
夏の風物詩と言えば花火、バーベキュー、流しそうめん、スイカ割り…。
そして暑い夏を乗り切るために食べる「土用の丑の日」のうなぎもその1つではないでしょうか?
暑い夏を乗り切る活力を蓄えるためでもあり、名古屋にはひつまぶしといううなぎを使った名物もありますが、それだけじゃない!
今回はお酒のおつまみとしてうなぎを味わえる酒場をご紹介していきます!
目次
気軽にうなぎが味わえる!世にも珍しいうなぎ酒場「いづも」
駅を出てすぐそこ!わくわくする飲み屋ストリート!
お店があるのは中区栄。名古屋に限らず、全国の流行が集まる街でもあり、栄に来れば大抵の用事は済んでしまいます。
栄には名古屋の食が集中しており、名古屋めしを求める観光客や華金を楽しむサラリーマン、休日の優雅なモーニングを楽しむ人まで名古屋の食を網羅できると言っても過言ではないでしょう。
そんな栄に2020年に登場した全ての酒飲みがスタンディングオベーションするだろう激熱スポットが「ほぼ栄駅一番出口のれん街」。その名の通り、地下鉄栄駅1番出口がすぐそこにあるという圧倒的なアクセスの良さ、そしてこの直球過ぎるネーミングから人気を博しています。
何を隠そうこののれん街、約70メートルの直線に11もの酒場が軒を連ねる夢のような空間。名古屋が誇る歓楽街である錦3丁目、通称“錦三”が誇る飲み屋ストリートなのです!飲んだくれろと脳内に直接働きかけてくるし、とにかく雰囲気が良いです!
そんな「ほぼ栄駅一番出口のれん街」にお店を構えるのが今回ご紹介していく「いづも」さん。実はこちら東京の人気店であり、満を持してひつまぶしという大看板を持つ名古屋に上陸してきました!
「いづも」さんは今や高級品と化したうなぎをお酒とともにリーズナブルに味わえる大衆うなぎ酒場なのです!しかも牛タン、馬刺しにも力を入れているということですが、今回はうなぎにフォーカスを当ててご紹介していきます!
ほぼ栄一番出口のれん街はサンシャイン栄のある錦通りに面したおり、「いづも」さんは錦通りの入口から入って1番奥にお店を構えています。
店内はテーブル席が5席ほどでのれん街自体が縦長なためこじんまりとしてきますが、いくつものが入っているため2階席が利用できることや他店舗への出前も行っているとか。飲み屋ストリートの魅力を十分に活かしていますね。
ドリンクも豊富◎創作メニューも
ドリンクは酎ハイ、ハイボールなどどれも豊富!酎ハイを制覇しようと思ったら、ベロベロ待ったなしですね…。これは迷うところですが、メニューを見てもうなぎとの相性が考えられたものが多い!
そして大注目のフードメニュー!うなぎの串物からおつまみならぬ“うつまみ”、ご飯ものまでうなぎがいっぱい!どうしてもうなぎ屋だと本格的な分、お値段も張りますが、大衆うなぎ酒場の名の通りにうなぎをさまざまな形でお得に味わうことができそうです!
うなぎ串を味わう!ビールが止まらない…
□生ビール
うなぎをつまみにビールが呑めるぞってことで、初手はもちろん生ビール。
ジョッキではなくオリジナルのタンプラーで提供されます。キンキンに冷えたジョッキもいいけど、冷たさが持続するタンプラーも魅力的ですよね!
ちなみに注文はスマホでQRコードを読み込み、自分のペースで注文できるやつです!便利な世の中!
□お通し
お通しは大根の煮物。こんなの箸休め、おつまみとしてもなんぼあってもいいやつですね。ビールのアテにつまみながらうなぎを待ちます。
□鰻串 短冊
まずやってきたのは鰻串の短冊!いわゆる鰻の蒲焼きの串ものですね。それにしてもうなぎが出てくる時ってすごいわくわくしますよね…!うなぎ、うなぎ♪
フワッと仕上がったうなぎに香ばしさを感じるタレ。うなぎをつまみにビールを呑むこうことなんだと思います!
□白短冊
こちらは白焼きの短冊。うなぎっていまはなかなか気軽に食べられるものではなく、どうしてもうなぎ丼、ひつまぶしを選びがちなので、白焼きってなかなか選ばないんですよね。
これを串でサクッといただけるのは嬉しいです!タレとは違いあっさりでうなぎ本来の味を感じることができ、わさびがそれを存分に活かしています!
ここでビールを追加させていただきます。次の逸品がちょうど提供されるタイミング!お次は変わり種です!
創作うなぎ料理の数々にほろ酔い待ったなし!
□鰻白肝のなめらかテリーヌ
今風の言葉で表現するなら「はにゃ?」と口にしたくなる変わり種の逸品。うなぎだと肝吸いは定番ですが、それがなんとテリーヌに生まれ変わりました!
テリーヌには刻みネギ、奈良漬けが添えられており、これをバゲットにのせていただきます!
食べる前、そしていま書きながら振り返ってもものすごい組み合わせ…。例えるならK-popアイドルグループに演歌歌手が加わるようだ。(笑)
肝独特の苦味ななめらかなテリーヌと一体化し、これを香ばしいバゲット、ネギ、奈良漬とも合わせることで絶妙の塩梅!初めてこんな使い方をしますが、うなぎの肝とのマリアージュを楽しむ逸品です!
□鰻の蒲の穂焼き
「究極の鰻串」との名が付いた1本。筒切りなのに骨抜きの処理がされているということで、筒切りの鰻を食べるのは初体験!
シンプルな塩味ですが、サクッとした皮の香ばしさ、そこにふわっふわの鰻の身。外カリッ、中フワッとはまさにこのこと!まるでツンデレのような鰻の普段見ない新たな一面を見ました!これは味わってほしい!
□うなサンド
うなぎ丼やひつまぶし、うなぎはやっぱりご飯と食べたい!そこで新たな提案がこのうなサンド!なんと鰻でうなぎでご飯をサンドしているのです!贅沢!
うなぎのタレを好みの量かけていただきましたが、これは思わず笑みがこぼれてしまいますね!海苔の風味とうなぎの香ばしさ、タレも相まってコールド勝ちです!優勝!お腹いっぱいでも食べられる〆におすすめです!
“うなぎで呑む”という新たな提案
何度も触れていますが、今やうなぎは贅沢品になってしまいました。それでも暑い夏を乗り切るために土用の丑の日にはうなぎを食べるという文化の名のもとに、年に1度のうなぎを食べる日としている人もいるのではないでしょうか?
大衆酒場といういい意味での敷居の低さとうなぎを好きな食べ方で少しだけお酒と合わせることができるのが「いづも」さんの魅力!うなぎが身近なものになるのではないでしょうか!
ビール片手にうなぎを食べて活力をつけましょう!
INFORMATION
店名:
うなぎの蒲の穂焼 牛タン 焼鳥 馬刺し いづも
住所:
愛知県名古屋市中区錦3-17-5 EXIT NISHIKI 北棟1F ほぼ栄駅一番出口のれん街
電話番号:
052-253-6733
営業時間:
17:00~0:00
定休日:
火曜日
一人当たりの予算:
¥1,000〜¥3,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。