今回は松坂屋北館の地下1階にある老舗中華料理店「中国名菜 銀座アスター」さんにお邪魔してきました。
昭和元年から続く歴史ある中華料理店で、名古屋では松坂屋店、名古屋賓館、名鉄店の3店舗展開しています。
丁寧で落ち着いた物腰の接客を受けながら店内奥へと。
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【PR】昭和元年から続く歴史ある中華料理店「銀座アスター」
店内はテーブル席が充実しており、隣同士も離れているので周りを気にせず食事ができます。
奥にはフロアから切り離した静かな空間があり、仕事の接待や、特別な日を演出する時に活躍しそう。
メニューは前菜から主菜、麺類からデザート、はたまたコースメニューまでかなり充実していて、胃袋に限界というものがなければすべてのメニューを食べてしまいたいくらい、どれも美味しそう。
名古屋市内の銀座アスターで毎日店舗内で製麺しているのはこの松坂屋店だけ!ということから、今回はおそばをいただくことにしました。
フカヒレの取り扱いでも有名な銀座アスターさんってことなので、ちょっと贅沢ですがえいっ!と行ってみましょう!
ふかのひれの姿煮込み麺。お値段8,640円(税込)なり。ハーフは4,320円(税込)。もちろんレギュラーで挑戦です!
丼の半分を覆うように盛り付けられた直径20cmのフカヒレ、着丼時点からインパクト抜群。
まるで宝石を見ているようなテンションでした。
日本のフカヒレは主にヨシキリザメとモウカザメから精製し、流通しているのですが、銀座アスターで姿煮込みに使用されるのは繊維同士の粘着と大きさから、モウカザメよりも高級なヨシキリザメを使用しているとのこと。
写真でもわかるように、繊維の一本一本がしっかりとしたプリップリのフカヒレ。
ビタミンB、D、Eや葉酸、良質なタンパク質等、お肌にも効果が高いといわれる栄養素が多く含まれており、30を過ぎた僕にとっては非常にありがたい食材。次の日の朝が楽しみです。
スープは鶏ガラ一番出しの上湯、あっさりとしていながらコクがあり、上品なスープでした。丁寧に煮込まれて作られたのが舌に伝わってきます。
フカヒレの上に乗っている金華ハムを上湯に浸したり、付属してくる特製の香醋(こうず)を少し加えると、さらにコクが増し、味わい深くなります。
口の中でほろほろとほどけていき、噛めばプチッと弾ける食感を楽しめるほか、丁寧に下処理された
無味なフカヒレだからこそ、手のかかる上湯の上品さを味わうことができるのですね。
アスター麺。1,404円(税込)
店名を冠したアスター麺は、昭和33年の東京タワー店開店の記念から続くオリジナル麺で、当時の味から変わることなく今でも伝統を引き継いでいるとのこと。
味噌ベースのスープは、醤油ベースに数種類の味噌と豆鼓、ニンニク等をブレンドしており、食欲のそそる香り高いスープでした。
その中に八丁味噌も含まれていて、名古屋とのつながりを感じてなんだか嬉しいですね。
見た目の濃さとは違い、とろみの中にコクとほどよく酸味が生きていて、どことなく懐かしい味から伝統を引き継いできたことを実感できます。
たっぷりの野菜は油通しによって水分が内側に閉じ込められるので、時間が経っても素材のシャキッとした食感と野菜そのものの味が残り続け、味と食感の両方を楽しめます。下処理をしたエビもプリップリでした。
店内で製麺される特製麺はほんのり甘く、ツルッとした喉越しのいいストレート麺で、野菜やフカヒレの食感を邪魔しないよう、かつ他の素材を麺が口に運んでくるかのような、強い主張のないバランスのいい麺でした。
これからも引き継がれる伝統の中華料理
飲食店で創業から100年近くもの期間に渡り営業することができているのは、妥協せず、脈々とファンを獲得し続けているからこそですね。
銀座アスター松坂屋店は松坂屋北館地下1階にあり、テーブル席も多いので、たくさんお買い物したあとでもゆっくりとくつろげますね。
アルコールも単品料理も豊富に揃っているので、様々なシチュエーションで利用できますよ。
店名:銀座アスター 名古屋松坂屋店
住所:愛知県名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 北館 B1F
電話番号:052-264-3833
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:不定休(松坂屋に準ずる)
Web:公式サイト
一人当たりの予算:ランチ¥2,000〜 ディナー¥3,500〜
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。
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