
皆さんもしかして串カツといえば大阪を連想しちゃいますか?
いやいやいや…名古屋にも昔からしっかりと串カツ文化は根付いております。今回は昔から綿々と続いている名古屋の老舗串カツ店をご紹介いたします!
豚肉じゃないの?!ヘルシー馬肉がデフォルトの串かつ屋「菊井かつ」
今回ご紹介するお店は、黒川交差点から徒歩1分の場所にある串揚げ屋「菊井かつ黒川支店」さんです。
以前は本店が西区の円頓寺にあったのですが、現在は黒川と一宮市にある支店がそれぞれ営業しています。
駐車場は店舗横に1台分のスペースがありますが、滅多に空いていない&駐車激ムズなので近隣のコインパークに停めましょう。(笑)
お店に伺ったのは13時頃でしたが、カウンターと小上がりの店内はほぼ満席!
店員さんは女性の方ばかりで、造りに古さを感じるもののとても清潔感のある店内です。
空いているカウンターに滑り込んでまずはメニューをチェック〜。
外観とのギャップ萌え。かわいい表紙だブー。
メニュー中面もかわいいブー。
ランチメニューから串かつ定食と単品でまつぶを1本注文しました。
店内は、お昼からいい気分で大盛り上がりな人生の諸先輩方や、サラリーマンの2、3人客、OLさんのおひとりさまランチなど色々な方が食べてらっしゃって、とても活気のあるお店です。
あと、メニューをよく見ると分かるのですが、ここの串かつは他とは決定的に違う点があります。
ここの串かつはなんと馬肉を使用しているんですよ〜!珍しいですよね〜。
馬肉は脂身が少なくカロリーも低め。とってもヘルシーで食べ心地があっさりなのが特徴です。
「なんだ〜豚肉じゃないのか〜がっくり」という豚肉ファンの方、ご安心ください。
豚肉の串かつもちゃんとありますYO!
菊井かつさんでは豚肉の串かつは「とん串かつ」という名前になっているブー。
まずはソースがやってきます〜。もちろん2度漬け禁止。
なんと菊井かつ黒川支店さんは名古屋では珍しいソースオンリーでの営業。
みそ串かつはメニューになく、もちろんどて串もありません。
名古屋めしの一つ、どて串屋さんとしっかりと差別化していますね〜。
そしてこだわりのソースは清須市に本社を構える地ソースメーカー「太陽食品」さんの日乃鳥ソースひとすじです。
串かつに対するポリシー、思い入れが感じられます。
お店として大事にしたいところをしっかりと守っているのですね。
ソースに続いてさあやって参りました!
串かつは籠に入ってきましたね〜。
串かつ定食と、1番左がまつぶですね〜。
では早速いただきます!
ソースをしっかり漬けます。
そしてパクリと!
うおおおおん!うんまい!
キレイに揚がった衣は表面さっくり中はふんわりの独特食感の生地。
日乃鳥ソースは香辛料の香りがほのかに強めでソース自体はあっさりめですね。
ソースが染みた衣がたまらなく旨いですね〜♪
馬肉は脂身が少なく、肉質もしっとりと柔らか。食べ心地がとっても軽いです。
サイズもパクッと1口で食べきれるちょうどいい絶妙な大きさ。
コレは何本でも食べれちゃいそうな出来ですね♪
キャベツは付属のトングを使ってソースに漬けましょう〜。
こちらはまつぶです。
コリコリとした歯応えとツブ貝の磯の香りがたまらんですね〜♪
本日もキレイに完食!
食後感も軽くて揚げ物をがっつり食べたとは思えない心地よい腹具合です。
菊井かつさんは以前にも何度かお伺いしたことがあって、メニューや串かつの入った籠など、その度に変化があり女子力が増している気がしますね〜。
数年前までは、外観から想像できるようなリーマン御用達の店内でしたが、今はOLさんのおひとりさまランチで食べに来られる方もいて、時代に合わせて変化しているお店を感じることができました。
時代に流されることなく、ポリシーを貫き続けるからこそ愛される
みそ串かつは置かない。ソースは変えない。
ポリシーはしっかりと保った上で積極的に変化していく老舗。
とっても素敵なお店だと思います。
これからも訪れるたびに感じられる変化が楽しみですね。
ごちそうさまでした。
INFORMATION
- 店名:
- 菊井かつ 黒川支店
- 住所:
- 愛知県名古屋市北区敷島町10
- 電話番号:
- 052-914-6428
- 営業時間:
- [水~土] 11:30~14:00 17:00~20:30 [日] 17:00~20:30
- 定休日:
- 月・火
- 一人当たりの予算:
- 〜¥1,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。