名古屋発祥のラーメンのひとつに「薬膳ラーメン」というものがあるのをご存じでしょうか。
いわゆる「好来系」と呼ばれ「好来道場」さんや「好陽軒」さん「一陽軒」さんが有名ですよね。
しかし、歴史を辿れば、「薬膳ラーメン」には「好来系」のほかに「万楽系」というのがあるのです。
今回は薬膳ラーメンのもう1つの形。30年以上も親しまれ続ける「万楽系」の薬膳ラーメンをご紹介します。
目次
30年以上愛され続ける人気ラーメン店「中華そば 万楽(まんらく)」
老若男女問わず愛され続けるラーメン店「万楽」
まず最初に申し上げたい。なぜ…なぜ今までナゴレコでこのお店が取り上げられていないんだ!と。もちろん台湾ラーメンや台湾まぜそばなど、名古屋には名物的ラーメンが存在しますが、ラーメン好きな地元の人は知っている。「万楽」がないのはおかしい!と。
そんな疑問を筆者も持ち続け、満を持してご紹介するのが、西区にお店を構える「中華そば 万楽(まんらく)」さん。
昨今は素材や調理などに趣向を凝らした美味しいラーメン店がかなり増え、まさにラーメン激戦区となった名古屋。筆者もお気に入りのお店が年々増えていくことが楽しみでもあります。
しかし、今回は名古屋のラーメン店を紹介するにあたり、原点に立ち戻った気持ちで記事を書きたいと思います。
こちらが「中華そば 万楽」さん。最寄駅は地下鉄鶴舞線・庄内通駅。歩くと約5〜8分ほどです。
専用駐車場もあるので車での来店ももちろん大丈夫。

暖色系のポップなカラーリングでファミリー層でも気兼ねなく来店できる雰囲気。
実際、家族連れやご年配の方からも愛され続けている、名古屋の名店なのです。

上下に動くラーメンのモニュメントも昨今は見なくなりましたねー。歴史を感じます。
「万楽」さんは「好来道場」さんと並ぶ名古屋名物「薬膳ラーメン」の名店としても知られています。
ところで薬膳ラーメンとはどんなものなのかをまずはおさらい。
薬膳ラーメンとは?
鶏ガラ、豚骨、玉ねぎ、ニンジン、ニンニク等の根菜を長時間煮込んだ滋味深くあっさりとしたスープが特徴のラーメンです。漢方的な素材や野菜の栄養が溶け込んでおり、体への優しさと濃厚な旨味を両立させた1杯として知られています。
(「ホットペッパーグルメ」より引用)
席は厨房をコの字に囲い、手前はカウンター、奥にテーブル席があります。家族連れにもおすすめですね。
カウンターに座ると無骨な店員さんが手際よくラーメンを作る姿を目の当たりにすることができます。
調味料を丼に目分量で入れる姿は身体で覚えている職人ならではの手捌き。別の人が注文したものを調理している姿を見るのもワクワクします。
コスパ抜群!令和の時代に4ケタを切るチャーシューメン
●チャーシューメン/大 950円(税込)

大判チャーシュー4枚、麺大盛りで1,000円を切るコスパ!ラーメン並み盛りは600円というのだから、原材料高が続く現代でもアンダーサウザンドをなんとか死守してくれていることに頭が上がりません…。

スープは豚骨と鶏ガラがベース。そこに野菜が加わり、甘みが加わったスープ。
コクが深く、それでいて優しい味わい。レンゲですくい一口すすれば、胃の内側をじんわりとコーティングしていくような感覚が味わえます。

万楽特製の自家製麺。店内で製麺し、3日間も熟成させるのだとか。
甘みが引き立つ麺はコシがあり、プリっとした食感が特徴的。さらりとしたスープを適度にまとう緩やかなちぢれ麺。筆者はかためが好きなので、食券を渡す際に事前に店員さんに伝えておきました。

チャーシューも中まででしっかりと味が染みており、脂身はジューシーで赤身は肉肉しく、ご飯をくるんで食べるのが好き。
丼を彩るワカメも名脇役!海苔よりもどこか落ち着く味わいに、懐かしさを感じずにはいられません。
絶対注文して欲しい!ラーメンに並ぶ名物「蒸し餃子」
そしてラーメン以外にも注文マストなのが…こちら!
●小ライスギョーザセット 330円(税込)

サイドメニューの蒸し餃子!(ご飯とセットで330円)焼き餃子や水餃子は聞いたことある人も多いと思いますが、蒸篭でしっかりと蒸した餃子はラーメン店ではなかなかお目にかかれない…!

卓上の餃子タレとラー油でまずはひとつ。あえて擬音でお伝えしよう。
「トゥルントゥルン!もっちもち!じゅわっ!するり。」
と食感と文章では伝えきれないほどで、これだけで餃子専門店ができるんじゃないかと思うほど美味しい。万楽さんへ来たらお腹がいっぱいでも絶対注文して欲しい逸品です。
ちなみに筆者は卓上の豆板醤と餃子タレをつけ、ご飯の上で少し潰して一緒に食べるのがおすすめ!これがたまんねーのだ。
思い出補正ではない。真に美味しいラーメン
冒頭でもお伝えしたように、昨今ではこだわり抜いた美味しいラーメン店がかなり増え、お店を訪れるたびにその美味しさと店主の想いを感じられる1杯に巡り合うことがあります。
しかし、今まで1,000杯以上ラーメンを食べてきても、やはりこの味を定期的に補給せずにはいられなくなる。そんな心にも体にも沁みる「万楽」さんのラーメンでした。
INFORMATION
店名:
中華そば 万楽(まんらく)
住所:
愛知県名古屋市西区江向町3-73 エイトビル 1F
電話番号:
052-531-0221
営業時間:
11:00〜23:00
定休日:
月曜日(祝日営業、翌日火曜日休業)
一人当たりの予算:
〜¥1,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。






