名古屋発!古い町並みを行く、春の飛騨高山を巡るモデルコース

名古屋発!古い町並みを行く、春の飛騨高山を巡るモデルコース

岐阜県北部。
緑豊かな山々に囲まれ、季節ごとに移りゆく自然を楽しめる岐阜県飛騨高山。

歴史的建造物が多く立ち並び、伝統的文化が今も息づいています。
古き良き伝統を守ってきた美しい高山の見どころを、ナゴレコ編集部が3回にわたってご紹介していきます。

実際に訪れ、体験した飛騨高山の魅力を厳選してお届けします!

続く第3回目では、高山の地酒とともに、山の幸や高山の隠れた名産品、海の幸などをたっぷりご紹介します。
お酒を前に嬉しそうなふたりの表情にも注目です。(笑)

名古屋発!美酒を味わう春の飛騨高山を満喫するモデルコース|PR

岐阜県飛騨高山を巡る旅、第3回目は高山の地酒とともに郷土料理を堪能する大人の女子旅をご提案!

今回、一緒に旅をしてくれたのは阿部真弓ちゃん。

阿部真弓

今回、飛騨高山を一緒に旅してくれたモデル

阿部真弓

10代の頃から名古屋でモデルとして活動し、現在はOLをしながら休日はサロンモデルなどで活躍!
凛とした整った顔立ちと上品なオーラが魅力のひとつですが、なんといっても彼女の魅力は圧倒的なユーモア!(笑)
ナゴレコ編集部も気がつけば、彼女の溢れるユーモアセンスの虜になっていました♡“美しくて面白い”あべちゃんに、今後も目が離せません!

10代の頃から名古屋でモデルとして活動し、現在はOLをしながら休日はサロンモデルなどで活躍!
凛とした整った顔立ちと上品なオーラが魅力のひとつですが、なんといっても彼女の魅力は圧倒的なユーモア!(笑)
ナゴレコ編集部も気がつけば、彼女の溢れるユーモアセンスの虜になっていました♡“美しくて面白い”あべちゃんに、今後も目が離せません!

2人で春の飛騨高山を満喫してきました!

〈今回巡った飛騨高山のコース〉

11:30-12:30:スール(朝食)

12:30-13:30:じびるや(ビール)

13:30-14:30:寿美久(昼食)

14:30-15:30:コーヒードン(コーヒー)

15:30-16:00:原田酒造場(お酒)

16:00-16:30:二四三屋(団子)

16:30-17:00:巻葉屋 分隣堂(お土産)

17:00-18:00:松喜寿司(夕食)

 

特等席あり!宮川沿いのカフェでおいしいひとときを

はじめに訪れたのは、古い町並みから少し外れた本町通りにある「soeur(スール)」さん。

高山の中心を流れる宮川を眺めながら、その時季の旬の素材に合わせて作られるスイーツスペシャリティーコーヒーをたのしむことができる、観光客にも人気のカフェです。

〈スペシャリティーコーヒーとは〉

コーヒーの豆、栽培管理、生産管理からカップまで決められた、クオリティーと厳格な条件を満たしたコーヒーのこと。また、消費者がおいしいと満足するコーヒーのこと。

朝食としてこちらのメニューをいただきました。

○ホットサンドイッチドリンクセット ¥980(税込)

ハムチーズ&トマトチーズサンド

お客様のリクエストから誕生したというホットサンド。

味の決め手となる自家製マヨネーズはパンの甘みを引き立たせ、具材をマイルドに包み込みます。

シンプルながらしっかりとした味わいのハムやフレッシュトマトなど具材のおいしさを感じる、満足感のあるホットサンドです。

○キャロットケーキ ¥270(税込)

口に入れた瞬間広がるシナモンのスパイシーな香り

にんじんの素朴な甘みとクリームチーズとの相性は抜群です!

