
日本では馴染み深い寿司の定番と言えば「マグロ」。
マグロにもたくさんの種類があることはご存知ですか?
特に本マグロはマグロの最高級ブランドとして、お寿司屋さんでは一貫1,000円以上するところもあるほど。
しかし今回は本マグロに勝るとも劣らない、「海の赤いダイヤ」と称されるマグロをリーズナブルに楽しめる海鮮丼店をご紹介します。
分厚い切り身がどっさり!旨みぎっしりのマグロをお手頃価格でいただける「鮪小屋本店」
場所は名古屋駅と国際センター駅を地下で結ぶ「ユニモール」。飲食店が立ち並ぶちょうど中間あたりにお店はあります。
地上から向かう際はユニモールのU9出入り口が最寄り。雨が降っても地下から向かえる好立地が嬉しいですね。
誘惑の紅きショーケース
筆者が伺ったのはちょうどお昼時。お腹が空いてユニモールをさまよっていると、紅に輝く丼が並ぶショーケースに心奪われ、思わず足を止めてしまいました。
「鮪小屋本店」さんは静岡県沼津に本店を置くマグロ料理専門店。名古屋駅周辺にも複数店舗を構えるチェーン店のようです。
お店の看板から「本格的感」が伝わってきますね。期待を胸に、いざ入店!
店内はシンプルで清潔感のある雰囲気。サクッと食べてサクッと出ていける、近隣のサラリーマンの方にはありがたい作り。
お仕事休憩の方からショッピング帰りのマダムまで、老若男女問わず丼を楽しんでいるようでした。
マグロ一本勝負なメニューの数々
ランチメニューは一面マグロの丼一色!
どれもマグロなのに、これは迷ってしまいますね…。
裏面には揚げ物や刺身の定食メニュー、そして一品料理と、マグロを中心とした豊富なラインナップからチョイスできます。
もはや「日本の魚」と言っても過言ではないマグロですが、実はマグロはざっくり6種類ほど存在します。
スーパーでよく見るようなメバチ(バチマグロ)やビンチョウ(ビンナガマグロ)、キハダのようなリーズナブルなものから、高級寿司店御用達のクロマグロ(本マグロ)、そしてミナミマグロ(インドマグロ)。
特に後者2種は絶妙な脂のノリが楽しめる大トロや中トロ、そして旨みがギュッと詰まった赤身まで楽しめることと希少性から、スーパーでもなかなか手に入りにくいのです。
鮪小屋本店さんではマグロ水揚げ日本一の静岡県焼津から直送したものを使用しており、その中でも希少性の高さから別名「海の赤いダイヤ」と呼ばれるミナミマグロをリーズナブルに楽しめるということで、ランチ時は4.5回転するほど人気のお店。
見た目から伝わる旨みの濃さ
メニューの表と裏を何度も見返し、迷いに迷った結果選んだのはこちらのメニュー。
●中トロ丼W 2,000円(税込)
赤身と脂を楽しむならやっぱり中トロでしょう!赤身と脂身のグラデーションが美しい…。
「大盛り」ではなく「W(ダブル)」という響きがいいですね。ちなみに通常の中トロ丼はマグロの切り身が5枚、Wは8枚。同行者が注文した通常サイズと比べると、心なしかご飯の量も多い気がするので、そんなに食べられない!という方はご飯少なめをお勧めします。
ちなみに漬物はついてきますが、味噌汁は別途注文が必要。
切り身1枚1枚がでかい!分厚い!一口で食べればほのかな酸味としっとりとした食感が口の中を満たしていきます。もちろん旨みぎゅんぎゅん。この深みある味わいはメバチマグロやキハダマグロでは感じることはできないですね。
しっとりと鈍く光る脂身部分は、赤身の旨みを残しながらもじわっと溶け出すジューシーさを楽しめます。
丼に醤油を直がけする方も多いと思いますが、筆者は醤油にワサビを溶かしたものにマグロを1枚ずつつけていただくことをおすすめします。そうすることでご飯と一緒に食べる際に、ご飯がべちゃべちゃにならず、素材の味も楽しめます。
●赤だし 110円(税込)
三つ葉の入った赤だし。まったりとしたマグロの箸休めにちょうどいい。ご飯がやはり多かったので、後半は赤だしと共に。
昼も夜もマグロずくし!
今回はランチでの訪問でしたが、ディナータイムでも定食がいただけるのは嬉しい。
一品料理も充実しているので、仕事終わりにちょっとつまんでサクッと飲む、なんて利用もありです。
希少なミナミマグロの旨み、存分に味わってみてください。
INFORMATION
店名:
鮪小屋本店 ユニモール店
住所:
愛知県名古屋市中村区名駅4-5-27 ユニモール地下街
電話番号:
052-586-0356
営業時間:
11:00~21:00
定休日:
なし
一人当たりの予算:
¥1,000〜¥3,000
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