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名駅|北海道屈指の観光地・函館の味を名古屋で楽しむ!“昆布”と“ホタテ”の出汁がきいた「塩ラーメン」
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北海道内屈指の歴史遺産のある街として、また“朝市”のある漁師町としても有名な「函館市」。
札幌や旭川とは少し違う、独自の歴史や文化を持つ人気観光都市として発展を遂げた北海道南部のまちです。
今回は、新鮮な「海産物」、ラッキーピエロの「チャイニーズチキンバーガー」に匹敵する函館の人気グルメ「塩ラーメン」に注目します!
果たして名古屋市内では、本場・函館さながらの「塩ラーメン」を食べることができるのでしょうか?
目次
- 全国各地の美味しいラーメンを探すなら名古屋駅へ!名古屋驛麺通りにある函館ラーメン専門店「函館らーめん 醐りょう」
- 「函館ラーメン」の歴史を調べてみると…「塩ラーメン」は街おこしの一環として発展
- 名古屋駅「名古屋驛麺通り」で発見!本格函館ラーメンを提供する専門店へ
- ラーメンは「塩」と「醤油」のみ!ユニークな「ホタテ飯」も美味しそう
- 紙エプロンあります!L字カウンターの奥に座ってお茶を飲みながら店内を観察
- 目の前には麺の入った番重♪その先ではていねいに麺を茹でている様子が
- “昆布”と“ホタテ”がきいている!透き通るあっさり味のスープに舌鼓を打つ
- 飲み干すほどに“出汁”を味わいたくなる清湯スープ♪いつか本場・函館にも食べに来て
全国各地の美味しいラーメンを探すなら名古屋駅へ!名古屋驛麺通りにある函館ラーメン専門店「函館らーめん 醐りょう」
「函館ラーメン」の歴史を調べてみると…「塩ラーメン」は街おこしの一環として発展
みなさんが「函館市」の風景を思い浮かべる際に、まず思い浮かぶのは、函館山から見たこの“くびれ”でしょう。
この“くびれ”は渡島半島の全体だと勘違いされがちですが、実際は渡島半島からさらに小さく飛び出した函館市の一部で、くびれの東西は2キロにも満たない短い距離なんです。
そんな特徴がある北海道第3の都市・函館では、ご当地ラーメンとして「塩ラーメン」が人気!
ラーメンの起源は諸説ありますが、明治時代に函館で華僑(中国人)が経営する洋食店「南京御料理 養和軒 アヨン」で提供されていた「南京そば」が元になっていると言われています。
それだけ、函館でのラーメンの歴史は深いということなのでしょう。
その後、北海道の街おこしの一環として“ご当地ラーメン”が進化していき、札幌は「味噌」、旭川は「醤油」、函館は「塩」という印象へ。
現在でも函館ラーメンの人気店では、イメージ通り、「塩ラーメン」を看板商品として推し出しています。
名古屋駅「名古屋驛麺通り」で発見!本格函館ラーメンを提供する専門店へ
北海道のご当地ラーメンが食べられるお店を探していたとき、名古屋市内で「函館ラーメン」を推しているお店を名古屋駅で見つけました。
それが、名古屋驛麺通りにある「函館らーめん 醐りょう」さん。
以前から名古屋駅付近に滞在しているときにお店の名前は見かけていたのですが、“塩”、“清湯”、“海産物を使用”といった函館ラーメンの基本をすべて兼ね備えているお店は名古屋市内唯一。
10席ほどのカウンター席が並ぶ小ぢんまりとしたお店ですが、土曜日のこの日は、行列ができるほどお客さんであふれていました。
ラーメンは「塩」と「醤油」のみ!ユニークな「ホタテ飯」も美味しそう
食券制なので、まずは券売機で食券を購入します。
オーソドックスなラーメンは「塩」と「醤油」の2種類のみ。
そのほかに、「海老ワンタン麺」という、海老を使ったワンタンが入ったアレンジ麺がありました。
チャーシューや煮たまごなど定番のトッピングを追加できるほか、ご飯ものとして「ホタテ飯」が190円というリーズナブルな価格で提供されています。
紙エプロンあります!L字カウンターの奥に座ってお茶を飲みながら店内を観察
L字になったステンレスのカウンターにかけ、お店の奥から店内の様子を観察します。
カウンターにはお茶の入ったピッチャーが置かれているので、自分でグラスに注ぎ、ラーメンの到着を飲みながら待ちます。
お店の人に申し出ると「紙エプロン」をもらえるので、服を汚したくない時は活用しましょう。
目の前には麺の入った番重♪その先ではていねいに麺を茹でている様子が
ラーメンの麺は、名古屋市内の有名店でも使われている“林製麺所”のものを使用。
積み重ねられた番重の向こうでは、お店の人がていねいに麺を茹でています。
こうやって間近で調理風景を見学できるのは、小さなお店の嬉しい特徴ですよね!
“昆布”と“ホタテ”がきいている!透き通るあっさり味のスープに舌鼓を打つ
●塩らーめん 850円(税込)
同伴者は、函館ラーメンのメインともいえるシンプルな「塩らーめん」をオーダー。
北海道以外ではラーメンに“昆布”をトッピングしているお店をあまり見かけたことがなかったので、細切りになった昆布がのっているのを見て嬉しくなりました。
黄金色に輝く、昆布とホタテの出汁がきいた清湯スープ♪
出汁の美味しさを邪魔しない、塩をベースにしたあっさりスープは、思わずどんどん飲み進めてしまうあきのこないあじわいです。
麺は黄色いストレート麺。
函館ではラーメンのことを「支那そば」と呼ぶことがあるのですが、これは中華料理店で提供される中華そばから由来している呼称。
中華料理店の麺類も、ストーレート麺ものが多いんですよね。
●醤油らーめん 850円(税込)
私はいつも通り、大好きな「醤油」をチョイス。
清湯スープの醤油ラーメンを食べるのは久しぶりなので、いつもとは違うワクワク感がありました♪
濁りのない清湯の醤油ラーメンに大きめの乾燥麩、ねぎが乗ったラーメンは、小さい頃実家で出てきた醤油ラーメンと少し似ていてどこか懐かしさも。
北海道(道央~道北圏)の家庭ラーメンは、清湯の醤油ラーメンを食べることが多いんですよ!
飲み干すほどに“出汁”を味わいたくなる清湯スープ♪いつか本場・函館にも食べに来て
昆布とホタテの出汁をしっかりと味わうことができるのが「函館ラーメン」の特徴。
まずは名古屋驛麺通りの「函館らーめん 醐りょう」さんへ!
そして機会があれば、私の推しのまちでもある“函館”にもぜひ遊びに来てください♪
INFORMATION
店名:
名古屋驛麺通り醐りょう
住所:
愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 名古屋駅
電話番号:
052-588-5517
営業時間:
11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:
施設に準ずる
一人当たりの予算:
〜¥1,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。