風情と温もりがあふれる街で、昭和レトロを堪能!名古屋発、高山観光モデルコース

風情と温もりがあふれる街で、昭和レトロを堪能!名古屋発、高山観光モデルコース

岐阜県北部・飛騨地方に位置する高山市は、東海エリアを代表する観光地のひとつ。

コロナ禍の厳しい状況の中でも、古き良き伝統を守り続ける老舗や一念発起してオープンした新店など、頑張っているお店がたくさんあります。

そんな中でも、今回ナゴレコがオススメするモデルコースは”レトロ”がテーマ。
懐かしくも新しい、レトロ散策を楽しんでみませんか?

老舗も、新店も、魅力満載♪高山市の愛され店を巡る、癒しのプチトリップ|PR

高山市までは、車・JRともに名古屋から約2時間30分。

豊かな自然に囲まれたこのエリアは、季節によってさまざまな表情を見せてくれます。

特にこれからの時期は、雪化粧をまとった幻想的な景色が楽しめますよ。

そんな高山観光でぜひオススメしたいのが、古い町並みや歴史を感じる建物、古民家を利用したお店などを巡るレトロ散策

新旧の魅力が融合する高山市を、レトロ好きのかれんちゃんと巡ります♪

かれん

今回、高山観光コースを巡ってくれたモデル

かれん

ダンス・演技を勉強しながら、サロンモデルとして活躍する努力家さん。
まさに今回のテーマである“レトロ”が大好きで、昭和や平成初期の歌謡曲や映画鑑賞が趣味なのだとか。
三重県出身で、高山観光は初体験ながらレトロをテーマにしたヘアスタイル&コーデが街の雰囲気にピッタリでした♡

ダンス・演技を勉強しながら、サロンモデルとして活躍する努力家さん。
まさに今回のテーマである“レトロ”が大好きで、昭和や平成初期の歌謡曲や映画鑑賞が趣味なのだとか。
三重県出身で、高山観光は初体験ながらレトロをテーマにしたヘアスタイル&コーデが街の雰囲気にピッタリでした♡

〈高山市でレトロ散策を楽しむモデルコース〉

11:00-11:45 喫茶 とり珈琲(朝食)

12:00-12:45 古い町並(散策)

13:00-14:00 桔梗屋(昼食)

14:30-15:15 櫟 -Ichii-(スイーツ)

15:30-16:30 飛騨高山レトロミュージアム (体験)

17:00-18:00 民芸食事 寿々や(夕食)

さっそく、かれんちゃんと一緒に高山のモデルコースを楽しみましょう!

 

11:00-11:45|行きつけにしたい“ネオ喫茶”で、コーヒー&焼き菓子を

現地に到着したら、ちょっと小腹が空いてきた…ということで、観光の前に軽く腹ごしらえ♪

訪れたのは、2021年7月にオープンしたばかりの「喫茶 とり珈琲」さんです。

以前はラーメン屋さんだった場所を、オーナーご夫婦が地元の人たちと一緒にDIYしたこちらのお店。

印象的な赤い屋根は、もとの建物をそのまま活かしているのだとか。

ご夫婦のゆったりとした雰囲気も相まって、とても温かな空気が流れています。

そんな心地よい空間でいただくことができるのは、毎朝ご主人が丁寧に焙煎するコーヒーと、奥様が作る毎日食べても飽きのこない焼き菓子です。

 

●カフェラテ 500円(税込)

●プレーンスコーンプレート 420円(税込)

毎日でも飲みたくなる“日常のコーヒー”をコンセプトにした自家焙煎コーヒーは、レギュラーブレンドをはじめ季節に合わせて3~5種類を用意。

オススメは、オーナーが修業を積んだ金沢市のカフェで学んだという「カフェラテ」です。

豆に合わせて何十種類もの中からミルクを厳選するこだわりで、美しく繊細なラテアートは惚れ惚れするほど。

きめ細やかな泡となめらかな口当たりを楽しむことができます。

そんなコーヒーと相性抜群の焼き菓子も、ぜひ一緒に味わいたいところ!

3種の小麦粉を独自にブレンドした全粒粉入りのシンプルなスコーンは、外はカリカリ、中はホロホロとほどける食感。

口の中に広がる小麦粉の風味とバターの香りが、幸せな気分にしてくれますよ♡

「鳥が羽を休めていく、止まり木のようなお店にしたい」という意味が込められた店名の通り、ふらっと立ち寄りたくなる“ネオ喫茶”です。

INFORMATION

店名:

喫茶 とり珈琲

住所:

岐阜県高山市大新町1-35

営業時間:

9:00~17:00

定休日:

木曜日、金曜日

一人当たりの予算:

~¥1,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

12:00-14:00|レトロな町並みを散策しながら、半世紀以上愛される高山ラーメン店へ!

