
今回は僕の食の師匠いちおしの割烹料理店のランチをご紹介します。
JR新守山駅から南西へ500mほど、国道19号線の方向へ歩いて行くと、平屋建てで和モダンな佇まいの「割烹・天ぷら よこい」がそこにあります。
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グルメ通も唸る名店「割烹・天ぷら よこい」
夜は客単価1万円ほどの高級店。
お店の外観から敷居が高そうにも見えますが、大将や奥様は非常に気さくな方で、まるで親戚の家に来たかのようなアットホームさがあります。
客席数は、カウンターが12席、他個室が3室とカウンター後ろに2人席。
大将が目の前で天ぷらを揚げる手際の良さ、パフォーマンスを見ながら心躍らせるならばやはりカウンターですね。
一品一品、食べ終わった頃を見計らって提供してくれるので、揚げたてを楽しみながらおもてなしを体験することができます。
こちらはかき揚げ定食(1500円)。
エビと三つ葉だけのシンプルなかき揚げで、薄めの衣のサクサク感とプリップリのエビの食感が楽しい一品で、結構なボリュームがあります。
ごま油をメインにした独自の合わせ油で揚げており、非常に香りがよく、胃もたれしにくいのが特長です。
てんつゆと塩でいただくのですが、使用している「海人の藻塩」の苦味を含んだ味わいと天ぷらの相性がいいので、個人的に藻塩でいただくのがオススメ。
かき揚げ定食にはこのほか、季節の野菜の天ぷら、味噌汁、香物、ご飯が付き、ご飯は食べ放題。このクオリティで1500円というコスパ抜群の定食です。
ここからは天ぷら定食(2000円)、季節により食材が変わりますが、本日は鱚(きす)の天ぷらからスタート。
優しい甘みと、サクッとした衣の中にしっとりとした白身。水分が飛びすぎないよう温度管理がしっかりとされています。
あなごの天ぷら。
揚げたてを竹ザルにとり、鉄箸だけでザクッと切る大将のパフォーマンスのとおり、箸でほぐせるほど柔らかいあなご。
皮の香ばしさと身のうまみが際立つ一品。あなごの骨を素揚げした骨せんべいだけでもお酒がすすみます。
えびのしそ巻き。
こちらが出る前にヤングコーンとエビの天ぷらが出ました(写真なくすみません)。
外側はしっかりと火が通っているのに中心部分は半透明の絶妙な揚げ加減。
通常しそは熱が通ると香りが飛んでしまうのですが、エビの水分で守られ、しっかりと口の中で風味を感じることができ、温度管理の賜物と言えます。
アスパラの天ぷら。
僕がよこいでこよなく愛する一品。
季節により産地を選ばれるそうで、今回は長野産。
直径1.5センチほどの太さで見た目は硬そうですが、湯通しすることなく揚げたとは思えないほど歯切れが良く食感を楽しめる他、食材そのものの青味と甘さが口の中にしばらく滞在するのが嬉しいですね。
〆はかぼちゃと茄子の天ぷら。
どちらも甘味がしっかり、茄子に関しては水分がぎゅっと閉じ込められ、かぼちゃはほくほくで適度な歯ごたえ。
「なんで野菜が最初じゃないの?」と疑問を持たれる方もおられるでしょう。
よこいではこの二品がデザートのような位置づけで、それに違わぬ素材の甘さを引き出した、〆にぴったりの野菜天ぷらでした。
天ぷら定食もかき揚げ定食同様に味噌汁、香物、ご飯が付きます。
これだけのクオリティでこの金額、本当に良心的な価格と言えます。
名店「光村」で修行、自身の店でさらに磨き上げられる職人技
天ぷらを揚げる大将は、かき揚げの名店「光村」で修行し、お父様が営んでいた寿司店「すし与」の隣にお店を構えたのが「天ぷら・割烹 よこい」の始まり。
お兄さんが割烹料理、弟さんが天ぷらを担当、ご兄弟で始めたお店ですが、現在はお兄さんが独立してお店を構えるとのことから、弟さんとご家族で切り盛りすることとなったそうです。
お兄さんの割烹も是非食べてみたいと思いました。
店名:割烹 天ぷら よこい
住所:愛知県名古屋市守山区幸心1-1319
電話番号:052-793-2333
営業時間:11:00~14:00(L.O.13:30) 17:30~21:30(L.O.21:00)
定休日:木曜日
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。
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