トッピングされたココナッツの香りもアクセントになり、クセになるおいしさです。

通いつめたくなるほど居心地のいい素敵なカフェです。

INFORMATION

店名:

soeur(スール)

住所:

岐阜県高山市本町2-35

電話番号:

0577-35-2001

営業時間:

11:00〜16:00(夏季は17:00に延びる可能性がございます。)

定休日:

火曜日

一人当たりの予算:

¥1,000〜1,999

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

まずは一杯!飛騨高山のクラフトビール、ここに集結!

続いて訪れたのは、「じびるや」さん。

クラフトビール「飛騨高山麦酒」を全種類、生ビールでいただけるお店です。

オリジナルのレモネードバナナジュースも人気で、カフェとして利用する方も多いそう。

今回は、こちらの2種類のビールをいただきました。

ヴァイツェン ¥700(税込)写真左

ダークエール ¥700(税込)写真右

とても甘みのあるフルーティーな味わいのヴァイツェン

ビールの苦味が苦手な方にもオススメです。

口当たりまろやかなダークエールは、苦味の奥からほのかな甘みを感じます。

芳醇な味わいでコク深いビールです。

お昼から飲むビールって格別ですよね!

なんだか悪いことをしている!?そんな背徳感を感じるのがいいですよね〜。

それぞれ個性の違うビールは全種類制覇したくなるおいしさです!

INFORMATION

店名:

じびるや

住所:

岐阜県高山市朝日町1

電話番号:

0577-32-3041

営業時間:

11:00–19:00 (土曜日は21:00、日曜日は18:00まで営業)

定休日:

不定休

一人当たりの予算:

¥999〜¥1,999

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

職人技を堪能、至高の“三たて”手打ちそば

昼食を食べに訪れたのは、店主が手書きした唐草模様のバイクが目印の「寿美久(すみきゅう)」さん。

地元で栽培した極上の蕎麦を自家製粉し、丁寧に作られた蕎麦が評判です。

今回は、寿美久さんの名物メニューをいただきます。

○山菜ざるそば ¥1,350(税込)

朴葉に盛られたそばの上にはワラビキクラゲナメコなど10種類の山菜がこんもり!

もちろん、食べ応えもボリュームも満点です!

挽きたて打ちたて茹でたて“三たて”にこだわり仕上げられた蕎麦は香りも豊か。

打ちたての麺は、コシがあり喉越も最高です。

職人技が光る至高のそばをいただき、心もお腹も満たされました。

INFORMATION

店名:

寿美久(すみきゅう)

住所:

岐阜県高山市有楽町45

電話番号:

0577-32-0869

営業時間:

11:00~20:00(お蕎麦が売切れ次第、終了)

定休日:

不定休

一人当たりの予算:

¥1,000〜¥1,999

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

ノスタルジックな空間でいただく自家製スイーツ

続いて訪れたのはこちら「コーヒードン」さん。

昭和26年創業の、高山で最も古い歴史を誇る純喫茶です。

SINCE 1951の看板がなんともいい味を出していますね。

濃厚な味で定評のある牧成舎牛乳で作られたプリンは、先代から続く人気商品だそう。

昔ながらの型焼きプリンですが、食感はとてもなめらかで濃厚。

ほろ苦い自家製のカラメルソースとの相性も絶妙です。

先代の頃から変わらないドリップ式で一杯ずつ入れられたコーヒー。

そのコーヒーで作られたコーヒーゼリーは大きなバニラアイス牛乳がたっぷりとかかり、コーヒーのほろ苦さとミルクのコクが絶妙にマッチした魅惑のおいしさです。

レトロな照明椅子にかけられた白いカバーなど、喫茶店好きにはたまらない昭和の雰囲気たっぷりの空間です。

地元の方の憩いの場として長く愛され続けるのも納得のお店です。

INFORMATION

店名:

コーヒードン

住所:

岐阜県高山市本町2-52

電話番号:

0577-32-0968

営業時間:

7:30~21:30

定休日:

火曜日

一人当たりの予算:

〜¥999

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

食後は、江戸時代にタイムスリップした気分になる「さんまち通り」を散策!

