大須観音｜自分で値決めをすることで楽しさ倍増！ニューノーマル時代を切り拓く「今ドキ」な喫茶店

時代の先駆け！？全商品に値段がない喫茶店「kissa SIGN-POST（キッササインポスト）」

アクセス良好！大須観音駅からも矢場町駅からも歩ける距離

地下鉄鶴舞線・大須観音駅から徒歩約10分のところにある「ROOMCRIM NAGOYA（ルームクリム ナゴヤ）」さん。地下鉄名城線・矢場町駅から徒歩で向かってもほぼ同距離。車でお越しの方は近隣のコインパーキングをご利用ください。

今回は、併設する飲食スペース「kissa SIGN-POST（キッササインポスト）」さんをご紹介。

2021年2月にリニューアルオープンし、“値決め喫茶”という風変わりなシステムを導入。TVやメディアから注目の的になっています！

お店は「HASE-BLDG.3」というビルの2階。外観からハイセンスな雰囲気が漂います。
何も知らずに通るとオシャレな住宅ビルかと勘違いしちゃいそうなので、足元の看板を目印にしましょう。

コンクリートを基調とするシックな店内

店内は無機質な空間。ところどころに青々とした植物があり、これこそ都会のオアシス。

常時投影している大きなプロジェクターは存在感がありますね。プチ映画館のような演出にテンションが一気に高まります！夜になるとより一層好雰囲気になるそう。

「クリエイターの皆さんのスタートアップを支援したい」というお店側の意向により、店内をクリエイターの方の作品で彩ることもあるんだとか。これから何かチャレンジしたいことがある方の後押しとなること間違いなし！

カウンター席はカフェというよりかはバーのような雰囲気を感じます。足元にある赤が差し色となって映えていますね！そのほか、4人掛けのテーブルが2つ。
席によって多面的な顔をもつ点、同店の魅力のひとつです。

お店の奥のアパレルスペースには、名古屋で取り扱いが少ない服やカバン、小物が並びます。

不定期に商品の入れ替わりがあるため、何度足を運んでも飽きがありません。オーナー、店主ともに元アパレル業界の方。興味がある方はぜひ声をかけてみてください。

また、ポップアップを開催するときもありますよ！随時公式インスタグラムで情報を更新しているので、要チェックです。

値段を自分で決めることで“物に対する価値”を考える機会に

メニューを見ると、そこには驚きの事実が。なんと！全商品価格設定をしていないんです。これこそが“値決め喫茶”。自分で決めることが難しい方は、平均的な価格を教えてもらえるので参考にどうぞ。

会計方法はいたって簡単。お店の方が渡すiPad上で注文ごとに単価を入力し、総額を支払います。実際に体験してみましたが、チップ制度に近いような感覚で楽しめます。

値決めの収益が規定値を上回った場合、NPO法人を通したこども食堂に寄付をしている同店。社会貢献度の高さに驚きでしかないです。

フードは異国を感じるラインナップで、ガパオライスが主流なのが特徴。今回は「ガパオまぜ麺」と「月替りのパウンドケーキ」をご紹介。

SDGsを意識した「ガパオまぜ麺（ごはん付き）」

まずは、斬新なメニューだと感じて思わず注文した「ガパオまぜ麺」から。ガパオ“ライス”ではなく、“まぜ麺”になったらどうなるのでしょうか。ワクワクが止まりません！

SDGsを意識し、ガパオライスと同じ具材を使うことで廃棄を少しでも減らそうと努力している同店。

「ガパオまぜ麺」は、ペペロンチーノを卵で仕上げるパスタ“ぺぺたま”がアイデアの種となったそう。卵の絡みが1番よかった平打ち麺を使うというこだわりが隠されています。また、ガパオライスに馴染みがない日本人の口にも合うよう、醤油を使う工夫を施しています。

ここならではのオリジナルメニュー。ぜひお試しください。

「COKESHICAKES」さんの焼き菓子が食べられる！

お次は「月替りのパウンドケーキ」。こちらは、「COKESHICAKES」さんの「黒すぐりとラベンダーのパウンドケーキ」です。

黒すぐりは別称カシス。果実のつぶつぶ食感を楽しむことができ、甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。鼻から抜ける香りが良い！余韻に浸りたくなりますよ。

お腹に余裕がある方はドリンクを合わせてみてはいかがでしょうか。

喫茶店の枠を超え、常に進化を遂げていく

今回ご紹介した「kissa SIGN-POST（キッササインポスト）」さんをきっかけに、喫茶店のイメージが大きく変わった方もいるのでは。

近々テイクアウトを通したプロジェクトを始めるそう！今後も注目し続けたいお店です。

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。