小腹が満たされたら、さっそく散策へ繰り出しましょう!

「喫茶 とり珈琲」さんから南へ少し歩けば、飛騨高山の観光に外せない古い町並みが広がるエリアへ。

江戸時代から城下町・商家町として発展してきた風情あふれる景観は、「国選定重要伝統的建造物群保存地区」として保護されています。

歴史を感じる町家や商家が建ち並ぶ下之一町・下之二町を中心に、高山らしいフォトスポットがあふれていますよ。

 

せっかくなので、そのまま散策を楽しみながらランチへ向かいます♪

目的地は、路地裏にひっそりと佇む「桔梗屋(ききょうや)」さん。

こちらでいただけるのは、この地域のご当地ラーメンである高山ラーメンです。

〈“高山ラーメン”とは?〉

鶏ガラをメインに魚介や野菜などからとる和風のスープをベースにした醤油味のラーメン。一般的なラーメンのスープはだし汁とタレを別々に作り注文が入ってから丼の中で混ぜ合わせますが、高山ラーメンは寸胴鍋でとったスープに直接味をつけて一緒に煮込むという珍しい方式です。

ちぢれの強い細麺も特徴。これはお客さんに早く熱々のラーメンを食べさせてあげたいと、すぐに茹で上がる細麺になったのだとか。寒い地域ならではですね。

なんと、創業は昭和26年

約70年も愛され続ける、高山ラーメンを代表する名店のひとつで、現在は2代目と3代目がお店の味を守り続けています。

味のある入り口が歴史を感じさせますね。

 

●中華 並 700円(税込)

ひと口に“高山ラーメン”といっても、スープの濃さや麺のちぢれ具合など、お店それぞれに個性があります。

こちらのお店では、鶏ガラや煮干し、かつお節などをじっくり煮込み、さらに野菜を加えて数時間コトコト…。

計10時間以上も煮込んで作るスープは、さっぱりとしていながらもコク深い味わいが魅力です。

とても優しい味のスープが細ちぢれ麺によく絡みます!

昔ながらのシンプルな一杯に、心も体もポカポカになること間違いなしですよ!

INFORMATION

店名:

桔梗屋(ききょうや)

住所:

岐阜県高山市本町3-58

電話番号:

0577-32-2130

営業時間:

11:00〜14:30
17:00〜スープがなくなり次第終了

定休日:

木曜日

一人当たりの予算:

~¥1,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

14:30-15:15|地元民の定番デートスポット!丁寧に作られたスイーツにトリコ♡

デザートは別腹!ということで、高山市ならではのスイーツを求めて「北山公園」へ。

その山頂から約50mの場所、飛騨高山の里山風景を眺めながら空中散歩ができる北山遊歩道沿いにあるのが、次の目的地「櫟-Ichii(いちい)」さんです。

絶景が楽しめるこちらは、昭和55年創業

地元の人にとっては、思い出深い定番のデートスポットなのだとか♡

パティシエが丁寧に作り上げる、地場産の食材を取り入れたケーキや焼き菓子が口コミで人気を呼び、若い女性や観光客にも大人気!

さっそく、美しい景色を眺めながら自慢のケーキをいただきます。

 

●タルト・タタン 500円(税込)

●Wいちごショートケーキ 540円(税込)

キャラメルで炒めた“飛騨りんご”をギュッと詰め込んで焼き上げる「タルト・タタン」は、ファンが多いメニュー。

使用するりんごは、JAひだの「りんご(ふじ)品評会」で最高賞を獲得した「味邦園」をはじめとする、地元の果樹園から仕入れたものだけ。

じっくりと焼き上げることで旨みが濃縮されたりんごとたっぷりの生クリーム、サクサクとしたタルトの組み合わせがたまりません!

りんごの仕入れにもよりますが、3月頃までの季節限定メニューです。

そして、やっぱり外せないのがショートケーキ

ふわふわで口どけのよいスポンジと優しい甘さの生クリームが織り成す、とっても上品な味わいです。

現在はいちごですが、フルーツは季節によって旬のものに変わっていきますよ。

人気のテラス席はもちろん、大きな窓から外が眺められる店内も魅力的。

木の温もりを感じながら、ゆったりとくつろぐことができます。

INFORMATION

店名:

櫟-Ichii(いちい)

住所:

岐阜県高山市三福寺町4340

電話番号:

0577-34-9016

営業時間:

11:00~22:00(L.O.21:00)

定休日:

水曜日(祝日の場合は営業)

一人当たりの予算:

¥1,000~¥2,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

15:30-16:30|昭和時代にタイムスリップ!レトロ好きにはたまらない体験型スポット

たくさん食べた後は、目一杯遊んで消費!!

