
丸の内|季節の食材をふんだんに使用した名古屋を代表する中華料理専門店!
日本人にとって、季節を感じることは特別なことのように感じます。
私自身も「食」で季節を感じれる事にとっても意味を感じています!
冒頭が少し固くなりましたが、今回は少し贅沢をして
名古屋を代表する中華料理店をご紹介します♪
ミシュランお墨付きの中華料理店!中華の技術によって昇華された厳選素材が楽しめる「明道町 中国菜 一星」
ご紹介するのは「明道町 中国菜 一星」さん。
地下鉄鶴舞線 丸の内駅から徒歩10分圏内の立地。
辺りは住宅街ともあって、店舗も民家をリノベーションされています。
存在感バツグンの店構え。
「お邪魔しまーす!」
スタッフさんの手厚いエスコートを受けて店内へ。
カウンター6席と個室が2部屋。
コンセプトは、
〜ほどよい緊張感と心地よさを感じる空間〜
一斉スタートのほどよい緊張感と、木目の温もりを感じる内装に心も癒されていきます…。
お料理は「おまかせコース」のみ。
メニューを絞り込むことで、より厳選した季節の食材でおもてなしをしていただけます。
オーナーシェフは、ご両親が中華料理店を営まれていたそうで、中華の道を志すことは必然であったのかもしれません。
卒業後に上京、中華料理のレジェンドとも呼べる「四川飯店」で腕を磨き、その後の研鑽の後「明道町 中国菜 一星」さんを開業されたのが2016年。
たちまち話題を呼び、ミシュランガイドで1つ星を獲得する快挙を成し遂げたことで、さらなる予約困難店になり名実共に名古屋を代表する中華料理店へと登りつめられました!
お料理と合わせてアルコールも推奨され、ワインは常時20種ほどのラインナップ!
他にも中国の紹興酒やカクテルなど幅広いご用意がありますが、今回はとっても希少なビールをいただきました!
写真は日本初のラグジュアリービール「ROCOCO Tokyo WHITE」。
ミシュランの星を獲得する店舗をメインに流通するビールで、富士山の伏流水を使用したホワイトビール。
フルーティーさと繊細な泡はまるでシャンパーニュのよう。
前菜の盛り合わせからお料理がスタートします。
よだれ鶏を中心に据え、三元豚のチャーシューやあん肝の紹興酒漬け。
その他にも五感に訴える食材が散りばめられています。
と、ここでこの日の食材とのご対面!!この瞬間が最もワクワクするんです♪
どんなお料理となって再登場するのか、期待感に満ち溢れます。
地元三河の「渡り蟹」。
唐辛子や山椒をきかせた四川風の甘酸っぱいタレと合わせていただきます。
蟹は生の状態で鮮度もバツグン!おまかせコース1本に絞られているからこその厳選食材。
この四川風のタレを残しつつ…続いては中華料理の王道「餃子」。
皮はモチモチ、中からお汁がジュワーっと溢れ、そのままでも美味しい餃子を先ほどのタレで味変!
次のご紹介は6月〜7月に旬を迎える「鱧」。
表面がパリッと揚った鱧はとってもジューシー!
旨みが見事に引き出され、サクサクした四川パウダーがアクセント。
多くの食感が一度に楽しめる一皿は、私のような素人でも高い完成度のお料理だと確信できます!
おまかせコースのお料理のバランスも絶妙で、パンチのある一品の直後に、優しさのある干し貝柱のスープ。
夏場が旬となる「太刀魚」と合わせていただきます。
余韻を感じつつ次へ。「毛蟹の茶碗蒸し」。
アルコールもおかわりをいただく事にし、推奨されているワインの中からドイツを中心とした葡萄品種「リースリング」。
甘口のワインで女性にもオススメしたいワインです!
この後のお料理に良く合うそうです。
中華料理の高級食材「フカヒレ」が登場!
夏野菜でもある「賀茂茄子」と合わせて味付けは醤油ベース。
あくまで主役は「フカヒレ」最大限に旨味を味わえる、最小の味付けにも感じました。
シェフ自慢の一品「鰯の春巻」。
生でも味わえる旬の鰯を、食感が豊かな芽ネギと合わせて、パリパリの春巻で包みました!
旨味や食感が最高潮に楽しめます。
全7席あるカウンター、お客様そしてシェフとの距離感も絶妙で、コンセプトでもある「ほどよい緊張感と居心地の良さ」を終始感じつつコースも終盤を迎えていきます。
続いて「篠島のアカムラサキ雲丹」。
チリソースと合わさる事で、中華料理に形を変えます。
雲丹の魅力をダイレクトに味わえるものです!
そしてコースのメイン料理の位置づけでもある、「大分の黒毛和牛」。
しゃぶしゃぶにされた黒毛和牛を胡麻をきかせた四川風のタレで!
口の中で見事にとろけていきます。
そこへ麺を投入すれば、シメの坦々麺に様変わり!
ここまでおよそ2時間が経過しました、おまかせコースを心ゆくまで楽しみましたが、ここに追加で「麻婆豆腐」と「炒飯」がいただけるのです♪
ですがお腹の具合で今回は断念!
最後にデザートの「杏仁豆腐」で締めくくりました。
人柄と素材と調理技術が融合した華やかな中華料理
印象的なのはシェフの優しいお人柄です♪
店舗のコンセプトである
〜ほどよい緊張感と心地よさを感じる空間〜
これはシェフのお人柄あってこそ成立するのだと実感しました。
季節を感じる事のできる多くの食材、そして何より、「お料理だけでなくこの空間をいただいている」という事に気づくのです。
御馳走様でした!!
INFORMATION
- 店名:
- 明道町中国菜 一星 (メイドウチョウチュウゴクサイ イイシン)
- 住所:
- 愛知県名古屋市西区幅下2-3-7
- 電話番号:
- 052-756-3939
- 営業時間:
- 18::00〜20:30、18:30〜21:00、19:00〜21:30のいずれか (最初に予約を入れた人の時間設定で決定)
- 定休日:
- 水曜日、他不定休あり ※完全予約制
- 一人当たりの予算:
- ¥9,000〜
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。