大須観音|新しい名古屋メシを味わうことができる“秘密クラブ”
ギャラリーとしての機能を持つ、キュレーション型のセレクトショップ「Graphpaper」さん。東京、仙台、京都に続いて4店舗となる名古屋店をオープンしました。
同店では服以外にアートブックやレコード、インテリアなどを楽しむことができます。
その土地ならではの体験をお店に組み込むため、2023年8月に飲食店も併設しました。「Maison YWE」や「TT” a Little Knowledge Store」を運営するMAISONETTE Inc.さんが手がけています。
これまでの店舗との違いや、この場所ならではの魅力に迫ります!
目次
多彩な人と文化が集まり、混ざり合う新しい社交場「考尺° PINQ」
食のスペシャリストによる、新たな挑戦
クリエイティブディレクター・南貴之さんとのご縁があって、食とクリエイティブの会社であるMAISONETTE Inc.さんが「Graphpaper NAGOYA」の1階奥に新店舗「考尺° PINQ(コウシャク・ピンク)」をオープン!
本町通り沿いに構え、地下鉄鶴舞線・大須観音駅から徒歩約6分の場所にあります。まるで一軒家のよう。外観から洗練された雰囲気が漂います。
1階にはアートブック&レコードエリアや、日本初となる「FRAMA」のショップインショップがあります。提灯を目印に奥までまっすぐお進みください。
「PINQ」は“People in Q”や“People INK”の略。これまでと同様、食をベースとしながら「ふつうとは?」と問い(Q)を立て、物事の尺度について考える。そんな同店のコンセプトは「考尺°」です。
店舗設計から空間作りまでを信頼のおける外部の方とともに進めたそうで、店長・山田藤雄さんは「お店を作っている段階から物事に対する尺度を考えることができた。」とコメント。
シックで素材感のある内装にワクワクがとまらない!
カウンター4席、2名様がけのテーブルが2つ、スタンド席が2つと、かなりコンパクト。“秘密クラブ”と言われる理由がよ〜くわかります。迷いなくカウンター席に座ると、
「(系列店である)Maison YWE、トド(TT” a Little Knowledge Store)に比べると、お客様ときちんと向き合う時間がとれるので嬉しい。」と、山田さんがにこやかに話してくださいました。
ワインに対する尺度(考え方)が変わるかも!?
棚にずらりと並ぶナチュラルワインに注目を。
毎日グラスワインのラインナップが変わるというから、特にワイン好きは通いたくなるはず。
ワインが得意ではない方も同店を機に好きになる、なんてこともあると思います。なぜそう言い切れるかって?私自身、系列店のトドさんがきっかけでワインの魅力を知って飲めるようになったから。(笑)
グラスワインは900円(税込)から頼むことができます。
見た目が華やか!なだけじゃない「PINQポテトサラダ」
●PINQポテトサラダ 700円(税込)
店名がついていると頼みたくなるし、気づけば頼んでいます。(笑)その名の通り、ピンク色をしたポテトサラダです。が、安心してください。自然のビーツで色づけているので体に優しいんです。
なめらかでビーツの食感もしっかりとあって美味しい。最初の一品におすすめです。
極厚だけど軽やかな「菰錦豚の味噌カツ」
●菰錦豚の味噌カツ 1,300円(税込)
お次にいただいたのは、菰錦豚の味噌カツ。目の前に現れた瞬間テンションがグッと上がる分厚さ!衣が薄いからか、軽やかな味わい。それでいて満足度が高いという、このバランス感に拍手が止まりませんね。
〆にふさわしい「冷やし豆乳きしめん」
最後にいただいたのは、
●冷やし豆乳きしめん 1,000円(税込)
味噌カツに続いてまたまた名古屋メシを注文。鴨肉に赤玉ねぎ。ピンク!ピンク!した見た目に心が躍ります!「星が丘製麺所」さんのきしめんを使用していて、食べ応え抜群です◎
また、12時〜17時の間は味噌カツ定食 1,600円(税込)ときしめん定食 1,300円(税込)も提供。セットドリンクだとアルコールは200円引き、ノンアルコールは100円引きで楽しめます。
さまざまな色(人)が集まり、混ざり、また新たなインクへ
最後に「“何を飲むか”よりも“誰と飲むか”が大事。」と山田さん。
おひとり様だとしても、隣の方や店員さんを交えたら2人以上になります。ほんの少しの勇気で新しい価値観、文化が生まれるかもしれません。
可能性を秘めた「考尺° PINQ」さん。ぜひ一度足を運んでみてください。
INFORMATION
店名:
考尺° PINQ
住所:
愛知県名古屋市中区大須2-6-15 GraphPaper NAGOYA 1F奥
電話番号:
070-9139-1916
営業時間:
12:00〜20:00
定休日:
水曜日
一人当たりの予算:
¥3,000〜¥6,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。