啜れ!名古屋の麺道場 vol.12|「ねぇ、二郎でアオハルしない?」個性派ながらも万人受けするジャンクな1杯を啜れ!
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啜れ!名古屋の麺道場 vol.12|「ねぇ、二郎でアオハルしない?」個性派ながらも万人受けするジャンクな1杯を啜れ!
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二郎系といえば、麺を覆うように盛られた山盛りのヤサイにニンニク、トッピングが印象的ですよね。
その見た目はとにかく“爆盛り”かつ“ハイカロリー!”
あの満足感、そして1度食べたらまた食べたくなるあの中毒性!そう、二郎でしか満たすことのできない欲求があるのです!
食べること、すすることが好きな私にしむーが名古屋市内の二郎系ラーメンを巡り、その爆盛りに果敢にチャレンジしながらその魅力をマシマシでご紹介していきます!
そして、なんとこの連載も今回で最終回!
最終回は二郎系の個性に負けないような、独特の個性を持った1杯を啜っていきます!
目次
「ニンニクと青春は汗臭いくらいがちょうどいい?!」青春系二郎ラーメンがコンセプトの1杯を提供する「放課後いつもの場所で」
決戦の地は名駅にあり
お店があるのは中村区名駅。言わずと知れた名古屋の玄関口で全国、国内外を問わずさまざまな人が訪れます。リニアの工事に合わせて更なる開発が進む予定となっており、その完成は2040年前半が予定されているそう。今でも5大都市に名を連ねる名古屋、名駅周辺はどんな街になっていくのか待ち遠しい気持ちもありますが、その頃の自分がどうなっているかはあまり想像したくありません。(笑)
少し気になって調べてみたんですが、名古屋駅の1日の利用者数は79万人程度なんだそう。私は数字が本当に苦手なんですが、すごくざっくり計算すると名古屋市に住む3人に1人が1日1回名古屋駅を利用するということになります。実際は観光客や仕事で利用する方も多くみえるので一概には言えませんが、そう考えると名古屋駅周辺ってすごいんですね。比較的人が少なくておかしくない平日の日中も人通りは多く、週末なんてどこを歩いても人でごった返していますからね。
名古屋の特徴の1つである地下街を駆使しながら人混み、天候不良を避けて観光や用事を済ませるのも吉だと思います。

名駅は西口、東口に分類されることが多いですが、今回啜っていくお店があるのは銀時計がある西口。新幹線の改札や高速バスの出発点でもあるため、キャリーバックを持った観光客を特に見かける場所なのではないでしょうか。
そんな名古屋駅の西口から歩いて5分かからない場所に、今回ご紹介していくお店「放課後いつもの場所で」さんがあります。

…うん、待て、ちょっと待ってくれ。さすがにこれは触れずにはいられないんですが、店名と外観のインパクト、クセがすごいぞ!さまざまな形態の飲食店が集まるこの一帯でも一線を画す圧倒的な存在感を放っています!坂道系のグループの楽曲にあっても何ら違和感のない店名ですね。
青空のもと浜辺に立っているセーラー服を着た女の子が麺と書かれた岡持ちを持っている看板は、否が応でも目を引くし、これまで二郎のお店の看板と言えば濃淡がはっきりしたものが多かったですが、まるで夕焼けのようなグラデーションが施されていてめちゃくちゃ斬新です!
そして、それと肩を並べるような特大のインパクトを誇るのはこれです。

「ニンニクと青春は汗臭いくらいがちょうどいい。」
本当に?!それ本当に言ってる?!誰もが1度はMrs. GREEN APPLEの「青と夏」みたいな青春を夢描くけど、そこにニンニクが入ってくる世界線は想像したことがありませんでした。
盛大に触れたので、どんなお店かを説明していくと、こちらは青春系二郎ラーメンをコンセプトにした1杯が啜れるお店なのです!完全な理解は難しいかもしれませんが、中高時代の夏の学校や部活帰り。友人たちと他愛ないやり取りをしながら、お腹減ったねと足を運んで汗をかきながら啜る青春の味…といったところでしょうか?
私は学生時代野球部に所属していましたが、確かに帰り道にコンビニでパンとかアイス買って食べながら帰ったっけ。部活終わるの待っていてくれたあの子、今ごろどうしてるかな。皆さんはどんな青春時代を送っていたでしょうか?
名駅周辺は特にお店が多いですが、駅チカに二郎系のお店はあまりないので、名駅でガッツリ食べたい方にはおすすめ!そしてナゴレコで公開される記事は今やさまざまなウェブメディアで見ることができます。この記事をナゴレコ以外の媒体でご覧の皆さん、そして遥々名古屋へお越しになった皆さん!名駅に世にも珍しい青春系二郎ラーメンがあるので、ぜひ注目してください!

