
丸の内|ザクザク具だくさんの塩天丼が名物!そばや天ぷらを楽しめるオフィス街の居酒屋
地元を離れてからも時々恋しくなる、生まれ育った地域で慣れ親しんだ郷土料理の味。
名古屋では、その特徴的な食文化から“名古屋めし”というジャンルが確立されていますが、知名度はなくとも魅力的な郷土料理が全国各地にあります。
この日友人とともに訪れたのは、丸の内のオフィス街からほど近い場所にある和食居酒屋。
食通が注目するお店としても知られる同店では、京都や静岡の郷土料理として親しまれている「茶そば」やさっぱりといただける「かき揚げ丼」が看板商品となっています。
目次
多くの食通が注目!日本各地の郷土料理を取り入れた商品展開が魅力的な和食居酒屋「千力(せんりき)」
グルメの舌を満たす個性豊かな品揃えが魅力!食通が推す和食居酒屋を初訪問
この日友人とのディナーで足を運んだのは、地下鉄丸の内駅そばにある和食居酒屋「千力(せんりき)」さん。同店の営業形態は和食店及び居酒屋なのですが、私も友人もお酒を飲まないため、今回は食事を楽しむためこちらを訪れました。
というのも、以前から何度も同店の前を通り過ぎており、友人を誘って足を運べる機会をずっとうかがっていたのです。
同業の知人におすすめされたこともあり気になっていたのですが、ようやくこの日、初めて足を運ぶことができたのでした。
日本各地のお酒に興味津々♪和心を感じるぬくもりある店内の雰囲気も◎
お酒はめったに飲まないのですが、それでも珍しいお酒の瓶が置かれていると興味を持ってしまうのがグルメライターの性。ぬくもりを感じる和風の店内を物色しながら、ついでに置かれているお酒の種類もチェックします。
店内の各所に置かれた酒瓶の種類は多いものの、仕入れが難しく提供をやめてしまったものもある様子。現在提供しているお酒のラインアップは現地で直接確認してくださいね!
看板商品の「天ぷら」と「茶そば」を中心とした贅沢ディナーを満喫
同伴していた友人の知人がたまたま従業員として同店で働いていたこの日。彼におすすめ商品を伺いながら「残ったら持ち帰ればいいや」という気持ちで次々と気になる商品をオーダー。
同店の看板商品は「天ぷら」と「茶そば」ということなので、今回はこれらのふたつをマストとしてそれぞれ食べたいものを選びました。
●茶そば(温) 900円(税込)
友人が真っ先に選んだのは、同店の看板商品のひとつ「茶そば」。京都や静岡の郷土料理として知られている茶そばですが、名古屋で食べることができるお店は希少なのではないでしょうか?
茶葉が練りこまれているため、麺は鮮やかな緑色になっています。私の地元・北海道にも「グリンメン」という同じく緑色のご当地麺があるのですが、こちらは茶そばよりも緑色が濃く、お茶ではなくクロレラが練りこまれています。
同じ緑色の麺でも、やはり茶そばの方がグリンメンよりも香り高く、そば本来の歯切れの良さがしっかりと残っているように感じました。
●かき揚げ丼(しお)ハーフサイズ 1,100円(税込)
同店の丼ものはボリュームたっぷり。今回は少しボリューム控えめなハーフサイズの「かき揚げ丼」を選びました。
かき揚げ丼はしお、つゆ、味噌からタレを選べるとのことだったので、今回はお店おすすめの「しお」をチョイス。塩味にすることで一般的なかき揚げ丼よりもさっぱりといただくことができ、素材本来の美味しさをしっかりと感じられるところが魅力的なポイントです。
具材が大き目かつたくさん入っているので、個人的にはハーフサイズでも十分すぎるほどのボリュームでした。
さらにかき揚げ丼には、赤だしと香の物がついてきます。ひと品で食事を完結したい方には嬉しいサービスですね!
料理とともにお酒も楽しみたい方には単品オーダーがおすすめ。お店を利用するシーンにあわせて、品数や食べ方を変えて楽しんでみてください。
本当に行って良かった!美味しい料理を食べながら和やかな女子会を満喫
あまりの居心地の良さについつい長居し、およそ1時間半ほどたっぷりと女子会ディナーを楽しんだこの日。
従業員の彼との会話も時折挟みながら終始和気藹々と和やかな雰囲気で過ごすことができたのですが、想像していた以上に高クオリティだったお料理の数々を前に思わず無言になり、食べることに没頭してしまうというシーンが幾度となくありました。
これは、食通が自信を持っておすすめするお店というだけある。ランチ営業も行っているようなので、次回はランチでお邪魔してみたいと思います。
この記事を読んで興味惹かれたという方は、ぜひ現地へ足を運び、同店自慢の天ぷらと茶そばを楽しんでみてくださいね!
INFORMATION
店名:
千力(せんりき)
住所:
名古屋中区丸の内2-15-5
電話番号:
052-204-1118
営業時間:
[ランチ]
11:00~15:00 (L.O.14:30)
[ディナー]
17:00~22:00 (L.O.21:30)
定休日:
日・月
※祝日は不定休
一人当たりの予算:
¥1,000~¥2,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。