古い町並みの中に、昭和レトロをとことん満喫できる体験型スポットがあるのをご存知ですか?

こちらの「飛騨高山レトロミュージアム」は、SNSで話題を集める昭和レトロな博物館。

懐かしのホーロー看板やホーローランプが取り付けられた外観に、カメラを構えずにはいられません!

そして館内へ一歩足を踏み入れれば、まるで昭和映画のセットに入り込んだような空間が広がります。

「観る・撮る・遊ぶ」がコンセプトで、当時のフィギュアやポスター、おもちゃなどが展示さえているだけでなく、実際に触れることができるのも嬉しいところ。

また、レトロなゲームやパチンコで遊べたり、駄菓子屋さんのスペースでは綿菓子作りができたり…!

ワクワクドキドキの体験に、童心に返って楽しむことができます♪

さらに、小学校ブースには昔懐かしい学校給食が!

「学校給食セット」980円(税込)など、ソフト麺や揚げパン、ミルメークといった昭和時代の定番給食メニューをいただくことができますよ。

初めて訪れるのに、なぜか懐かしい…。

そんな、昭和レトロな世界に浸ってみませんか。

INFORMATION

店名:

飛騨高山レトロミュージアム

住所:

岐阜県高山市神明町4丁目7番地

電話番号:

0577-70-8384

営業時間:

10:00~16:00

定休日:

元旦のみ

一人当たりの予算:

大人入館料¥700、子供入館料¥500

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

17:00-18:00|趣ある空間で、飛騨高山の郷土料理と心温まるおもてなしを体感

旅のシメは、やっぱり飛騨牛が食べたい!!

ということで、やってきたのは高山の古民家を再現した格調高い雰囲気が人気の「民芸食事 寿々や(すずや)」さん。

昭和41年創業の歴史あるレストランで、四季折々の山の幸や地元食材を取り入れた、飛騨高山の郷土料理を提供しています。

 

●朴葉みそステーキ定食 飛騨牛65g 1,980円(税込)、飛騨牛増量135g 2,790円(税込)
●山菜みそ鍋 地鶏1,650円(税込)

朴葉の上に味噌をのせ、飛騨牛や野菜、きのことともに焼いていただく定番の郷土料理“朴葉みそ”

店主のお母様がイラストを描いた、可愛い飛騨コンロで提供されます♡

甘めの自家製味噌に食材を絡めていただけば、もう箸が止まりません!

最後は、朴葉の上に残った味噌を白米にのせていただく人がいるほど。

そして寒さが厳しい今の時期に人気なのが、ふきやわらび、キノコなど地元の山の幸を堪能できる鍋。

山菜は春が旬のため、収穫後すぐに茹でてアクを取り、塩漬けにすることで1年中楽しめるようにしているのだとか。

地鶏や、きりたんぽのように練って焼き上げた地元米など、具材には飛騨高山ならではの食材がたっぷり!

地元産の味噌をブレンドしたスープで煮込んだ鍋は、〆のうどんまで余すことなく楽むことができます。

料理の美味しさはさることながら、店員さんの気さくな人柄や温かなおもてなしの心が感じられる、魅力にあふれたお店です。

INFORMATION

店名:

民芸食事 寿々や(すずや)

住所:

岐阜県高山市花川町24

電話番号:

0577-32-2484

営業時間:

11:00~14:00(L.O.)
17:00~20:00(L.O.)

定休日:

基本火曜日

一人当たりの予算:

¥1,000~¥3,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

レトロな雰囲気と人の温もりあふれる高山で、日常の疲れを癒して…

東海エリアだけでなく、全国的にも人気の観光地として知られる飛騨高山。

ナゴレコでも度々ご紹介していますが、その魅力が尽きることはありません。

訪れるたびに新しい表情を見せてくれるので、どんどんハマってしまうという人も多いのでは?

“レトロ”をテーマに愛され店をご紹介してきた今回のモデルコースには、昭和を知らない若い世代にとっても、新しさの中にどこか懐かしさを感じるスポットばかり!

行く先々で感じる、店員さんの優しさやおもてなしにも心が温まりました。

この冬は、心も体も癒されるレトロな高山観光がオススメ!

今だからこそ、身近な地域への観光を通して、地元の魅力を再発見してみませんか。