店内は厨房に面したカウンター席、その反対側に2人掛けのテーブル席があるコンパクトな造り。
ただこちらは2階にも席があり、計18席が用意されているそうです。
私が訪れたタイミングでも学生さんと思われる6名がやって来て2階席へ案内されており、こちらの店名から言いたいことはそういうことなんだよなと1人で納得していました。これだけ駅チカでありながら、ランチタイムは15時まで営業されているので、遅めのランチにも重宝しそうですね。
建物の構造上、お手洗いが非常に奥まった場所にあったので、その点はご留意ください。

注文は店内入って左手にある券売機で食券を購入する形となります。
通常のラーメン以外にも味噌、汁なしといった選択肢、そしてトッピングやサイドメニューにそれらを組み合わせたセットメニューも存在します。
いろいろ選べるのは嬉しいことなんですが、ここでもお店のコンセプトが大爆発しております!麺の量に関しては200グラムが普通、300グラムが青春、400グラムが大人の階段と銘打たれており、その世界観を遺憾なく発揮しています!「大人の階段登るー、君はまだシンデレラさっ♪」って歌い出したくなったぜ。

それでありながら通常のラーメンとの量の比較など分かりやすく表記されているので、二郎初心者のにもおすすめです!二郎系のハードルとなっているのは、量とコールだったりするので、最近はその点について明記しているお店も増え、ハードルも下がってきていると思います。臆することなく、二郎系にトライしていきましょう!
これだけ選択肢があると券売機の前で少し悩んでしまいます…。ですが、今回でこの連載も最終回!これまで数々の道場破りをしてきた身として、一切の躊躇なく豚ラーメンの青春をプッシュ。個人的には今でも青春気分で過ごしていますが、郷に入っては郷に従え。いわゆる青春時代のことを思い出しながら、青春系二郎ラーメンを啜り尽くしてやろうじゃないか。
さて、こちらは食券を店員さんに手渡すタイミングで、毎度お馴染みのあのお時間です!
ニンニク入れますか?
全マシマシで!!!
ええ、今回はこの連載の花道を飾るべくに全マシマシでコールしてやりましたよ!もちろんそのための事前調整は万全!お腹はペコペコだし、ご飯を食べるだけなのにやる気に満ち溢れ、燃えています!そうさせるのが二郎系という食べ物なんですよね、食は闘いなのだ。
これを食べ終わった後のことはあまり考えていませんが、人と会う予定は入れないようにしておきました。お腹いっぱいで動けないならそれはそれだし、ニンニクパワーが力が溢れてきたときには、名古屋を蹂躙してやります。

店頭、店内には麺の量だけでなく、コールの量や食べ方についても丁寧に表記されています。優しい世界。
増やすだけでなく、少な目にも対応されているので、無理なく自分の食べられる量を申告するようにしましょう。麺が300グラム、ヤサイが400グラムということはそれだけで700グラムか…望むところだ、かかって来なさい。
ランチタイムの少し前に訪れたこともあり、さほど待たずして私の注文した1杯がやって来ました!
着丼!ジャンクで病み付きになる青春の1杯を喰らえ!


