでした!

 

●とろ肝のお造り

つやっつやの肝!キラキラしていてとっても美味しそう!

臭みなどもなく、とろんとした食感が病みつきになります。新鮮だからこそできるお造り…食べてみる価値大です!

なまもののため「※体調がすぐれない方はご遠慮ください。」との注意書きがありましたが、筆者は全然大丈夫でした。店員さんからも、30分以内に食べてくださいと言われます。

 

●鰆の炙り刺し

あともう1品くらい食べたいなあと思い、何気なく注文したのですが、これが大当たり!

皮を軽く炙った鰆は香ばしい感じもあって◎1切れ1切れが分厚いのも好ポイント!食べ応えも抜群です。

こちらもハケで醤油をぬっていただきます。お好みですだちや薬味と食べても…これまた美味しい!

 

美味しいお酒×美味しい料理=最高な夜

最後はデザートで〆。

 

●苺のモンブラン

モンブランといえば栗を想像しがちですが、今回は苺!ちょっと変わった個性的なモンブランですね。
パイ生地のサクサク感もGOOD◎

おしゃれ居酒屋なのに、どのお料理もハイクオリティで大満足!個人的には、可愛い和皿もキュンポイントでした。

店員さんも元気良く、接客も丁寧でよかったです。帰りは昔よく食べた10円のフーセンガムをお土産に、お見送りもしていただき、最後まで気分良く過ごすことができました。

みなさんも名古屋の「サンチャ」を楽しみに行ってみてはいかがでしょうか?

INFORMATION

店名:

三軒茶屋 (サンチャ)

住所:

愛知県名古屋市中区栄3-11-15 LRDビル 1F

電話番号:

052-211-9750

営業時間:

17:00~25:00 (LO.24:30)

定休日:

不定休

一人当たりの予算:

¥3,000〜¥6,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
shibuki

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大人編集部 部長

大人編集部 部長賞 2021

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殿堂入り 2023

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「殿堂入り」は2023年までに通算100記事という、前人未到の偉業を成し遂げたライターに贈られる、最高の栄誉です。

初代・学生編集部編集長。"食べるコト"が生きがい!病院勤務の放射線技師です。休日は美味しいものを求めて、モーニングしたり、ランチしたり、飲みに行ったり…。カフェから飲み屋まで、幅広くレコメンドします❤︎