東別院|記念日にもオススメ◎日本人にも食べやすい!素材の美味しさが生きるナチュラルフレンチ

東別院|記念日にもオススメ◎日本人にも食べやすい!素材の美味しさが生きるナチュラルフレンチ

"素敵な食事"というのは、料理の美味しさだけで決まるわけではありません。

その食事を食べる空間、こだわりの器やテーブルセッティング、料理の見た目の美しさ、料理に合うお酒、細やかなサービス、料理を作り上げるシェフの想いなどなど…
素敵な食事というものは、たくさんの要素から成っていると個人的に考えます。

今回ご紹介するのは、まさに"素敵な食事"をいただけるお店。特別な日はもちろん、普段使いもできるナチュラルフレンチのお店レコメンドいたします。

お腹も心も満たされる…そんな体験ができるお店です。この記事を読めば、大切な人を連れていきたくなることでしょう。

さっそくご紹介していきます♩

見た目も華やか♩見て楽しい、食べて美味しい料理ばかり「Reconnaissance(ルコネッサンス)」

今回ご紹介するお店は、名古屋市中区にあります。
最寄駅は市営地下鉄名城線・東別院駅。駅の4番出口から地上に上がったすぐ右手の建物の1階にありますよ。

駅から徒歩1分もかからないくらいの距離。そんな駅近な立地も嬉しいポイント。

こちらがお店の外観。

さっそく中へ入ります。今回は予約して伺いました。

店内は温かみのある雰囲気。落ち着きのある上品な空間ではありますが、決して堅苦しくなく、リラックスして過ごせる居心地のいい空間です。

天井など所々にドライフラワーや植物などが見受けられ、ナチュラルな感じも◎

テーブルセッティングにも心踊ること間違いなし

席は4人がけのテーブルが5卓ほど。カウンター席もありました。
この日はテーブル席が満席!席数も多いわけじゃないので、予約はした方が良さそうです。

見てください!きちんとなされたテーブルセッティングを。カトラリーもきちんと整列しています。

テーブル中央には、色とりどりの木の葉や木の実が飾られていました。クリスマスツリーを彷彿とさせる演出は、華やかで季節を感じられるテーブルコーディネート。

きっと食事も楽しめるんだろうなという、確信にも近い予感がしてきます。

小さなクリアファイル状のマスクケースまで用意があるという、心配りにきゅん。このような時代なので嬉しいですね。

ソムリエセレクトのワインや地元のお酒も!

ドリンクメニューはこちら。

フレンチということで、ワインはもちろんのこと、ビールや日本酒もあります。ノンアルコールも充実しているので、お酒が苦手な方も安心ですね。

今回は、フレンチということでワイン3杯セット(¥3,000)をいただくことに。
辛口・甘口、すっきりめ・軽め・重めなど、好みのテイストを伝えると、ソムリエさんがいい感じのワインを出してくださります。

それぞれのワインについても、生産地や豆知識などを教えてくださいました。これがまた面白いんですよね。
お値段も高すぎないので、気軽に頼めるのもいいなと思いました。

 

○ワイン3杯セット:スパークリングワイン

まず1杯目は、同行者のオーダーに合わせてスパークリングを出していただきました。

残り2杯は後ほどご紹介します。

ちなみにこの日の季節の果実酒は、梅酒・りんご酒・ゆず酒がありました。

 

○季節の果実酒:梅酒(ロック)

江戸時代の作り方を再現し、日本酒に梅を漬けて作られた梅酒なんだとか。常滑の澤田酒造さんが作っているお酒だそうで、地元・愛知のお酒が楽しめるのもいいですよね。

利用するシーンに合わせて選べるコース料理

メニューはコースが中心。

値段は、¥6,000〜¥1,2000までありました。
今回は、記念日利用で¥8000のコースをセレクトしました。

アラカルトもあるようですが、詳しくはお店へ問い合わせてみてくださいね。
 
まずは食前にハーブティーをいただくところから、コースのスタートです。

 

○ハーブティー

温かいハーブティーで、ホッと一息。おかげで、料理をいただく準備は万端です!

 

○アミューズ

白子とズワイガニのアミューズ。
下には、椎茸や舞茸をつかったソースが隠れています。

温かい白子って、ねっとりとクリーミー…何でこんなに美味しいんでしょうね。

 

○自家製パン(バーミキュラのパン)

バーミキュラを使って焼き上げられたふわふわパン。熱々なのでカトラリーの1番右手にある、木のヘラを使っていただきます。バターやオリーブオイルを付けていただくのも、とても美味しい。

バーミキュラといえば名古屋が誇る世界的にも有名な鍋ブランド。こういったところからも、地元・愛知の良さを感じられます。

 

