稲永|まるで天然のスイートポテト!農家直送のサツマイモを壺焼き&芋ブリュレで味わえる焼き芋専門店

稲永|まるで天然のスイートポテト!農家直送のサツマイモを壺焼き&芋ブリュレで味わえる焼き芋専門店

みなさんは、とあるきっかけで“苦手な食べ物”が”好物”になったことはありますか?

グルメライターとして活動しながらも、実は偏食に悩んでいた私。
これまでにいくつか克服できたものはあるものの、秋が来ると増えてくる「いも」「くり」「かぼちゃ」はいまだに苦手意識のある食材でした。

そんなとき、友人から勧められたことがきっかけで足を運んでみたのは「焼き芋専門店」。
苦手意識のあったサツマイモに対しての意識が変わるきっかけとなったお店との出会いについて、今回ご紹介しようと思います。

焼き芋の美味しさを知るきっかけに!とろける甘さの焼き芋を販売する専門店「つぼやきいも imocchi」

こんなところに焼き芋の専門店!?おでかけの沿線上で見つけた気になるお店

この日はあおなみ線沿線で気になるカフェやスイーツショップをめぐっていたのですが、そのときに見つけた気になるお店が「つぼやきいも imocchi」さん。

稲永駅から8分ほど歩いた市道沿いに建つ、サツマイモを使ったスイーツや焼き芋を販売する専門店です。

元々は店主の実家だった場所を改装し、旦那さんの親戚が生産するサツマイモを使った焼き芋を販売するお店として昨年オープン。

これまでサツマイモはあまり得意ではなかったのですが、このお店へ足を運んだのは、Googleの店舗情報で見かけたあるスイーツがきっかけでした。

小さい頃に自宅で焼いた焼き芋は、食感がパサパサしていて美味しいと思えず、これまでずっと苦手意識が…。

しかし、お芋好きの友人から「最近の焼き芋は柔らかくて美味しいよ」と強く推されていたことと、メニューの中にあった「いもっちブリュレ」に興味を惹かれ、今回の訪問へ。

サツマイモを使った商品のほか、アイスクリームやクリームソーダなども販売しているようです。

 

お店の一角には大きな壺がずらり!カフェのような明るくて可愛い店内へ

店内はさほど広くはなく、イートインスペース兼待機スペースとして2人掛けのベンチが置かれていました。

白とピンクのアクセントウォールが店内の雰囲気を明るくし、ぱっと見焼き芋店とは思えないような可愛らしい雰囲気を醸し出しています。

来店したお客さんからも目立つホールの一角には、キャスター付きの台座に乗った大きな壺が!

壺の中には炭が入っていてとても熱くなっているので、誤って触れないように注意書きのポップが置かれています。

他のお客さんがいないタイミングで壺の中を見せてもらうと、真っ赤になった炭の上にたくさんのサツマイモが結わえ付けられていました。

壺焼き芋に使うサツマイモの品種は仕入れによって異なるため、その日販売されているお芋の種類は店頭かInstagramで確認しましょう。

保温ショーケースには、焼きたてのお芋がずらりと陳列。

サツマイモ好きの人にはたまらない絵面が目の前にあるのに、やはりこのままの状態ではまだハードルが高い!

というわけで、焼き芋ビギナーの私は、まずはスイーツとして焼き芋を食べてみることにしました。

 

名物「いもっちブリュレ」とアイスクリームの温冷マリアージュを楽しむ

改めてメニューを見てみると、初見で気になっていた「いもっちブリュレ」とアイスクリームがコラボした珍しいスイーツがあるじゃないですか♪

ひと口サイズの焼き芋なら入門にぴったり!と思い、今回はこちらをオーダーすることにしました。

アイスクリームは6種類あり、フレーバーは入荷状況によって変わります。

同じ時間帯に居合わせたお客さんはサツマイモアイスにブリュレを乗せた“芋×芋”の組み合わせを楽しんでいましたが、今回は自分の趣向に従ってキャラメルアイスをチョイスしました♪

 

●アイスとお芋ブリュレ 480円(税込)

「アイスとお芋ブリュレ」は、ディッシャーですくったアイスクリームにあつあつのお芋ブリュレを乗せた珍しいスイーツ。

焼きたてのお芋ブリュレの熱ですぐにアイスクリームが溶けてしまうので、写真を撮るのも一苦労。(笑)

お芋が滑り落ちてくるので、落とさないよう気を付けてくださいね!

こんがりと焼き色のついたブリュレはとても香ばしく、ねっとりとした焼き芋とよく合います。

長らく避けていた焼き芋のイメージを一瞬で覆してしまううほど、お芋本来の自然な甘さとねっとりとした食感が美味しくくせになりそうでした。

今回選んだキャラメルアイスとお芋の相性もばっちりで、まるで天然のスイートポテトを食べているよう。

苦手としていたパサパサとした食感を一切感じることがなかったので、最後まで美味しくいただくことができました。

いや、むしろお芋が美味しすぎて、食べ終えたときには「もっと食べたい」と思ってしまったほど!

 

噂の和スイーツを発見!愛知県の郷土料理「鬼まんじゅう」も販売

店頭では「鬼まんじゅう」も販売していました。

名古屋の和菓子店や郷土料理店でよく見かけるな…と思っていたら、鬼まんじゅうは愛知県発祥なんですね!

以前名古屋に住む友人から「鬼まんじゅう、知らないの?」と驚かれたことがあるのですが、私が普段暮らす北海道ではあまり馴染みがないものなので、頻繁に名古屋を訪れるようになるまではその存在すら知らなかったんです。

 

サツマイモ嫌いの価値観を変えた甘くてねっとりとしたお芋スイーツを食べてみて

大人になると、味覚や食感の好みが変わるといいますが、これまでずっと避けてきたサツマイモをこんなにも美味しいと思える日が来るとは驚きです。

「紅はるか」や「シルクスイート」などねっとり食感で優しい甘さのサツマイモはとても食べやすく、スイーツ好きな私にとって、おやつ感覚で食べやすい品種であることがよくわかりました。

ぜひみなさんも食べに行ってみてくださいね♪

INFORMATION

店名:

つぼやきいも imocchi (イモッチ)

住所:

愛知県名古屋市港区稲永5-3-9

電話番号:

070-9059-3385

営業時間:

10:30〜17:00

定休日:

Instagramを参照

一人当たりの予算:

〜¥1,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
はらぺこえりむし

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札幌在住の道産子主婦ライター。美味しそうなスイーツを食べるため♡オシャレなカフェに行くため♡興味の赴くまま軽いフットワークで北海道から名古屋へ飛んでいき、いつの間にかすっかり名古屋のファンに!ナゴレコでは、得意ジャンルのカフェ&スイーツをはじめ、様々なジャンルの名古屋グルメをご紹介します。