
レシピ|名古屋“あんこ”メニューの究極系!「コーヒーぜんざい」

ナゴレコレシピライターのSwindです。
本日は名古屋で愛される「和スイーツ」をご紹介します!
名古屋と言えば、言わずと知れた「あんこ」文化圏。
喫茶店で出される小倉トーストはすっかり「名古屋めし」として認知を広げていますし、気がつくとなぜか「ゆであずき缶」が家の食品棚の中にストックされているほど「あんこ」好きな方が多い土地柄です。
そんな名古屋の「あんこ」文化の究極系ともいえるスイーツが、今回ご紹介する「コーヒーぜんざい」です!
「コーヒーぜんざい」とは、その名の通りコーヒーとぜんざいがドッキングしたもの。一瞬「えっ!?」っと思ってしまうような組み合わせですが、抹茶ぜんざいのコーヒーバージョンといえば割とすんなり受け入れてもらえるのではないでしょうか?
コーヒーぜんざいの発祥は諸説あるようですが、「あんこ好き&喫茶店好き」である名古屋人の心を捉えないわけがなく、喫茶店のメニューとして比較的見かけられる商品となっています。
最近では、某有名珈琲店チェーンもあん入りコーヒーの形で商品化しているようですね。
ノーベル文学賞候補といわれる某有名作家さんもお気に入りという話もあるようです。
ということで、本日は名古屋が誇る和スイーツ「コーヒーぜんざい」を徹底解剖し、スーパーで簡単に手に入る材料を使い、自宅でも簡単に再現できるようアレンジしてご紹介いたします!
名古屋“あんこ”メニューの究極系!「コーヒーぜんざい」
【材料】(1人分)
【基本】 | |
コーヒー(ホット・アイスお好みで) | 100ml位 (コーヒーカップ6~7分目程度) |
あん(粒あんがおすすめ) | 60~80g程度 |
【トッピングA】 | |
白玉 | 3個程度 |
栗(甘露煮9 | 1粒(4つに割る) |
【トッピングB】 | |
生クリーム(アイスクリームでもOK) | お好みの量 |
【作り方 】
1.コーヒーを淹れます。インスタントや缶コーヒーでも構いませんが、淹れたてのドリップコーヒーならいっそう美味しく仕上がります。
今日は一番ポピュラーなペーパードリップをご紹介。まずはドリッパーにペーパーをセットします。
2.コーヒー豆の量は「コーヒー豆専用の計量スプーンで、淹れたい杯数+1杯をすり切りで」が目安。
たとえば4杯分のコーヒーを淹れたいなら計量スプーンですりきり5杯の豆を入れます。
豆を淹れたらトントンと軽くならし、中央を軽くくぼませます。
3.お湯の落とし方は「静かにゆっくり」が大原則。まずは中央にお湯を「10円玉」ぐらいのサイズを目安にお湯を置き、一呼吸して蒸らします。豆がじわっとお湯を吸いこんだら、今度は先ほどよりも二回りぐらい大きめにお湯をおき、再び蒸らします。(写真の雰囲気を参考にしてみてください)
4.うまくいけば、しばらくしてポタッポタッとコーヒーが落ち始める音がします。そうしたら、中央から「の」の字を書くようにして、少しずつお湯を足していきます。
ペーパーにはお湯を当てず、2回目に入れたお湯の範囲内位に静かに注いでください。
豆がぶわっと膨らめばうまくいった証拠です。
5.ゆっくり時間をかけて抽出すれば、しっかりと濃いコーヒーが入ります。紅茶とは違い、最後は雑味が出ますので、しっかりコーヒーが落ちたら早めに上げましょう。
6.コーヒーを淹れ終えたらあんを皿に盛りつけます。あんは市販のもので構いません。
7.続いてトッピングも盛りつけます。某作家が味わったのがトッピングAの「白玉+栗の甘露煮」です。
8.コーヒーを器に注ぎ、きれいに並べて完成です。食べる際にはコーヒーをあんの器に注ぎながら頂きます。
9.トッピングBは生クリームを載せたものにアイスコーヒーを添えた「冷コーヒーぜんざい」。
まろやかな味わいが楽しい一品です。
このほかにもバニラアイスやソフトクリームなども相性抜群です!
この名古屋めし、ココがポイント!
あんの量はお好みで調整いただければOKです。基本は「コーヒー+つぶあん」ですので、カップに入れたコーヒーに直接あんを入れるのもアリです(名古屋発祥の某有名喫茶店チェーンはこのスタイルです)。
個人的には苦みが強いコーヒーよりも、名古屋流の「コクのある濃いコーヒー」が合うと感じます。
もうひと手間かけるなら、粒あんに珈琲ゼリーとアイスクリームを添えて、冷たいコーヒーで頂くのも一層オシャレです。ぜひいろいろとアレンジしてみてください!
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