栄|うちなんちゅが通う名古屋の沖縄居酒屋
皆さんは、沖縄料理は好きですか?
沖縄のイメージといえば、「のんびりしている」「海が綺麗」というイメージが一番強いでしょうか?
太陽の光が強く照り付ける暑い沖縄は、さっぱりとした味付けなのにしっかりとダシが効いているシンプルな料理が多いです。
海だけではなく、美味しい料理も実は沢山ある沖縄。
そんな沖縄料理の本場の味が、実は名古屋でも堪能できるのです。
本日は沖縄出身の私、Qが通う沖縄居酒屋をご紹介します!
料理長が愛を込めてダシから作る沖縄そばと、プロの歌手である女将さんが生で歌う民謡を楽しめる「沖縄居酒屋ゆいゆい」
本日は栄にある「ゆいゆい」という沖縄居酒屋をご紹介させて頂きます。
「ゆい」という沖縄の方言をしっていますか?
”ゆい”とは”結ぶ”という意味があります。
”ゆいゆい”というのは、”皆で一致団結する”という感じの意味があります。そんな素敵な方言をお店の名前にした沖縄料理が食べられるお店、ゆいゆい。
栄の繁華街にある交差点の角にあります。
入口の前には赤い看板。
地下にあるお店で、沖縄独特の民謡がずっと流れています。
実は、この流れている民謡は、この店の女将さんでもある大城さんが歌っているとの事。
めんそ~れとは、いらっしゃいませの方言です。
中に入ると沖縄感溢れるのれんと沢山の泡盛が積まれています。常連のお客様方のキープ(取り置き)ですね。
カウンター席も座敷もあります。
メニューはこんな感じで沢山あります。
私はこのお店に何度か来店させて頂いてますが、そばが好きなので沖縄そばを注文。お肉も食べたくなってラフテー(豚の角煮)も注文しました。
すると、注文を聞いて女将さんがこう言いました。
女将さん「そばにも肉のってるのに、あんた肉好きだね~!そばにのせる肉、ダシとってる骨ついてるのにするね~?(骨ついてるお肉にする?という疑問形のなまり)」
私「あ、じゃあそれにする~」
ということで、通常、沖縄そばの上には普通のミニサイズの豚の角煮がのっていますが、今日は骨つきの肉をのせてもらいました。
私が特別なわけではなく、このお店はお客様からのなにかしらの注文の組み合わせや要望によって少しアレンジしてくれることがたまにあります。
沖縄そば(通常は骨なしの三枚肉がのっています。)
今回上にのっているお肉で、料理長のにーにー(お兄さん)はじっくりことこと美味しいそばのスープを作ります。
麺はコシとちぢれが絶妙。
さっぱりとダシの効いたスープが絡んで美味しいです。
そしてラフテー。
味が染み込んでて分厚い脂身まで美味しい!!!
一口では食べられない大きさで噛み応えもあります。
泡盛の水割りも頂きました。
ボトルだと銘柄選べますが、グラスの場合は久米仙です。
お酒を飲みながらよんなーよんなー(ゆっくり)していると、女将さんが三線を持ち出しました。
女将さん「よし、練習しよっと」
そうです。
沖縄の民謡を生演奏と生歌で披露してくれるのです!!
大体夜の20時~21時頃の間に演奏が始まるそうです。
曲はほぼ沖縄の方言で歌われていて、クンクンシーという三線の楽譜を見ながら歌ってくれます。
沖縄出身の私でも難しい昔使われていた方言が沢山歌詞に入っています。聴いているだけでは何の歌か分かりませんが、女将さんが歌の後にどんな内容の歌かぼそっと話してくれたりします。
本日歌っていたのは、19歳の初恋の曲や、仕事を一生懸命頑張っていればいつまでも若くいれるよという曲、知っている人もいるかとは思いますがハイサイおじさんという陽気な曲なども歌われていました。
女将さんが歌っている横でその曲を他の店員さんが口ずさんだりします。
なんと、このお店、働いているスタッフ全員沖縄出身。
そして、私以外にもいるお客さんの中にも、沖縄出身のお客さんが数名。
もちろん名古屋出身の方や県外の方も多く見えていました。
予約可能で、団体様のご予約も承っているそうです。
店内は女将さんが歌を仕事にしているため禁煙。
アイコスならOKだそうです。
この忙しい日々の中でホッと一息つきながら、美味しい沖縄料理に楽しいお酒、沖縄の景色が浮かんでくる通る歌声を聴きながら、いつも過ごしている名古屋とは少し違う時間の流れを、あなたもここに体験しに来てみてはいかがでしょうか。
INFORMATION
- 店名:
- 沖縄居酒屋ゆいゆい
- 住所:
- 愛知県名古屋市中区栄3-8-27
- 電話番号:
- 052-263-5663
- 営業時間:
- (日・月・水・木)17:30~23:00(金・土)17:00~ 1:00
- 一人当たりの予算:
- ¥1000〜¥3000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。