名駅 ｜喧騒から離れて始まる朝。ふわふわパンとはちみつに心ほどける、名駅地下で見つけた隠れ家モーニング

名古屋駅の地下で、朝を整える。ふわふわモーニングをいただける「KANNON COFFEE （カンノンコーヒー）名駅前店」

名駅地下直結、ジュンク堂書店のすぐ下

「KANNON COFFEE （カンノンコーヒー）名駅前店」さんがあるのは、名古屋駅から地下でつながる「ユニモール」直結のビル。

「ジュンク堂書店」が入るビルの地下1階という立地で、読書好きにはたまらない導線。

ジュンク堂の横の階段を降りると、少し奥まった場所に現れるガラス張りのカフェ。

扉の向こうに広がるのは、ナチュラルな木目と温かみのある照明が印象的な空間。

壁一面には遊び心のあるイラストが描かれ、ちょっとしたアートギャラリーのようです。

注文はカウンターで。ベルを片手にワクワクの待ち時間

「KANNON COFFEE」さんでは、注文はカウンターで先払いスタイル。

ドリンクやフードを選んだら、その場でお会計を済ませ、呼び出し用のベルを受け取って席で待ちます。

この“ベル待ちスタイル”、実は静かで好きという方も多いはず。

店内の音楽や雰囲気を邪魔せず、自分のペースで本を読んだり、スマホを眺めたり。

呼び出しを気にせずリラックスして待てる時間が、じんわりと心地よく感じられました。

朝からほっとひと息。モーニングプレートでゆったり時間

●モーニングセット（Morning Plate）1,380円（税込）

この日いただいたのは、モーニングセット。

提供時間は12時までと、ゆっくり起きた日でも間に合うのがありがたい。

プレートには、ふっかふかに焼き上げられたパン。

このパン、まずその柔らかさに驚かされます。外はほんのり香ばしく、中はふわっふわ。

添えられた小さな器の蜂蜜をたっぷりつけていただけば、朝の身体にじんわりと沁みわたるような優しい甘さが広がります。

そして、ミニサイズのカトラリーたちもなんとも可愛らしい。

サイズ感も相まって、まるで“自分のためだけの朝食”が用意されたような、そんな特別感があるんです。

そのほか、グリーンサラダにはアーモンドスライスが散らされ、食感も楽しい。キャロットラペはほんのり酸味が効いていてさっぱり、たまごサラダはふわとろ仕上げ。

大ぶりのソーセージでしっかり満足感もあり、甘さと塩気のバランスがちょうどいいワンプレートでした。

コーヒーの美味しさに、思わず“グビグビ”

ドリンクはセットで選べる中から、「アメリカーノ（アイス）」をチョイス。

アメリカーノ、久しぶりにいただいたのですが、その美味しさにびっくり。軽やかで雑味のない味わいに、ついついグビグビと飲み進めてしまいました。

「KANNON COFFEE」さんといえば、自家焙煎の豆にこだわった香り高い一杯が人気の理由のひとつ。

朝から美味しいコーヒーを味わうと、1日がうまくいきそうな気がします。

広々空間にゆったり席。おひとりさまにも、友達との朝活にも

店内はかなり広く、ボックス席、カウンター席、中央の大テーブルなどバリエーション豊か。

席同士の間隔もゆとりがあるため、周囲の会話も気にならず、自分の時間に集中できます。

この日は朝の時間帯ということもあり、店内は静かで落ち着いた雰囲気。おひとりで訪れている方も多く、読書やPC作業をしている方の姿もちらほら。

もちろん、お友達と一緒にゆっくりモーニングを楽しむのにもぴったり。テーブルも広く、おしゃべりしながらゆったり過ごせそうです。

本とカフェの素敵な関係。ブックカバーのコラボも発見！

「ジュンク堂書店」と同ビルで営業されているからか、コラボブックカバーの展示もありました。

コーヒーと本、それぞれを愛する人にとってはたまらない組み合わせ。

読みかけの文庫本を片手に、香り高い一杯をゆっくり味わいながら過ごす時間。そんな穏やかな朝の過ごし方が、ここにはありました。

名駅の喧騒を忘れる、朝だけの小さなご褒美を

名古屋駅という人の行き交うエリアにありながら、1歩店内に足を踏み入れれば、そこは別世界のような静けさとあたたかさに包まれています。

1,380円という価格で、丁寧に作られた朝ごはんと美味しいコーヒー、落ち着いた空間まで手に入る。

そんな“ちょうどいい贅沢”が、ここにはあります。

駅近でアクセスも抜群。みなさんも、モーニングを目当てに少し早起きして「KANNON COFFEE 名駅前」さんで、自分だけの静かな時間を楽しんでみてはいかがでしょうか？

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