VOICE vol.07|学生編集部3代目 編集長 わかな

VOICE vol.07|学生編集部3代目 編集長 わかな

ナゴレコ学生編集部3代目編集長を務めさせていただきました、わかなです。

2021年3月をもちまして、約3年在籍したナゴレコ学生編集部をついに卒業します。

大学生活の大半を学生編集部とともに歩んできたわたしが、今回このような記事を書かせていただけるなんて感慨深く、感謝の気持ちでいっぱいです。

自身の想いを述べるのはきっとこれが最初で最後。だからこそ、自分の素直な言葉でこれまでの歩みやナゴレコに対する想いを綴ります。

"この記事が誰かの背中を押すきっかけになれたら。"

そんな想いで書き上げた記事です。良かったら最後まで読んでください◎

VOICE vol.07|学生編集部3代目 編集長 わかな

ナゴレコ学生編集部に加入したきっかけ

わたしがナゴレコ学生編集部に興味を持ったのは大学2年生の春ごろ。

趣味のカフェ巡りがきっかけでInstagramをはじめ、その流れで『ナゴレコ』というメディア、『ナゴレコ学生編集部』という学生チームがあることを知りました。

今でこそ名古屋でも認知度が上がってきたグルメキュレーションメディア『ナゴレコ』ですが、当時は今ほどの知名度はなく、わたしは「なんだこの謎めいた組織は」っと思っていました。(笑)

ですがそれと同時に、学生が”食”を通して名古屋を盛り上げようとしている姿にとても感銘を受けたんです。

だからこそ「この場所でなら何か得られるかもしれない」「自分の”好き”を活かすことができるかもしれない」と思い、勇気を振り絞って応募フォームにクリックしました。

そして迎えた初めてのミーティング。

憧れの先輩方が自分の目の前にいるなんて信じられなくて、ガチガチに緊張。(笑)

その緊張の糸がほぐれたのは、自分たちのアイデアをどんどん言葉にして企画実行に向けて取り組む先輩方の姿を見た時でした。

その時の感動は今でも鮮明に覚えています。

大人の力を借りようとせず、学生が主体となって何か大きなことを成し遂げようとする光景は、新鮮でとてもワクワクするものでした。

それを目の当たりにして、改めて「わたしも学生編集部で活躍できるようになりたい」と強く思いました。

Instagramもまだ使いこなせていない、写真は滅多に撮らない、言葉のボキャブラリーも乏しい、そんなわたしは0からのスタート。

それなのに不安よりも勝っていたのは「いつか先輩方の横に堂々と並べるくらい実力をつけたい!」といった向上心だったんですよね。

今思えば、この決断がわたしの人生を大きく変えるきっかけとなりました。

 

さまざまな活動を通して成長を実感

ナゴレコ学生編集部が毎月決まって行っていることは、月1のミーティングとまとめ記事などの取り組みのみ。

学生編集部に加入する前までは「なんだか大変そう…」と感じていたのですが、記事のノルマなどは一切ないので自分のペースで記事を書くことができました。

当初は不安だった記事作成も先輩方からのアドバイスを受け、徐々に自分の色を出せるようになるまで成長することができたんです。

何より嬉しかったのは「記事読んでます!」「今度あのお店行ってきます!」と声をかけて下さる方が増えたこと。

0から始めたInstagramも次第に多くの方が見て下さるようになり、気がつけばその数は1,000を優に超えていました。

自分の努力を周りの人が認めて下さるからこそ、「さらに頑張ろう、もっと上達したい」といったやる気に繋がっていったんだと思います。

記事執筆以外にも、某有名店と共同で商品開発を行ったり、大学祭でコラボ商品の販売をお手伝いさせてもらったり、『ナゴレコ学生編集部』だからこそ取り組むことができる経験をたくさんさせていただきました。

部活動やサークル活動では味わえないやりがい達成感を感じることができるのも、きっと学生編集部ならでは。

『学生編集部』という肩書きだけを見ると堅苦しく、近寄りがたく思えるかもしれませんが、実際はわたしたちって本当にどこにでもいるありふれた学生の1人にすぎません。

ただ、人一倍の熱意や向上心があるからこそ”今”この場所で活躍できています。

内気で臆病だったわたしが変わることができたのも、きっと自分の可能性を信じて努力を怠らなかったから。

また、成長を感じるようになれたのは紛れもなく、ともに活動する仲間のおかげでした。

 

