名駅|名駅でサクッとなごやめし!大須の有名和菓子店によるダシが決め手の「きしめんスタンド」
時間がなくてもサクッと食べられる、なごやめし代表といえば、きしめんではないでしょうか。
名古屋の玄関、名古屋駅付近には、きしめんが食べられるお店がいくつかあります。
今回訪れたのは、名駅なのに「大須」の文字が気になったお店。
実はあの「大須ういろ」さんの、きしめん屋なんです。
目次
老舗ういろ屋が作り続けるもう1つの名古屋名物「大須のきしめん」
改札出てすぐの「きしめんスタンド」
市営地下鉄東山線 名古屋駅の南改札を出たところ、「名駅地下街サンロード」の端っこに「大須のきしめん」はあります。改札を出てすぐなので、見逃さないでくださいね。
改札外からも、ふらっとアクセスできるのはうれしいです。

見覚えのある“2つの提灯マーク”で、大須ういろさんが思い浮かびます。
お店のガラス戸にも小さな提灯マークが可愛らしく並んでいました。

外から中の様子が見えて、「入ってみようかな」とつい立ち止まりたくなる入り口です。
「立ち食い初心者」でも入りやすい店内
店内はカウンタータイプのスタンドが厨房をL字に囲んだ配置。席ごとに仕切りがあるスタンドは、明るい木目調デザインで、清潔感もあり、「立ち食い初心者」でも入りやすい雰囲気です。

カウンターは、1人で使うには十分な広さのスペース。足元には荷物用のフックもあり、助かります。

見上げると厨房がある設計で、意外と高さがあり、そのおかげで、食事に集中できるブースのような効果がありました。
暖簾にも「赤い2つの提灯」マークを発見!

これまで知らなかったのですが、大須ういろさんは、1970年頃に、ういろとともに名古屋名物であるきしめんの販売も始めたとのこと。実は、きしめん屋としても半世紀以上の歴史があるんですね。
当時、地方でういろの販売をする際に、「きしめん」や「みそ煮込み」も売ってほしいと頼まれたのがきっかけなのだそうです。
愛知県産小麦「きぬあかり」と東海地方ならではのだし汁を使用
「大須のきしめん」さんでは、愛知県産小麦「きぬあかり」を使ったもっちりしたきしめんと、東海地方ならではの「さば節」と「むろあじ節」を使った、コクのあるだし汁を使用しています。
名古屋名物きしめんを、より名古屋らしく食べられるなんて、観光にもぴったりですね。
また、お店一押しメニューは、薬膳スープを使用した「台湾きしめん」、看板メニューは「唐揚げおろし」です。

「台湾きしめん」は辛さを1辛から3辛まで選べるので、辛いもの好きの人も楽しめそうです。
「唐揚げおろし」は、天ぷらではなく「唐揚げ」をのせたところに、おいしいものをミックスしがちな「名古屋っぽさ」を感じてしまうのは私だけでしょうか。
なお、揚げ物は11時からの販売なので気をつけてください。注文は先会計のシステムです。
こだわりをシンプルに楽しむ「かけきしめん」と甘じょっぱい「餅いなり」
今回は、シンプルに「かけきしめん」をオーダー。

和菓子屋「大須ういろ」のきしめん屋で食べる「餅いなり」が気になったので、トッピング注文しました。
かけきしめんのメニューに並ぶ、だし汁と麺の説明を読んで待ちます。料理を待つ間に読むお店のこだわりみたいなのが好きです。
●かけきしめん(温) 490円(税込)
●餅いなり 240円(税込)

明るいきつね色の餅いなりが2つ乗った、かけきしめん。大きめのかつお節と小ねぎが散らされて、シンプルなのに華やかです。
麺を箸で持ち上げれば、「きぬあかり」の特徴である明るい白さがわかります。

ひと口噛めば、しっかりとしたコシが味わえる麺。「ツルツルもっちり」という表現が似合います。
続いて、ずっしりと重い餅いなりを持ち上げると、つゆをたっぷり吸っている様子。期待に胸を膨らませ、食べてみると、甘辛いお揚げの味が「ガツン」と舌にインパクトを与えます。
しっかりした味付けの甘じょっぱさは、中の餅にも染みており、甘みを感じながら食べるきしめんは珍しいと感じました。
甘じょっぱい餅いなりときしめんの美味しい組み合わせ、ぜひ試してみてくださいね。

忘れちゃいけないのが、「だし汁」です。レンゲですくって飲んでみると、はっきりとコクのあるだしの味が感じられ、お店こだわりの意味が理解できました。
かつお節だけではなく、複数の魚由来のだしを使用していると聞くと納得できる、深みのあるおつゆです。
名古屋人とはいえ、普段の料理では、濃い味付けばかり好むわけではないのですが、うまみのある濃いめの出汁に出会うと、なぜだか体に染み渡ります。
名駅でサクッとなごやめしを味わうなら、伝統と変革の「大須のきしめん」で

駅近かつ短時間で食事できるお店としての使い勝手の良さもさることながら、味の面でも印象に残るきしめんでした。
「大須のきしめん」さんは2022年のリニューアルオープンの際に、長らく続けてきた麺類を素材から見直されたということで、歴史を引き継ぎつつも、どこか新鮮さを感じたのかもしれません。
大須ういろさんといえば、近年は「ウイロバー」など、新たな「ういろ」商品を生み出していることでも注目されています。
伝統と変革のストーリーを感じながら、名古屋名物をより名古屋らしく楽しめる一軒。観光や出張の際はもちろん、「たまにはきしめん」派の地元の人にもおすすめしたい、きしめん屋さんです。
INFORMATION
店名:
大須のきしめん
住所:
愛知県名古屋市中村区名駅4-7-25(名駅地下街サンロード内)
電話番号:
052-551-3316
営業時間:
10:00~19:30
定休日:
サンロード地下街に準ずる
一人当たりの予算:
〜¥1,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。













