今池|ワインと串揚げのマリアージュを愉しむ♩食通が集う大人の串ビストロ

今池|ワインと串揚げのマリアージュを愉しむ♩食通が集う大人の串ビストロ

千種区・今池。
街には夜遅くまでネオンが光り、たくさんの人々で賑わう街です。

多くの飲食店が集まることでも知られるこのエリアには、知る人ぞ知る隠れ家的なお店がたくさんあるんです。

今回ご紹介する串揚げ店も、今池のある路地にひっそりと店を構えています。

店主こだわりの創作串揚げとワインが楽しめるとのことで、行く前からワクワク…。さっそくご紹介していきましょう♩

裏路地の隠れ家!予約困難な串揚げ店「串ビストロ92」

お店があるのは、今池の大通りから1本入った細い通り沿い。今池の交差点のほんの1本南の通り、ガスビルの裏あたりです。
大通りには車も人も多いですが、ちょっと入ったところなので少し落ち着いた感じの道でした。

駅からのアクセスも良く、地下鉄東山線/桜通線・今池駅の9番出口から歩いて5分もかかりません。

 

こちらがお店の外観です。

一見、古民家のような佇まい。知らなければ通り過ぎてしまうかもしれませんね。
店先には立て看板が出ているので、それを目印にしてください。

さっそく中へ…。

 

古民家風!ライトダウンされた大人空間

和モダンで、おしゃれな店内。
ライトダウンされていて、大人の隠れ家のような雰囲気です。

カウンターに8席ほどにテーブルが1つと、席数はあまり多くありませんが、ゆったり落ち着いて食事をできる空間。

席数が限られるため、予約は必須です。予約も埋まっていることが多いとの噂…。
ということで、予定の1ヶ月前くらいに予約の電話を入れましたが、それでも休日は満席のようでした。いわゆる予約困難店、というやつですね。

平日に伺いましたが、もちろん予約で満席。

今回はカウンター席、中でも目の前に串揚げ鍋のあるお席へ案内されました。調理の様子が近く見られるのも、カウンター席の魅力!

 

串揚げとペアリングしたのは”ワイン”!

まずはドリンクを注文。メニューはこちらです。

ワインはボトルでの注文もできるようでした。

 

●スパークリングワイン(右)
●レモンサワー(左)

かんぱ〜い♩
筆者はグラスのスパークリングワイン、友人はレモンサワーを。

串揚げというとビールやハイボールと一緒に食べるイメージが強かったのですが、串”ビストロ”ということなのでワインとペアリング!

店主さんのエプロンにはソムリエバッジも輝いていたので、オススメのワインを尋ねてみるのも◎

ちなみに2杯目は、串揚げに合わせてオススメいただいた白ワインにをいただきました。

 

4種のタレでいただく!揚げたての串たち

お料理のメニューはこちら。

1本ずつ好きな串をオーダーすることも可能ですが、今回は初めてということもありお任せコースをチョイス♩

 

●お任せ串揚げコース 3,800円(税込)

【口休め、揚げ茶漬け、スペシャリテの串を含む10串】という内容のコースです。

目の前には4種類のタレがスタンバイ。

左から
・ニンニクマヨネーズ
・辛子入りソース
・和風出汁
・塩
となっており、それぞれに合うものをその都度教えてもらえます。

 

●付き出し(野菜スティック)

まずはじめに付き出しとして出されたのが、野菜スティック。ニンジン、キュウリ、キャベツ、マイクロトマトなどの新鮮な野菜たちが盛られていました。

ニンニクマヨネーズに付けて食べるとめちゃくちゃ美味しいです。

さあここからはどんどん串揚げが出てきます!1本ずつご紹介しましょう♩

 

●三河豚のヒレ肉

柔らかくあっさりした肉質のため、串揚げながらも全然しつこくありません。こちらは辛子入りのソースでいただきます。

 

●ほたてとあおさ

上にのったとびこの赤色が鮮やか!青さ・ほたて・とびこという、海鮮系の串です。こちらは和風の出汁につけて…。
ぷりっとしたほたては肉厚で、食べ応えがありました!

 

●五島のかんころ餅

五島列島の郷土菓子であるかんころ餅。サツマイモを薄く切って日干しした「かんころ」をお餅と混ぜて作られたものだそう。

写真を撮り忘れてしまいましたが、優しい甘さが絶妙な串でした。

 

●口休め

口休めは、マンゴーの冷製スープ。
マンゴーのスープだなんて、初めてお目にかかりました。フルーティーで爽やか、とっても上品なお味!

