伏見|無骨な雰囲気とユーモア溢れるメニューのギャップに萌える。創業半世紀以上の老舗寿司店
名古屋の演劇界の中心「御園座」。
その歴史は1896年。歌舞伎を中心とした演劇を華やかに演出する場所として、名古屋の演芸舞台として華やかにオープンしました。
そして2018年にフルリニューアル。それに合わせて新たな飲食店も近隣にオープンし、まさに古今混在を通じ、今なお注目のスポットです。
今回ご紹介するのは、御園座周辺で数ある飲食店の中でも一際歴史のある寿司店!
歴史がありながらも現代に合わせたオリジナリティ溢れるメニューが来る人の心を離しません。
目次
1970年創業。御園座の来客者の心と胃袋を満たし続ける老舗寿司店のユーモア溢れるランチ丼「五郎鮨」
御園座に来客する人たちの胃袋を満たし続ける!創業55年の老舗寿司店「五郎鮨」
今回ご紹介するのは、地下鉄伏見駅6番出口から徒歩3分、伏見交差点の南、三蔵通り沿いにある「五郎鮨」さん。
伏見・御園座エリアといえば、芝居や音楽の興行で長年栄えてきた名古屋の文化的中心地のひとつ。歌舞伎やコンサートの前後に役者さんやお客さんが立ち寄ったであろう老舗が今も数多く軒を連ねています。

そんな伏見の街で創業から半世紀以上にわたって地元のサラリーマンや御園座帰りのお客さんに愛され続けているのが、こちらの「五郎鮨」さん。寿司屋の海鮮丼ブームよりずっと前から、この場所でリーズナブルで美味しいランチを提供してこられた、まさに「伏見ランチの生き字引」のような存在です。

お店の前にはショーケースに並べられた寿司のサンプルがズラリ。最近はなかなかお目にかかることがなくなりましたね。
スタミナ丼やパワー丼など個性派メニュー
握り寿司、ちらし寿司といった王道メニューはもちろんあるのですが、ランチタイムの主役は何と言っても個性派ぞろいの海鮮丼ラインナップ。


店内はカウンター席とテーブル席を合わせて約30席。お寿司屋さんといってもそれほど敷居は高くなく、おひとり様でもふらりと入れる気軽な雰囲気。寿司屋らしくカウンターに陣取って、職人さんの仕事ぶりを眺めながら食事するのが個人的なオススメです。
平日ランチタイムには、これらのメニューに赤出汁・サラダ・漬物がセットでついてくるという、伏見オフィス街の良心的なサービスっぷり。ご飯の大盛りも+100円で対応してくれます。
「五郎ちゃん丼」や「日替わりさしみ丼」も気になる…。
しかし、せっかく五郎鮨さんに来たならば、王道よりも邪道。今回ご紹介したいのは、こちらの店を語る上で外せない名物の1杯!
映えだけじゃない!味付けに隠された意外なものとは?
●スタミナ丼/大盛り 1,400円(税込)

着丼!いい感じに映えてますねー!今回はプラス100円でご飯大盛りにしましたが、それでも1,400円ってお得すぎませんか…。

付け合わせには刻みたくあん。箸休めにもぴったりなのですが、筆者は別の方法でこのたくあんを楽しみます。ふふふ。

少量ですがキャベツのサラダも。卓上のしそドレッシングでいただきます。

さらには赤出汁の味噌汁まで。香りを嗅げば落ち着くし、飲めば体中に染み渡る。名古屋人にとっては血液のような存在です。
ではメインのスタミナ丼にうつりましょう!

色とりどりの海鮮に納豆、大根のツマなど、とても豪華な1杯。どこから手をつけたらいいのか分からなくなります。
それにしても気になるのが中央の具材。スタミナ丼1番の注目ポイントです。

実は中心から卵黄、とろろ、そしてネギトロが層を成しており、当然美味しい組み合わせ。これを混ぜていくのですが…。

なんと味付けは醤油ではなく甘ダレ!海鮮に甘ダレが合うの?と誰もが疑問を持つと思いますが、結論「めっちゃ合う」!
卵黄、とろろ、ネギトロの濃厚トリオにさらに濃厚な甘ダレを合わせようとは、誰も想像できなかったのではないでしょうか。
筆者はここに先ほど紹介した刻みたくあんを混ぜることでトロタク気分を味わいました。おすすめですよー。

中央の具材を味わった後は周りの刺身に箸を伸ばしていくのですが、これがまた鮮度抜群!
マグロの赤身も旨みと酸味が相乗していて、本当にいいネタを仕入れていることがわかります。
突飛なネーミングが目立ちますが、中身はまさに本物。
もう一度言いますが、これが1,300円で堪能できるお店は他にないのではないでしょうか。隣席の海外旅行客も「Oh…Fire…」と感動の言葉が漏れ聞こえるほど。海外の方が日本の料理で感動している姿を見るのって、なんだか誇らしくなりますね。
生粋の阪神ファン!引き継がれる虎の心とユーモア
ここで地元名古屋人には注意していただきたいことがひとつ!

写真の通り、五郎鮨さんは名古屋にありながらも生粋の「阪神ファン」!入り口を入ってすぐ右手には阪神タイガース選手のサインや写真、グッズで溢れかえっています。誤っても「僕はドラゴ…」なんて無粋な言葉は発しないように。「五郎鮨」さんは別名「名古屋の阪神ファンの聖地」でもあるのだとか。

実はスタッフさんが働いている間にちらほらと目に映ったのは「背中」。どうしても背中の写真が撮りたかった筆者は「すみません。背中の写真を撮ってもいいですか」と伺うと「あ、どうぞどうぞー!」と、サービス精神も素晴らしい。もう大好きです。
阪神ファンなだけあり、スタッフさんの背中にはユーモアあふれる店主の一文が。(笑)
創業50年以上の老舗でありながら、料理やTシャツのユーモアはやはり阪神ファンならではなのかもしれませんね。
美味しさと愛の溢れる無骨な寿司店。ぜひ一度足を運んでいただきたいものです。
INFORMATION
店名:
五郎鮨(ごろうずし)
住所:
愛知県名古屋市中区栄1-12-4 山田ビル1F
電話番号:
052-231-5634
営業時間:
[ランチ]11:00〜13:30
[ディナー]17:00〜21:00
日
11:00〜13:30
17:00〜20:30
定休日:
土曜日
一人当たりの予算:
¥1,000〜¥2,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。













