「あの人少し近寄りがたいな…」と思っていた人が、いざ話してみると話しやすくて意気投合したり。「かき氷、アイスは夏に食べるもの」というイメージが強いけど、今や通年かき氷を提供するお店も増え、冬こそ食べたいアイスも発売されるようになったり。
誰しも先入観や固定観念のようなものは少なからずあるけれど、その考えから1歩踏み出せばより良いものを知るきっかけを得られるかも。
さて、皆さんお酒はいつ飲みますか?
名古屋昼飲み界の雄!「かっぱの茶の間」
先程の問いに対して大多数の人は大まかに夜を指すような時間、場面を答えるのではないでしょうか。
ただ、人それぞれ生活リズムは違うし、なかなか予定が合わないことも。もちろんこれはお酒の席に限って言えることではありませんよね。
喫茶店のモーニングは朝何時までか、飲んだ後の〆はラーメン…。でも、それって誰が決めたのでしょうか?
地下鉄今池駅から徒歩3分ほど、今回ご紹介する「かっぱの茶の間」さんがあります。
こちらはいわゆる居酒屋ですが、注目して頂きたいのがその営業時間です。
平日は15時開店、土日祝日は12時開店なんです。いいですか、もう1度言います。
平日は15時開店、土日祝日は12時開店なんです!(大事なことなので2回言いました。笑)
昼飲みの魅力についてはまた後ほど…。
店内は昭和にタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気。U字のカウンター席、テーブル席で構成されています。テーブル席のイスはなんと瓶ビールの空き箱をリメイクしたもの。元号が変わろうとしていますが、この懐かしい感じは何か落ち着きます。
メニューの一部をご紹介していきますが、ドリンクでひと際目を引くのがヤカン売りの文字。
一部ドリンクはヤカンでの注文が可能なんです!ユニークさに加え、数人で飲む場合はコスパも良さそうです。
フードメニューも100円からあり、コスパが良いですね。昔ながらの居酒屋メニューが多く見受けられます。
日替わりメニューやメニューにのっていないものもポップで貼りだされています。
□生ビール
最初の1杯はビール。昼飲みがウリの1つのお店ですから、私も明るい時間に乾杯しました!明るい時間のビールは一層美味しく感じます。
□マグロたたきのユッケ風
日替わりメニューから早く提供されそうなものを頂きました。
ねっとりとしたマグロが和風に味付けされており、卵の黄身を割るとよりマイルドに頂けます。
これを海苔で巻いて食べると、磯の風味が一気に増し、よりお酒が進むようになりますよ。
□麻婆大根
こちらも日替わりメニューから。
麻婆豆腐の大根バージョンではあるんですが、単にそういうものではなかった…。
ピリ辛で大根にその味がしっかりと染みていて、中華風煮物のような印象でした。
□生ビール 十六文サイズ
十六文キックというプロレス技を連想させるユニークな1杯。その量がすごくて…。
その量なんと1リットル!大きいよりデカいと書きたくなってしまいます。生中と比べると、生中がかわいく見えます。(笑)こんな大きいジョッキ見たことない…。その飲みごたえは言わずもがなです。
□オヤジの湯豆腐
これまた渋く、ユニークなネーミングですね。
味噌汁を入れるくらいのお椀に大き目の豆腐、その上にはとろろ昆布がのっています。
湯豆腐といっても豆腐はお出汁が染みていて、優しい味わい。その上にとろろ昆布の旨味も溶け出し、すごくほっこりします。これは日本酒、焼酎と合わせたいですね。
□伝説のペタ焼き
大阪名物のイカ焼きのようなもので、卵ベースのもちもちの生地に鶏の軟骨、こんにゃくなどの具材が入っており、結構ボリュームがあります。
ソースとマヨネーズで濃い目に味付けされており、どんなお酒にも合うこと間違いなしです!
□鶏焼き
こちらの名物でもあるのが鶏焼き。
右下から時計回りでレギュラーメニューのつくね、もも、ネック、そして日替わりメニューにハラミがあったためお願いしました。
各席にはコンロが設置されており、鶏焼きを注文すると店員さんがコンロに火をつけてくれ、提供されたものを各自で焼いていくスタイルです。
部位毎の焼き方、おすすめのタレの説明もあります。これがいい感じに年季が入ってて素敵…。
三河地鶏を使用しているにも関わらず、200円からと大変リーズナブル。
どれも弾力があって新鮮そのもの。鶏のジューシーな旨味を感じましたが、特に魅力を感じたのがつくね。
口当たりが滑らかでトロっと崩れていき、何個でも食べれます!
心身に優しい昼飲みのススメ
もちろんお酒によって制限されることは出てきますが、意外とカロリーの高いアルコール類とそのおつまみ…。その他にも体への負担を考えるなら、昼飲みの方がその負担は軽減されます。また、電車の時間等考えなくていいのも楽で、1人でも、仲間とでもゆっくりお酒を楽しむことができます。
昼から営業する居酒屋も増えてきており、その代表格とも言えるのが「かっぱの茶の間」さんです。
「ねぇ、ランチ(お茶)行く代わりに飲みに行かない?」そんなのも大いにアリではないでしょうか?
INFORMATION
- 店名:
- かっぱの茶の間
- 住所:
- 愛知県名古屋市千種区今池1-6-13 今池スタービル B1F
- 電話番号:
- 052-733-3293
- 営業時間:
- 【火~金】 15:00~23:00 (L.Oフード22:00、ドリンク22:30) 【土・日・祝】 12:00~22:00 (L.Oフード21:00、ドリンク21:30)
- 定休日:
- 月曜日
- 一人当たりの予算:
- ¥1,000〜¥3,000
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