
中村公園|受け継がれた伝統の味は食べた人を笑顔にする美味しさだった!
季節を問わず定期的に食べたくなる物、ふらっと行きたくなるお店って、誰にでも有りますよね。
例えば街の小さな洋食屋…とか。
今回はそんな懐かしの味を求め、代々続く洋食店を紹介します。
ビブグルマン掲載の町の洋食店「八千代味清 (やちよあじせい)」
地下鉄東山線の中村公園駅3番出口から徒歩15分程。
どこか懐かしく、なんだか親しみのある外観が見えてきます。
赤字で「とんかつ」って目立ちますね。
お店の右側には駐車場が有ります。
1962年創業。57年の歴史。
店内へ入った左側のテーブル席。
右側にも店内奥にもテーブル席が。カウンター席も有ります。
各テーブルに置かれているのはドレッシングにふりかけ、ソースに胡麻、つぼに入っているのは、しば漬けです。
美味しさアップをしてくれる数々の脇役達は嬉しいですね。
まずは冷たいお茶が運ばれてきます。ガラスの容器に入って自分で注ぐこのサービスはいいですね。
食べた後は番号札にてお会計。
シンプルな写真付きのメニュー表は分かりやすいです。
アルコールも有ります。お持ち帰りも出来るのは便利。
今回は平日の17時30分からのディナータイムに伺いました。
事前にオーダーするものをチェックしてきたのですが、惹かれるメニューばかりで目移り。
悩むこと数分…、結局、食べよう!と決めてたものに決定しました。
✱名代ヒレかつ定食 1,690円✱
タレはソースか味噌を選べます。私は味噌にしました。
厚みのあるヒレかつは食べやすいように切って有ります。
「AJISEI」のロゴ入りのお皿可愛い!
ご飯は白米か雑穀米を選ぶことができます。
ツヤツヤしている味噌は甘みがあって美味しい!
大きくて厚い。そして柔らかい。
薄く付いているパン粉。サクッとカラッと揚がっていて、くどさが無いのです。
ヒレかつはあっさりしているので味の強い味噌に負けてしまい、味噌を食べているようになりがちですが、こちらのは違います。
肉の旨さと控えめな甘さの味噌ダレが調和され絶妙なバランスなんです。
シャキシャキ千切りキャベツと自家製マヨネーズのポテトサラダ。
「TONKATSU」…、とんかつ。(笑)
そして、もう一品オーダーしましたよ♡
✱ビーフタンシチュー 2,160円✱
揚げたポテトにトマトに赤ピーマン、ししとうも入っていて美しいビジュアルです。タンはトロトロ。しかもゴロゴロ入っているのです!コスパ良すぎます!
お肉に秘伝のデミグラスソースが染み渡っていて旨さが閉じ込められています。サラッとしていて美味です。
タンシチューにはやっぱり白いご飯欲しくなりますし、上にかけたくなります。かけたら更に美味しいの分かってましたから。(笑)
やっぱり美味しい。なんでこんなに合うのでしょうか☆
お腹いっぱいで満足でした。
他のメニューも気になります。カニクリームコロッケ、デミグラスソースをたっぷり味わえるハヤシライスにオムライスも次回は是非食べてみたいです。
ランチタイムではデミとんかつ定食、みそカツ丼、お得な定食などが有ります。
テイクアウトやお取り寄せ、予約も可能ですので詳しくはお店のホームページで確認の上お問い合わせされて下さい。
今年の5月にミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版のビブグルマンに掲載されたもの。店内で輝いてました。
写真を撮っていたら店主さんから声をかけられ、先代から受け継いだベシャメルソースを作る鍋についてお話しを聞かせて頂きました。
とても笑顔の似合う気さくな2代目店主さんでした。現在は3代目の息子さんも一緒にキッチンに立ってます。
そして奥様も明るくて素敵でした。
この日、食べた後にとってもホッとして「癒された」感じになりました。
洋食屋さんでこんな感覚になったのは初めて。
これからも代々守り続けられる伝統ある町の洋食店。
お店側のお客様への最高の料理で最高のサービスをという想いが、店内の雰囲気や料理でなんだか伝わってきました。
これからも地元の方に大切にされ大事に愛され、伝統を守り続けながら、伝説になっていくのではないかと思います。
INFORMATION
- 店名:
- 八千代味清 (やちよあじせい)
- 住所:
- 愛知県名古屋市中村区稲葉地本通2-9-1
- 電話番号:
- 052-412-0568
- 営業時間:
- 昼11:00~14:00 夜17:00 ~ 20:00
- 一人当たりの予算:
- ¥1,000〜¥3,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。