新守山|早い!美味しい!懐かしい!シンプルだからこそ愛され続ける地元密着の町中華
美味しいもの食べたい!と思うと、つい少し遠いところに足を運んでみたり、ネットで調べたりしてしまいがち。
しかし!ふと地元にフォーカスすると必ずあるのが昔ながらの美味しいお店。
そしてそれを思い出すと無性に食べたくなってしまうのが人というもの。
今回は守山にある、確かな味のほんわか町中華をご紹介します。
町のみんなの台所。おばちゃんとのやりとりに癒される昔ながらの町中華「大洋苑(たいようえん)」
場所は守山区の永森町。最寄り駅はJR新守山駅ですが、駅からは徒歩で15分ほどかかるので車で行くのがベスト。駐車場も十分なスペースが確保されているので安心。
国道19号線を春日井方面に進み、幸心交差点を東へ5分ほど進むと、今回ご紹介する「大洋苑(たいようえん)」さんの看板が見えてきます。
はい、この看板の出で立ち。まさしく町中華という雰囲気がひしひしと伝わってきますね。
ネオン管で造設された店看板も奇をてらっていないからこそ信頼感があります。
席数はざっくり数えても4人がけテーブルと座敷を合わせて50人くらいは入るキャパシティ。郊外の町中華なので家族連れも多く、席との間も広い。
お昼時には常連さんや仕事休憩でお腹をすかせた人たちで満席になることもある、町の台所的なポジション。
店内に入ると「いらっしゃいませ〜」と、テキパキと動きながらも焦りのない、まさしく「パートのおばちゃん」と呼ぶにふさわしいおばちゃんの優しいお出迎えにほんわか。
メニューはさすがの中華料理店。見開きでこの量。一品料理まで入れると100品ほどあるのでしょうか。バリエーションが豊富すぎて悩みます。
お得なランチメニューももちろんありますよー!日曜日も変わらずランチメニューがいただけます。
今回はランチセットから、「炒飯とミニ台湾ラーメン」と、せっかくなので一品料理も食べたくなり「青椒肉絲(チンンジャオロース)」のハーフサイズをチョイスしました。
待つことたったの5分。
めっちゃくちゃ早い!しかも作り置きではないのが嬉しい。
・炒飯
チャーシューではなく金華ハムを使用した、昔ながらのほんのり塩気の効いた香ばしい味わい。紅生姜は刻んで中に入っているタイプ。
これをレンゲいっぱいに盛って、思いっきり口にほおばり「ハフハフ」させるのが幸せなんですよねー!
・ミニ台湾ラーメン
ミニなので具材は少し寂しいですが、女性ならこれ一杯で満足できるくらいの量。
鶏ガラがしっかりと効いたスープと、コクと酸味をともなった台湾ミンチは、シンプルながらも町中華の台湾ラーメンの中ではかなり美味しい部類。
現代の進化したラーメン達のそれとは違い、やはり懐かしさを感じるこの味は何においても安定の美味しさです。
ちなみに「炒飯とミニ台湾ラーメン」セットには春巻きと杏仁豆腐が付いてきます。
・青椒肉絲(チンンジャオロース)ハーフサイズ
メインのお供にちょうどいいサイズ。お酒のつまみにもいいですね!
オイスターソースの旨味とピーマンのみずみずしさが大人気の青椒肉絲。「大洋苑」さんの青椒肉絲にはシイタケも入っており、より旨味が感じられる味わい。
素材のシャキシャキ感と食欲をそそる香ばしさは中華料理のまさしく特権。
後日訪れた際にいただいた「麻婆豆腐」もご紹介します。
豆鼓(トウチー)のふくよかな香りが立つ麻婆豆腐もごはんのお供にバッチリ!
四川系のように山椒を使用しておらず、辛さも抑えられているので痺れ辛いのが苦手な方でもしっかり楽しめる味わいですよー!
今回は紹介できませんでしたが、「大洋苑」さん名物の「牛スジ担々麺」も非常に美味しいのでぜひ食べてみてください!
「パートのおばちゃん」とのやりとりにほんわか癒されるひととき。
「今日の日替わりランチは…あれ?なんだっけ?忘れちゃったわ!(笑)」
「若いんだからもっとしっかり食べなあかんよ!」
なんてパートのおばちゃんとのやりとりに、まるで自分の家に帰ってきたかのような、どことなく落ち着きを感じられるお店。
料理の味もさることながら、おばちゃんとの何気ない会話がまさしく町中華ならではの「味」なのではないかと思います。
ふと「ただいまー」と言いたくなるような落ち着けるお店。みなさんの家の周りもあるといいですね。
INFORMATION
- 店名:
- 大洋苑 (タイヨウエン)
- 住所:
- 愛知県名古屋市守山区永森町370
- 電話番号:
- 052-793-8870
- 営業時間:
- 11:00~15:00 17:00~22:00
- 定休日:
- 不定休
- 一人当たりの予算:
- ¥1,000〜¥3,000
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