お土産屋さんが多く立ち並び、観光客にも特に人気のスポットです。

「さんまち通り」でお酒好きの方にオススメなのが酒造めぐり

飛騨山脈の清らかな水良質な米寒冷な気候に恵まれた高山は、古くから地酒作りが盛んで、現在では7軒もの酒造があります。

 

風情あふれる町並みを眺めながら美酒に酔いしれる

ひときわ目を引いたのは、大きな杉玉がかかったこちらの酒蔵。

高山の地酒、「山車(さんしゃ)」で知られる「原田酒造場」さん。

安政2年(1855年)創業の伝統の技と、昔ながらの冬期仕込みにこだわる酒造です。

飛騨米をもとにし、麹から作られた「山車(さんしゃ)」をはじめ、種類豊富な日本酒が並びます。

専用のおちょこを350円で購入すれば、10種類以上のお酒を1杯ずつ、好きなだけ試飲することができる太っ腹なサービスもありましたが……

どうしてもこちらに惹かれてしまい、今回は山車辛くちのカップ酒 ¥240(税込)を燗でいただきました。(笑)

さらっとした口当たりで、キレのある辛口。

甘みや辛さのバランスがよく、キレとともコクも感じられる日本酒です。

各酒造で試飲を行っているので、酒蔵巡りを楽しみながらお気に入りを見つけるのも楽しそうですね。飲み過ぎにはくれぐれもご注意ください。(笑)

〈酒造でみかける杉玉(すぎだま)とは?〉

酒蔵にあるあの大きな玉は杉玉といい、「今年も新酒ができましたよ!」という目印で2〜3月に飾られ始めます。また、杉玉の色から旬の日本酒が何なのかを知ることができます。

緑色(2~6月ごろ)は新酒、薄い緑(初夏~夏ごろ)は夏酒、枯れた茶色(秋ごろ)はひやおろしというように、季節の移り変わりとともに変化していく杉玉の色を見て、日本酒の熟成度合いもわかるというのはなんとも風情がありますね〜。

INFORMATION

店名:

原田酒造場

住所:

岐阜県高山市上三之町10

電話番号:

050-5592-5419

営業時間:

【平日】
8:30~18:00
※12~3月は~17:00まで
【土日祝日】
8:30~18:00
※12~3月は~17:00まで

定休日:

年中無休

一人当たりの予算:

¥1,000〜¥3,999

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

シンプルイズベスト!老舗団子屋でいただく懐かしの味

続いて醤油の香ばしい香りにつられてやってきたのは「二四三屋(ふじみや)」さん。

創業当時から地元の方に愛され続けている、創業60年の老舗のお団子屋さんです。

○みたらし団子 ¥90(税込)

きつね色に焦げた醤油の香ばしい香りが食欲をそそりますね。

こちらのみたらし団子は一般的な甘い醤油だれではなく、飛騨高山のみたらし団子はあっさりとした醤油味

二四三屋さんではできたてを提供していただけるので、いつでも焼き立てのもっちりとした食感を楽しむことができます。

懐かしさを感じる素朴なおいしさを、皆さんもぜひ一度ご賞味ください。

INFORMATION

店名:

二四三屋

住所:

岐阜県高山市本町3-1

電話番号:

0577-33-1210

営業時間:

8:00~21:00

定休日:

不定休

一人当たりの予算:

〜¥999

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

かわいすぎて食べられない!アートな落雁

お土産選びは旅の醍醐味のひとつ。

今回は「巻葉屋 分隣堂」さんで見つけた可愛くておいしいとっておきのお土産をご紹介します。

 

大正15年に創業、季節感や旬を大切にした和菓子を作る老舗和菓子店です。

注目のお土産はこちら。

○「季節の落雁」 ¥500(税込)1袋5個入り

おもちゃ箱のようなポップな色合いとモチーフのかわいさは本当に落雁?!と疑うほどキュート!