 

串揚げの概念が変わる!?必食のスペシャリテ串

●天使のエビ

ぷりっぷりのエビ♩こちらには塩をつけて…。弾力があり、噛めば噛むほど甘みがある感じ。ちなみに、筆者はしっぽまで食べる派です。

 

●子持ち昆布

プチプチっとした食感が面白い一串。かなり肉厚めな子持ちこんぶでした。上にのった鰹節がふわふわで、軽い鼻息でも飛んでいってしまうくらい。こちらは和風出汁につけて…。

 

●甘鯛の松笠揚げ

甘鯛を鱗ごと揚げる”松笠揚げ”。甘鯛ならではの調理法だそうです。見た目もほんとうに松笠=松ぼっくりのよう。
鱗の部分はパリッと香ばしく、身はふわっと柔らかい。この揚げ加減はきっと一朝一夕にできるものではないのでしょうね。

 

●黒トリュフ

こちらのお店で1番有名であろう一串。筆者もこの串を食べるのを楽しみにしてきました。
運ばれてきた瞬間から、トリュフの香りが凄い…!真っ黒な衣はインパクトがありますよね。甘みのあるクリームソースに、しっかりと絡めていただきます。

オリジナリティあふれる串を楽しめるのも、創作串揚げ店の魅力。こちらに来たら、ぜひ食べて欲しい串のひとつです。

 

その時期の美味しいものを!季節の串

●稚鮎の道明寺揚げ

道明寺揚げとは、道明寺粉というものを衣に使った変わり揚げの一種だそうです。ほんのりピンクがかったつぶつぶの衣が可愛らしい♩そのまま丸ごといただきました。

 

●カジキの梅紫蘇巻き

梅紫蘇巻きということで、さっぱりとした串でした。おすすめされたのは和風出汁でしたが、そのままでも十分おいしかったです。

ここでコースの串は終了!
最後はコースの締めとして、お茶漬けが出されます。

 

●揚げ茶漬け

まわりに揚げ玉がついたまん丸の串揚げおにぎりに、透き通ったお出汁のお茶漬けです。

最初はサクッとした揚げ玉が、お出汁につかってだんだんとやわらかくなっていきます。それはそれでお出汁が染みて美味しい〜!薬味もあるのでお好みで♩

 

追加で気になる串揚げを注文することも可能!

コースの締めの揚げ茶漬けの前に、他にも食べたい串があれば追加で注文することの可能です。せっかくなので気になるものを追加注文♩

 

●香川県産アスパラの肉巻き 750円(税込)

このアスパラの大きさ&太さ、写真で伝わるでしょうか…?こんな大きなアスパラガス、初めてお目にかかりました。かなりボリュームのある一串です。
ジューシーで甘いアスパラガスに感動♩「衣がついてるあたりまでは食べれます。」とのことでした。

●宮城県産仙台牛イチボ 550円(税込)

これは揚げ具合が素晴らしい!中がレアになっており、火入れの加減がとってもいい感じでした。口に入れた瞬間、とろける…。めちゃくちゃおいしかったです。

 

創作串揚げを堪能しに行こう♩

串揚げというと、どうしても揚げ物の重たいイメージがある方もいるのでは?
しかしこちらの串揚げは、衣が軽く揚げ加減も絶妙なので、脂っこいものが苦手!という人でも挑戦しやすいかと思います。

目の前で1本1本丁寧に揚げられる串たちはどれも美味しく、ぜひ実際に味わってみていだきたい…!

気になった方は足を運んでみてくださいね。

INFORMATION

店名:

串ビストロ92 (クシBISTROキュウジュウニ)

住所:

愛知県名古屋市千種区今池1-9-3

電話番号:

052-750-0485

営業時間:

18:00~(L.O23:00)

定休日:

日曜日・祝日

一人当たりの予算:

¥6,000〜¥9,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
shibuki

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大人編集部 部長

大人編集部 部長賞 2021

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殿堂入り 2023

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初代・学生編集部編集長。"食べるコト"が生きがい!病院勤務の放射線技師です。休日は美味しいものを求めて、モーニングしたり、ランチしたり、飲みに行ったり…。カフェから飲み屋まで、幅広くレコメンドします❤︎