学業とライター活動の両立

あくまでも学生の本業は勉強。ナゴレコ公認グルメライターとしての活動に力を入れる一方で、わたしは長年の夢であった長期留学を実現させることができました。

実は大学3年生の年にナゴレコ公認グルメライターの活動をお休みして、約1年間中国留学へ。

記事を書くことにも慣れはじめ、自分でも伸びていると感じていた時期にこの場を離れることは、正直とても悔しかったです。

「もしかしたら学生編集部が遠い存在になっちゃうかもしれない」「みんなに置いていかれるかもしれない」そんな不安もありました。

ですが、そんなわたしの背中を押してくれたのはメンバー一同の言葉でした。

待っててくれる仲間がいる。応援してくれる人がたくさんいる。それが楽しい反面、苦労したことも多かった留学を頑張ろうと思える原動力の一部となっていたんですよね。

あの時迷ったすえに選んだ選択は今の自分にしっかりと活きています。

もちろん学業に力を入れているのはわたしだけではありません。

医療従事者や管理栄養士、ウエディングプランナーなど学生編集部員は各自さまざまな夢や目標を実現させるために日々努力を重ねています。

学生編集部の活動以外でも力を入れて頑張っているメンバーを見ると、わたし自身とても刺激を受けましたし、励まされてきました。

学年関係なしに互いを高め合うことができる環境があるのも学生編集部の魅力です。

 

編集長を務める中で感じたこと

わたしにとって1番思い入れ深いのは、やはり3代目学生編集部編集長に就任したことでした。

しかし任された喜びと同時に押し寄せたのは不安とプレッシャー。

初期から在籍しているからこそ、この場所を立ち上げて下さった先輩方の後を引き継ぐ重みを誰よりも感じていたんです。

そして追い打ちをかけるように新型コロナウイルスの影響でミーティングがオンラインになったり、お店へ足を運ぶことが困難に。

例年とはまったく違うことばかりで戸惑うことも多く、壁にぶつかることも多々ありましたが、3代目学生編集部副編集長 Reinaをはじめ、多くのメンバーが新たな企画案を出してくれたり、課題をともに乗り越えようと自ら歩み寄ってくれました。

それがどんなに心強く、嬉しかったことか。

編集長になって改めて学生編集部という組織の温かさ、そして強さを実感しました。

こんな状況下だからできない、やらないと諦めるのではなく、違った新しい視点で”今”わたしたちにできることを模索して行動に移していく。

ネガティブ思考になってしまいがちな現代で、こんなにも前を向いて可能性を広げていくことができる学生チームってそうそういない気がします。

そんな彼女たちが居てくれたこそ、支えてくれたからこそ、わたしは無事1年間編集長の責務を果たすことができました。

安心して卒業することができるのも、頼もしい後輩たちが今よりももっと活気に満ちた編集部を作っていってくれると確信しているからです。

年々パワーアップし、輝きをみせる学生編集部に参加してくれる学生さんが今よりももっと増えてほしい、

それがわたしの1番の願いです。

 

人生を大きく変えた『ナゴレコ』の存在

ナゴレコ公認グルメライターになって、学生編集部に所属してはや3年。

加入当初は最年少だったわたしが今では最年長に、そしてついに卒業を迎えようとしています。

長いようであっという間だった大学生活。振り返ってみると本当に楽しい4年間でした。

そう思えるのはきっと、『ナゴレコ』がわたしの人生を大きく変える存在となっていたからです。

内気だった自分が何事にも挑戦してみようと思えるようになったのも、

たくさんの人と出会い、学び、刺激を受け毎日が楽しいと感じるようになったのも、

誰よりも充実した学生生活を過ごせたと自信をもって言えるのも、

すべて『ナゴレコ』のおかげだったとわたしは思います。

「趣味のカフェ巡りを活かした何かがしたい」「学生で何か大きなことをやり遂げたい」

「自分を成長させたい」「名古屋でしかできない活動をしたい」

ナゴレコ学生編集部はその想いを叶えることができる、唯一無二の場所です。

わたしはこの場所でたくさんの人と巡り会い、たくさんの貴重な経験をさせてもらえて本当に幸せでした。

『ナゴレコ』で活動できたことを心から誇りに思います。

これから先、1人でも多くの学生さんが『ナゴレコ』とともに、限られた学生生活を目いっぱい楽しめますように。

『ナゴレコ』はまだ見ぬあなたと活動できる日を心待ちにしています。

 

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