デザインのかわいさはもちろん、選び抜かれた素材と和三盆でつくる落雁は味も本格的です。

口の中でふわっとほどけ、和三盆の風味が口いっぱいに広がり、とても上品な味わいです。

添加物をできる限り使用せず作られた、季節ごとに変わる期間限定の生菓子もファンが多いそう!

伝統を守りながらも新しい物を取り入れた商品のラインナップに、思わず心奪われます。

INFORMATION

店名:

巻葉屋 分隣堂

住所:

岐阜県高山市下二之町70

電話番号:

0577-32-1844

営業時間:

8:00~19:00

定休日:

不定休

一人当たりの予算:

〜¥999

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

旅の締めに出会った忘れられない味

飛騨高山を巡る旅、第3回目の旅の締めはこちら、「松喜寿司」さん。

天然物にこだわり毎日仕入れる、新鮮なネタが自慢のお店です。

毎日直送した新鮮なネタから、その日のおすすめだけを厳選したこちらの握りからいただきます。

○おまかせ握り10貫 ¥3,300(税込)

艶やかな厚みのある豪華なネタに気分が上がります〜!

特に、中トロの脂身と赤身のバランスが絶妙でたまらないおいしさです。

甘みのある脂身の余韻を感じながら、高山の地酒を流し込めばこの上ない幸せ…!

富山や金沢から直送で届く新鮮な海の幸、飛騨の清らかな水、良質な米でつくられたシャリ。

飛騨の山中にあるからこそ味わうことのできる至高のお寿司です。

 

続いてはお寿司と夢の共演が嬉しい、こちらのメニュー。

○飛騨ステーキ 100g ¥2,800(税込)/ 200g ¥5,500(税込)

こだわりの寿司と高山名物の特選飛騨牛を一度に味わえるなんて贅沢ですよね!

ミディアムレアに焼かれたステーキは肉質も柔らかく美味。

口に入れると脂身がスーッととけ、口いっぱいに飛騨牛の旨みが広がります。

 

続いては、大将が「映えるお寿司を作ってあげるよ。」といい登場した、豪華すぎる裏メニューをご紹介!

○大将おまかせ 特製太巻き (時価)

美しい!まるで宝石のような美しい断面に惚れ惚れ。

そして一口頬張ればそのおいしさに衝撃が走ります!

それぞれのネタの旨みや、さまざまな食感が押し寄せ、口の中が幸せの大渋滞!

これぞまさに、“口福”です。

こちらの太巻きは大将にお願いすれば、その日おすすめの10種類のネタを入れて作ってもらえるそう。松喜寿司さんに来たら、マストで頼みたい一品です。

〈飛騨高山の海の幸がおいしいわけ〉

海がなく、山に囲われる飛騨高山ですが、富山や金沢、さらに名古屋や浜松から旬の魚介が直送で届き、鮮度抜群な魚を毎日直送できることで旬が長く、種類豊富に提供することができるそう。

海の幸は飛騨高山の隠れた名産品といえますね!

この上ない逸品、リーズナブルな価格に大将のお人柄も加わり人気店なのも納得。

「また絶対に来たい!」。そう思うほど、心に残るお店です。

INFORMATION

店名:

松喜寿司

住所:

岐阜県高山市総和町1-40

電話番号:

050-5868-8849

営業時間:

17:30~23:30

定休日:

年中無休

一人当たりの予算:

¥2,000〜¥8,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

ほろ酔いで満喫!食べて飲んで春の飛騨高山

岐阜県飛騨高山を巡る旅、ラストの第3回目はとにかく食べて飲んで、高山の食の魅力をより堪能しました。

終始、地元の方の温かさにも触れ、心もお腹も大満足です。

高山の皆さん、本当にありがとうございました〜!