こちらが今回私がいただく「豚ラーメンの青春(300グラム)/全マシマシ」です!こんもりと盛られたヤサイに他たっぷりとかかったアブラ、それに寄り添うようなチャーシュー!これだよこれ、このビジュアルこそ二郎だよ!
これはもちろんお店にもよるんですが、マシマシにすることによってヤサイだけでも1キロを超えるようなお店も中にはあります。
それに比べると、こちらのマシマシは二郎系の中では優しい方の盛りと言えるでしょう。それでも軽く700グラム以上あるので、すごい量であることには間違いないんですけどね。

さあ、カロリーの時間だ。
今回も山のように盛られたヤサイ、そこにかかったカロリーの権化ことアブラが絶妙のハーモニーを織りなすアブラサラダから喰らっていきましょう。
ご覧の通り、こちらは味付きアブラとなっており、アブラ本来の旨味にプラスアルファが成されているわけです。ヤサイはほぼもやしですが、時折顔を出してくれるキャベツに少し愛らしく感じます。キャベツが少しでも入っているとテンションが上がりますね!
そしてヤサイと味付きアブラの相性がまあ良いこと!アブラの粒の大きさが大小まばらになっていて食感も良く、濃い目の味がしっかり染みています。これが程よく火の通ったもやしを中心としたヤサイとともに食べるとちょうど良い塩梅!
無料トッピングのヤサイとアブラを合わせて食べることをアブラサラダと呼んできましたが、これはサラダにドレッシングをかけて食べている時に近い感覚さえあります!
味付きアブラのジャンクさは凄まじく、それによってヤサイがバクバクと進んでしまいますね。ここのアブラは悪魔的だわ。スープと合わせたときの変化も楽しみです。

毎度毎度本当にお世話になっているニンニク先生。そのお礼に今回はマシマシとさせてもらいました。あなたがいるだけで二郎は水を得た魚のように生き生きとし、その上で更なる爆発力を携えることができます。漫画やアニメの世界で例えるなら、主人公はニンニクの入った二郎系ラーメンを食べることによってパワーアップすることができるのです。
ヤサイサラダに添えて良し、スープに溶かして良し、麺と絡めて良し!なくてもいいけど、あればそれだけの恩恵を受けることができるので、皆さんどうかニンニクが食べられるタイミングで二郎系を啜って欲しいです!
え?口臭が気になる?じゃあみんなで二郎食べに行けばいいじゃない!

お次はチャーシューですね。絵に描いたようなラーメンのチャーシューといったビジュアル。厚さは薄すぎず、分厚過ぎず、大きさも小さすぎずといった標準をいっています。
プルプルと柔らかいというよりは、しっかりと肉感を感じる噛みしめたくなるチャーシュー。二郎系というよりも、ラーメンのトッピングとしての”チャーシューの王道”といった印象を受けました!
どれもこれもがジャンクだと常に全力疾走しているような感覚で食べ進めなければいけないので、このチャーシューのようなバランサーがいてくれると助かりますね。

マシマシにしたヤサイの山の標高も低くなってきたので、ぼちぼちスープに手を出していきましょうかね。
この時点では無料トッピングのアブラはあまり溶け出していない状態ですが、レンゲに泡のように漂うアブラは二郎の結晶のようなもの。ひと口飲んでみると豚の風味、旨味は土台としてあり、その上にある醤油が強いイメージ。
そのコクとキレが全面に出ており、そこに加わるアブラの旨味とニンニクのパンチ!二郎系のスープとしてはあっさり系な印象で、例えるなら、醤油ラーメンのスープがグレてやんちゃしてる感じが近いかもしれません。

さて、いよいよ麺を引っ張り出して啜っていきます!リフトアップして分かったことなんですが、二郎系ではあまり見ない平打ちの極太麺です。これは珍しいです!
いざズルズルと啜ると、麺は二郎系によくあるワシワシとした食感ではなく、ツルツルとした啜りやすさを持っています。平打ちの極太麺はさざ波のように優しくウェーブがかかっており、そのお陰でスープと絡んでその旨味を引き連れてくれますね。麺は少し硬めの茹で加減なので、その点で食べ応えを補ってくれている印象。
全体的に食べ応えがあるというよりも啜り心地の良い麺で、大きく息を吸い込むような形でズズッと全力で啜りたくなってしまいます!普通のラーメンを300グラム啜るなんてあり得ないので、これだけの麺を啜ることのできる二郎の多幸感で、いろいろと昂って参りました!

