名城公園|鶏と豚の濃厚Wスープがクセになる!老舗商店街の一角に佇む味噌ラーメンが美味しいお店

名城公園|鶏と豚の濃厚Wスープがクセになる!老舗商店街の一角に佇む味噌ラーメンが美味しいお店

実は東海地域は全国的に見てもラーメン激戦区。
各店主が自信を持って提供するラーメンはどれも格別で、有名ラーメン店で修業してお店を開店する人も多い。

今回ご紹介するのは製麺に携わる企業の塾を卒業生した店主が創り出すラーメンが美味しいお店。

特に味噌ラーメンを提供するお店は比較的少なく、その中でも美味しいラーメンが食べられるお店をPickup!

製麺会社の塾を卒業した正統派ラーメン店主が作るコクうま濃厚味噌ラーメン「men.LEON」

ライオンと丼のマークがかわいい。BARのようなネーミングのラーメン店「men.LEON」

今回訪れたのは、地下鉄名城線・名城公園駅から東へ徒歩8〜10分ほどのところにある柳原商店街にお店を構えた「men.LEON」さん。

柳原商店街は名古屋城から北へ約1キロほどの場所で名城公園や大学も近く、下町の落ち着いた雰囲気がいまなお残る商店街。

その商店街にかわいらしくも凛としたロゴと、BARのようなネーミングのラーメン専門店が2023年2月にオープン。

駅から徒歩圏内ではありますが、周辺には車で来店する際にはいくつかコインパーキングがあり、さらにお店が提携しているコインパーキングの駐車証明書を持っていくとサービスが受けられるそうです。詳しくはお店の公式Instagramを参考にしてくださいね。

お店の前にはメニュー看板があり、入店前からどれにしようかとわくわくとそわそわが入り混じった期待と迷いが入り混じった変な気持ちになります。

味噌ラーメンに定評があるお店ですが、いざお店のメニュー看板を見ると、醤油ラーメンやまぜそばまで取り扱っているではありませんか。味噌ラーメン目当てに訪問したのに、期間限定麺まであるなんて…。心が揺らぐ…。

 

カウンターオンリー。清潔な店内で丼と向き合う

意を決して店内へ。扉を開けてすぐ右手に券売機が設置してあります。

お店の外で「今回ははこれだ!」と固く決心したつもりなのに、券売機を前にして魅力的な商品ラインナップにまた心が揺らいでしまう…。 しかも「各種まぜそば」は大盛り無料だと…。

後ろにも人が数人待っていたため決意通りのものを注文しましたが、並んでいなかったら10分は迷いましたね。

店内もそうですが、カウンターも清潔感が漂い清掃が行き届いています。なお席はカウンターのみ。グループで来た際にはバラバラに座る可能性もあります。

それでは幾重もの誘惑に悩んだ結果、今回いただいたものをご紹介しますね。

 

濃く深く。うまみが舌に残り続ける味噌ラーメン

●特製味噌ラーメン 1,200円(税込)

やはり看板メニューは外したくなかったので味噌ラーメンを注文。見た目からして濃厚なスープとトッピングのボリュームに思わず鼻息が荒くなります。(笑)

「特製」ではほろっとした食感と脂の旨みがじわーっとにじみ出る通常のチャーシューと、それを炙ることで肉の旨みと香ばしさ、そしてギュッとした食感がさらに楽しめる炙りチャーシューが各2枚トッピングされていています。文句なしで特製をぜひ注文していただきたい。

煮玉子の火加減も写真の通り絶妙。個人的に黄身がトロトロ過ぎてスープに混ざってしまうのが好きではないのでちょうどよく、白身の最深部までしっかりと味が行き渡っています。

そしてスープ!鶏と豚のダブルスープは鶏白湯ととんこつスープのいいとこ取りのような風味と粘度で、とがりのある味噌の味わいをまろやかにまとめてくれているような、パンチがありながらもコク深いスープ。

麺はストレート麺。濃厚なスープと絡み過ぎず、噛めばプツッとはじけ、小麦の甘い風味もほんのり感じられます。

スープには北海道の味噌を使用しているそうですが、「THE・北海道味噌ラーメン」のようにちぢれ麺でガッツリしているわけではなく、どことなく上品な印象。スープとのバランスを考えられたうえでの選択なんだなぁと妙に納得していました。

 

海老のエキスが溶け出したうま辛濃厚な味噌ラーメン

●特製辛味噌ラーメン 1,230円(税込)

ふふふ。実は今回の訪問は1人ではなかったため、もう1つのメニューも楽しむことができました。

実は辛味噌ラーメンにはある秘密が。

それはスープ!「味噌ラーメンに唐辛子ペーストとか入れただけなんでしょ?」とは言わせません。

独自ブレンドの味噌のコク、辛味噌の後から追いかけてくるようなピリッとした辛さ、そして隠し味に桜エビが使用されており、香ばしさとふんわりと鼻腔内を満たすエビの風味が絶妙な1杯。

 

●炙りミニチャーシュー丼 300円(税込)

 

忘れちゃいけない名脇役。それはラーメン店の小丼。醤油系の焦げた香ばしさをまとった角切りのチャーシューはご飯との相性がいいのはもちろんですが、レンゲですくい、コクのある味噌スープに少し浸すとチャーシューの脂が溶け出て至福の一口。これはお腹を空かしてラーメンとともに注文してほしい。

 

味噌ラーメン以外も気になる!

店主は製麺も取り扱う東京にある大成食品株式会社「鳥居式らーめん塾」の卒業生。今までにもさまざまな繁盛店を世に送り出した塾でラーメンに関するありとあらゆることを学び、そして独自の解釈を注入してオープンしたお店が「men.LEON」さん。

看板メニューは味噌ですが、全方位的にラーメンを学んだ店主が提供する醤油ラーメンもまぜそばもやはり気になりますね。

INFORMATION

店名:

men.LEON

住所:

愛知県名古屋市北区柳原4-5-1

電話番号:

052-913-2101

営業時間:

昼11:00〜15:00
夜17:30〜21:30

定休日:

Instagramにて要確認

一人当たりの予算:

¥1,000〜¥3,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
ケニー

ケニー

エディター賞 2021

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全ての記事は、必ず彼らの手を経て公開されます。ライターの個性と、定めたガイドラインのバランスを取りながら編集を担当したライターに贈られる賞です。

エディター賞 2022

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エディター賞 2023

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1人で行っても楽しめるお店を開拓する探索型ライター!1人呑みはもちろん、みんなで行っても美味しくて楽しいお店をPICK UPしていきます。