外から見ると大きい看板は特にないので上を見上げないと看板に気付きません。目印はこちら。
矢場町|博多の料理人が作る本場の味を味わえる、もつ鍋専門店
今回は10年前くらいに初めて行ってから、年に2回は必ず訪れるもつ鍋専門店をご紹介します。
博多の料理人が作る本場のもつ鍋が食べられる、もつ鍋の専門店「なべ音 (なべね)」
矢場町6番出口を出て、Loft前の白川通りを西へ直進します。お店は左側にあるのですが、現地で友達と待ち合わせるとかなりの確率で「迷ってわからない」と連絡が来ます。
ビルに挟まれ中もよく見えないので、もつ鍋店と言われなければわからないくらいオシャレな外観です。
扉を開けて行くと更に扉があります。初めて来店した時は本当にもつ鍋屋?と疑問に思いましたが、中に入ると一気に活気が溢れます!楽しそうな笑い声が聞こえてきました。
入り口付近にはテーブル2名様席が5席あります。人気店なので予約必須なお店ですが、予約なしで飛び込みで伺って運良く入れた時はだいたいこちらのお席でした。
店内は縦長なつくりなので奥に行くと掘りごたつの個室や半個室の座敷があります。個室希望の場合は予約時にお伝えください。
今回、私が座った席はテーブル席でした。ここは個室ではなく隣に同じ4名席がもう1つある空間でした。
ドリンクと料理を注文すると、一口サイズの冷奴がお通しが出てきました。
一品料理が何種類かありますが、私がいつも頼むメニューがあります。
絶対外せないのは
酢もつ¥450
なべ音1番人気のスピードメニュー。初めて来た時、酢もつって何なんだろう?と疑問に思いながら食べたのを覚えています。
薄くスライスしてある豚のガツという部位にオリジナルの酢を和えてあるそうです。あえて薄くスライスされていることで酢も絡みますし、コリコリしているので薄いことによって歯切れもよく食べやすいのが高評価です。
市販されている酸味の強い酢ではなく、酸味も弱く万人ウケする味付け。柚子胡椒をつけるとぴりっとしますが、柚子の風味と胡椒の辛さがもつにしっくりくるほど合うんです。
他のもつ鍋店にも酢もつはあるので注文して食べてみましたが、私的にここを超える酢もつには出会ってないです。
なべ音で外せないメニューその2
明太子の卵包み焼き ¥800
写真で見て分かる通りボリュームもありフワフワの卵の中に明太子が入ってます。甘めな卵にぴりっとした明太子のバランスが丁度いいです。女子ウケがとても良いのでオススメ。
サラダなどの一品料理もありますよ。
今回のメインに参りましょう。もつ鍋の味は味噌、醤油、塩の3種類です。鍋はお一人様あたり一人前するのが決まりです。皆様は何派ですか?
私は味噌派です!
みその音 一人前 ¥1,500
味噌2人前を注文しました。キャベツ、ニラ、ゴボウ、モツ、豆腐、唐辛子、ニンニクチップが基本セットです。私はいつも基本セットで満足してしまいますが、トッピングもあるのでオリジナルのお鍋を作れるのも楽しみの一つかもしれません。
ちなみに、メニューにもオススメのトッピングの詳細が掲載されてますので参考にしてもいいですね。
ガスコンロじゃないところも嬉しいポイント。ガスコンロを使うお店では100%ガス切れにあたる私なので、交換したりする手間もないから有難いです。
グツグツしてきたらキャベツの山が沈んでいきます。人によって食べるタイミングは好みですが、私はキャベツがクタクタになるくらいが1番美味しいと思います。
味噌は博多の白味噌を数種類ブレンドしたオリジナルの味噌。甘めな味噌ですがとても濃厚でくどくありません。
だからどんどん箸が進みます。野菜にも味がしっかりと染み込み、どれだけでも食べられそう。
モツは脂ものっていてプリプリです。大きさは女性でも食べやすいサイズ感。入ってるモツも全て均等で上質な部分なのでどこをすくってもハズレなしです。
女性2人でも2人前はあっという間になくなります。追加で味を変えて店員さんオススメの塩にしてみました。
しおの音 一人前¥1,600
鍋は小ぶりになりましたが、見た目も具も味噌と同じです。塩に限ってはニンニクなしでも承ってくださるそうです。
味噌はクリーミーにも関わらず比較的さっぱりしていましたが、それ以上に塩はあっさりしています。ベースの出汁がしっかりしているので野菜の甘みを引き立ててくれる味付けでした。
これは胃もたれしていても食べれるくらいさっぱりしていて美味しいですし、私達のように少し物足りないな!と思った時に追加するのもいいと思います。
〆はちゃんぽん麺、雑炊、チーズリゾットがありますがチーズリゾットだけはみその音を注文しないと食べられないメニューです。いつも雑炊と迷いますが結局チーズリゾットに惹かれてしまいます。
自分たちが食べた鍋の出汁を使って厨房で調理して提供してくださいます。
野菜とモツから出た旨味とパルメザンチーズの組み合わせ。アクセントにピンクペッパーが散らしてあります。
程よく芯の残ったお米にクリーミーな味噌の出汁と、パルメザンチーズが絡み合う甘さもあるが濃厚なリゾット。ピンクペッパーと一緒に食べてみるとほんのりと甘く、ピンクペッパーのわずかな酸味と渋さが濃厚なリゾットを少し爽やかな味付けに変えてくれます。
この日は2人でソフトドリンクを2杯づつとお料理で1万円弱のお会計でした。
私達の横のテーブルでも一品料理からなべの味まで全く同じメニューを頼んでいたので間違いないと思いますよ。(笑)
冬は特に予約が取りにくい人気店ですのでお早目のご予約を推奨
もつ鍋が食べたくなったら、なべ音へ足を運んでみてください。
焼酎からワインまでお酒も種類豊富です。
INFORMATION
- 店名:
- なべ音 (なべね)
- 住所:
- 愛知県名古屋市中区栄三丁目20-5 第七スカイビル1F
- 電話番号:
- 052-241-4111
- 営業時間:
- [平日] 18:00~24:00 (L.O 23:30) [土] 17:00〜24:00(L,O23:30) [日・祝] 17:00~23:00 (L.O 22:30)
- 定休日:
- 不定休
- 一人当たりの予算:
- ¥3,000〜¥6,000
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