やったるでってことで、天地返ええええええし!!!現実世界で天と地をひっくり返したらとんでもないことになります、合法的に天と地をひっくり返せるのは丼の中くらいなので、全力で返してやりましょう。これで随分食べやすくなったぜ。
後は全てが一体化されたこの1杯を全力で啜るだけ。それぞれ単体で味わってきたものを1つにすると味わいも変わってくるわけで、特にいい仕事をしているのが味付きアブラですね!醤油が強めのスープに旨味と強烈なパンチを加え、一気にジャンクなものへと進化させています。
マシマシにしたヤサイの食感、醤油のキレとコクを感じるスープ、パンチのあるニンニク、甘味とジャンクさを加速させるアブラ、これらが麺に絡みついた時、甘じょっぱいという無限ループを引き起こすこととなり、啜りがどうにも止まりません!ちなみに暑い時期の二郎とのタイマンはいつもすごい汗をかきます、往生際の悪いやつだぜ。
暑さとマシマシのボリュームにしどろもどろしながらも、無事完食!ごちそうさまでしたと外に出た瞬間、頬を撫でる豚の香りと滴る汗にあの頃の青春が蘇った気がしました。
また食べたくなる中毒性が二郎の極意なり
青春系二郎ラーメンってなんぞ?!と最初は思っていましたが、確かに全力で二郎を啜った後の背徳感、流した汗はその時にしか感じることのできない無二のもの。そのインパクトに最初は面食らいましたが、誰もが無心になって丼に向かうその姿は青春時代そのものなのかもしれません。
名古屋駅すぐの好立地、少な目から注文できる麺の量、その味と本格的というよりライトな二郎系という印象で老若男女問わず誰でも挑戦しやすい二郎系と言って良いと思います!私はマシマシを注文しましたが、ジャンクかつ中毒性を感じる味が食欲にブーストをかけてくれ、最後の道場破りも見事勝利となりました!
スープに麺、さまざまなトッピングが織りなす二郎ならではのジャンキーで中毒性のある味わい…思い返せばまた食べたい!そうやってまた気付けば二郎に足を伸ばしているんだろうな…。
最終回に寄せて
さて、冒頭でも触れましたが、今回で「この啜れ!名古屋の麺道場」は今回で最終回を迎えることとなりました!皆さまいかがでしたでしょうか?
最後なのでできるだけ手短に12回に渡る連載の振り返りをと思うんですが…素直にすごく大変でしたね。(笑)それが二郎系の魅力ではあるんですが、量が多い!味濃い目!麺の量やトッピング、コールで大暴れしていた部分があるので自業自得ではありますが、それでも啜り終わった後は満腹感と喉が渇いて水ばっかり飲んでました。(笑)それでもまた食べたくなる中毒性、それが二郎の持つ魔力なのです。
二郎系はとにかくパンチとボリュームがすごい1杯であることに違いはないんですが、それも少しずつ変わりつつあるようにこの連載を通して感じました。
お店によって麺やコールの量は少な目での注文が可能だったり、コールの仕方、その量が分かりやすく表記されているお店も増えてきました。
二郎系のハードルとしてボリューム、コールがあると思いますが、そのハードルは確実に低くなってきています。それでいて最大の特徴である悪魔的な中毒性は変わらないので、それらが理由で敬遠されていた方はぜひ訪れてみて欲しいです!そうやって二郎系の魅力が少しでも広がれば、それはライター冥利に尽きます。
締めくくりは少しでもそれらしい良いことを書きたくなるわけですが、皆さんが幸せと感じる場面はどんな時でしょうか?休みの日好きなだけ寝ることができた時、家族との旅行、大切なパートナーと過ごす何気ない時間…幸せには大小、その形もさまざまだと思います。美味しい料理をお腹いっぱい食べるというのも幸せを感じる瞬間の1つですが、その中でも背徳感と中毒性を兼ね備える二郎系を啜った時の多幸感たるや何物にも変え難いものがあるのです。
「二郎は幸せへの最短距離」
今回の連載の締めくくりとしてこの言葉を残しておこうと思います!
二郎を啜ってパワーチャージしつつ、日常をよりパンチあるものにしていきましょう!
INFORMATION
店名:
放課後いつもの場所で
住所:
愛知県名古屋市中村区椿町4-12
営業時間:
[ランチ]
11:00〜15:00(L.O14:00)
[ディナー]
17:00-22:30(L.O22:00)
※スープ切れ次第終了
定休日:
なし
一人当たりの予算:
¥1,000~¥2,000
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