○前菜

前菜の1皿目は、鰆のミキュイ

松茸ものっています。緑が鮮やかなソースは春菊を使ったもの。

どこか和を感じる春菊のソースとバルサミコソースの組み合わせは、和洋折衷という言葉がぴったりなのではないでしょうか。

2皿目の前菜は、青い器にオレンジのソースのコントラストが目を引く一皿。

オマール海老やホタテなどをカブの葉で包んだ、手の込んだお料理。アメリケーヌソースでいただきます。セップ茸やそら豆も添えられていましたよ。

ここで、2杯目は白ワインを。

スペシャリティは野菜をふんだんに使ったバーニャカウダ

前菜の3皿目は、こちらのスペシャリティを。

○ルコネッサンス農園

色とりどりの野菜が盛られたルコネッサンス風のバーニャカウダ。

カニ味噌のエスプーマとバターナッツカボチャのソースで、新鮮な野菜をいただきます。カニ味噌を野菜に合わせるなんて、なかなか珍しい!

手前のパン粉とブラックオリーブは、砂を表現しているそうです。また、フライドオニオンも添えられていました。

次はどんな料理が出てくるのでしょう…ワクワク♩

 

○本日のお魚料理

魚料理は、真鯛のポアレ。見た目も繊細な美しさ。

カブとはまぐりの出汁が、深く優しい味わいでした。

 

○自家製パン(玉ねぎのフォカッチャ)

お腹に余裕があったので、もう1種類パンをいただきました。玉ねぎの甘さを全面に感じる美味しいフォカッチャです。

ここで3杯目。

次はお肉なので赤ワインはぴったり!しっかりめの赤をリクエスト。

 

○本日のお肉料理

メインは和牛のランプ肉。お肉は刃物で有名な岐阜県・関市のナイフを使っていただきます。ナイフにはお店と作り手さんの名入り。道具1つとっても、お店のこだわりを感じました。
付け合わせは、菊芋のガレットと契約農家の野菜でした。

○御飯物(季節の炊き込みご飯)

この日は、舞茸・九条ネギ・しらすの炊き込みご飯でした。残念ながら、食べるのに夢中で写真を撮り忘れていました…。

世界で1番美味しいお米が炊けるという、バーミキュラライスポットを使用しているそうです。フレンチらしからぬスタイルですが、〆にお米を食べられるのは、日本人としてどこか安心しますよね。

デザートにはなんとパフェがいただけます♩

○デザート

デザートは、林檎を丸々使ったパフェ。まるで白雪姫の物語の中のようなスイーツ。
パフェというだけで、テンションが上がるというのに…このかわいらしいルックスに一瞬で心奪われました。

底には赤ワインのジュレが。林檎のコンポートとヨーグルトの酸味もいい感じ♩
周りのクランブルや林檎のキャラメリゼを入れるとまた違った美味しさです。

コースのデザートとして、このレベルがいただけるとは…これはいい意味で裏切られましたね。

 

○コーヒー

食後のカフェは、コーヒーと紅茶から選べました。

 

○記念日プレート

この日は記念日利用でしたので、予めその旨を伝えておきました。

まるでお花畑のような、素敵なメッセージプレート。これは忘れられない思い出になること間違いなし。

フルーツも美味しくいただきました。

「また来たい。」そう思わずにはいられない素敵なお店

お会計後は、なんとシェフ自ら出口までお見送りしてくださりました。

丁寧なサービスと心地の良い空間で食べる美味しい料理…なんて贅沢な時間なのでしょう。

地元の食材やお酒、調理器具を使った料理たちからは、地産地消に対するシェフのこだわりも感じられました。ただのフレンチではなく、和のエッセンスも取り入れられており、素材を生かした五感で楽しめる料理ばかり。

ルコネッサンスとは、フランス語で”感謝の気持ち”という意味だそうです。こんな素敵なディナータイムを過ごさせていただいたことに、私自身感謝したいと思いました。

食事をすることで、幸せを感じられるお店…みなさんも一度、大切な人と足を運んでみてくださいね。

INFORMATION

店名:

Reconnaissance (ルコネッサンス)

住所:

愛知県名古屋市中区大井町1-24 ヴィークタワー名古屋東別院 1F

電話番号:

052-339-5678

営業時間:

[Lunch]
11:30~14:30(L.O.13:30)
[Dinner]
18:00~L.O.20:30

定休日:

日曜日・第一月曜日(定休日が祝日の場合は翌日が振替定休日)/不定休あり/12月31日~1月4日はお休み

一人当たりの予算:

¥6,000〜¥9,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
shibuki

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大人編集部 部長

大人編集部 部長賞 2021

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連載賞 2021

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殿堂入り 2023

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「殿堂入り」は2023年までに通算100記事という、前人未到の偉業を成し遂げたライターに贈られる、最高の栄誉です。

初代・学生編集部編集長。"食べるコト"が生きがい!病院勤務の放射線技師です。休日は美味しいものを求めて、モーニングしたり、ランチしたり、飲みに行ったり…。カフェから飲み屋まで、幅広くレコメンドします❤︎