桜山｜お腹も心も幸せに！好来系の直系ラーメン店で大盛り特製メンマラーメンをいただく

大量かつ分厚いメンマがクセになる！体を想うやさしい味わいのラーメンがいただける「好陽軒」

シンプルな外観！お店の中に入るとしみじみ「好来系」を感じられる店内

今回紹介する「好陽軒」さんは、名古屋市営地下鉄桜通り線・桜山駅から徒歩10分弱の場所。県道29号線（八熊通り）に面しています。

駅近でありながら駐車場が3〜4台用意されているのが嬉しいところ。 ただし人気店のため、確実に入りたいなら開店30分前に訪れて駐車場を確保しておくのがベターです。なお、お店の外観はいたってシンプル！ここには尖った個性などは特に見られません。

しかし、ひとたび入店すると、「あぁ、やはり好来系の直系のお店だなぁ〜」としみじみ思うポイントがたくさん！

カウンター席のみで、その近くには店の方針やスタイル（店是）を書いたプレートが並びます。好来系の原点と言われる”淡麗系スープ”へのこだわりも非常に力強く綴られていますよ。

またメニューを見れば、松・竹・寿といった文言が！実は好来系ラーメンは、松（デフォルト）・竹（メンマ増量）・寿（チャーシュー増量）の3種類からなり、組み合わせ次第で名前が変わるのが特徴です。

例えば、「メンマ・麺増量にしたいなら、大竹」「メンマ・チャーシュー・麺増量にしたいなら、大寿竹」。好陽軒さんではデフォルトは松で、すでにチャーシュー麺仕様になっています。

私が決まって注文するのは、好陽軒の看板メニューと言える「大寿竹＝大盛りスペシャルメンマ」です。好来系ラーメンにおいてフルスペックと言えるこの1杯は、各店舗の全力投球楽しめます。

中でもこの好陽軒さんの1杯は“半端ない！”と話題なのです。

大寿竹＝大盛りスペシャルメンマがたまらない！

リズミカルに、そして笑顔朗らかに調理・接客する店主ご夫婦を眺めながらラーメンを待っていると、いよいよやってきました。

初めて見た人はそのビジュアルに驚愕するはず！

「め…麺が見えないではないか！？」

なんと、ラーメンの丼の上には、30本以上もの極太メンマが敷き詰められているのです。コリコリっとした食感が特徴で、ラーメンによく合う絶妙な塩加減。

数多くある好来系ラーメンの中でも、この本数・ボリュームは圧倒的であり、常連客はこぞって”竹”がついたメニューを選択します。

それでは食べすすめていきしょう！まずはメンマを少しずついただきながら、スープが見える場所を作リましょう。

スープが見えたら、ラーメンと一緒に自家製メンマを味わってみてください。 元祖よりも鶏ガラの比率をあげたスープは、鶏の旨味と醤油の風味がストレートに出た実直な味わい。

食べ応えのある太めの麺のモチモチ感、自家製メンマのコリコリ感。ひとたび口にするとさまざまな食感を楽しめるだけでなく、旨味がまっすぐ喉を通っていき、どこかホッとする感覚が。

 そして途中まで食べ進めたら、自家製ラー油や、朝鮮人参酢を投入しましょう！

この味変こそが、好来系が薬膳ラーメンと言われる由縁。素直でまろやかなスープが、少しエッジの効いた味に変わりますが、不思議な中毒性を備えています。

実は、好来系最大の強みである”滋味深い”スープは、逆に見れば”物足りなさ”という風にも捉えられがち。しかし、「好陽軒」さんでは、ラーメン各具材本来の旨味や食感を大事にしながら、それをより引き出すように考えられています。

食べ進めるほどに幸福感が高まっていく1杯は、お客さんに満足してほしいという店主の気持ちの表れです。

また来たくなる！背中で感じる温もりに心も満たされる

お店を出るときにもポイントがあります。

それは、お店を切り盛りするご夫妻が「ありがとうございました！まった来って～ね～！」と口を揃えて唱えるのです。

ラーメンが美味しいだけでなく、こうした接客まで嬉しい。心までも温かくしてくれる「好陽軒」さん。ぜひ一度足を運んでほしい名店です。

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