矢場町|本格お出汁でいただく蕎麦とおばんざいと鴨鍋を味わえる居酒屋

矢場町|本格お出汁でいただく蕎麦とおばんざいと鴨鍋を味わえる居酒屋

夜、お酒を飲んだりご飯を食べようと街に繰り出すと、だいたいイタリアンやスペインバルを選んでしまうことが多く、たまには優しい和食が食べたいと思っていました。

今回はふと目に入ってきた「蕎麦」と「鴨」のワードに惹かれ、吸い込まれるように入った矢場町の居酒屋をご紹介します。

優しい出汁の香りが店内に溢れる蕎麦と鴨料理のお店「粋玄(すいげん)」

場所は地下鉄栄駅から徒歩10分ほど。ロフトからプリンセス大通りに進むと右手に「粋玄(すいげん)」さんの看板が見えてきます。

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入り口から地下へと導かれる階段を降り、扉を開けてすぐ目の前にカウンターが見えます。 カウンターが8席ほど、奥にテーブル席が4席あり、暗めの店内の雰囲気が落ち着きと高級感を漂わせています。

看板メニューの蕎麦と鴨料理の他にも名古屋名物やおばんざいを取り揃えており、デートや打ち合わせ等にも喜ばれるようなメニュー構成。 お酒もバリエーション豊富です。 今回は鴨鍋をメインに注文をしました。

手作りごま豆富 580円

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ビジュアルから早速愛らしさ全開のごま豆富。 「ごま豆富ちゃん」と敬称をつけたいくらいかわいい。 箸を通すともっちもちの感触で、芳香なごまの香りとふんわりやさしい甘み。デザートでもいけるくらい。豆富のイメージを超えてきます。

スモーク鴨ハムのシーザーサラダ 780円

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しっかり主張のある鴨ハムを使用したさっぱり系サラダ。 3人前くらいのサイズです。

燻製鴨ロース 980円

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シーザーサラダにも使用している鴨をお酒のアテにしたくて注文。 噛むほどに燻製の香りが鼻から抜けます。

鴨しゃぶ鍋

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鴨しゃぶ専用出汁と蕎麦つゆベースの出汁、カレー出汁と3種類ありましたが、今回は鴨しゃぶ専用出汁「金」の鴨しゃぶ鍋を注文。 鴨肉は豊橋産のあいち鴨と和歌山産紀州鴨と選択できますが、せっかくなので食べ比べました。

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豊橋産あいち鴨もも肉は柔らかい口当たりで上品な味わいです。 適度な脂身で、脂身の甘みを楽しめます。

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和歌山産紀州鴨はロース肉ならではの味と食感がしっかりと主張しており、食べ応えがあります。 食べ合わせを注文して正解でした。

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ネギのシャキシャキ感を楽しみながら、一口一口が味わい深かったです。

なかなかボリューム感のあるものを注文してきましたが、せっかく来たのだから〆も楽しんじゃおう!と〆の蕎麦を注文。

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店内で丁寧に石挽きしている蕎麦は滑らかな舌触りです。

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みずみずしくコシのある二八挽きの蕎麦、これを専用のかごに入れて、鴨をいただいた鍋に投入。30秒ほど温めていただくのですが、鴨の脂とエキスが溶け出た出汁でいただく蕎麦はなんとも贅沢な味わいで、隙間のないお腹でもスルスルと入っていきました。

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〆の蕎麦は断然おすすめします。

出汁の香りと美味しい鴨に癒されるひととき

外食をすると味のはっきりした食べ物が多いのですが、「粋玄」さんのように風味のある蕎麦と鴨料理を食べるとほっこりした気持ちになりますね。

主張がありながらも、舌だけではなく香りも楽しめる和食を今回はレコメンドさせていただきました。

 

INFORMATION

店名:
粋玄 (Suigen)
住所:
愛知県名古屋市中区栄3-13-28 角忠ビル地下1F
電話番号:
052-263-1020
営業時間:
11:30~14:00(L.O.13:30) 17:30~24:00(L.O.23:00)
定休日:
無休
一人当たりの予算:
¥3,000〜¥6,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
ケニー

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エディター賞 2021

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全ての記事は、必ず彼らの手を経て公開されます。ライターの個性と、定めたガイドラインのバランスを取りながら編集を担当したライターに贈られる賞です。

エディター賞 2022

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エディター賞 2023

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