忙しない毎日のなかで、朝ごはんはつい「とりあえず」になりがち。でも、本当は1日のはじまりこそ、いちばん丁寧に過ごしたい時間なのかもしれません。
静かな住宅街の一角、古民家の扉を開けると、ふわっと広がるやさしい空気。鉄瓶で沸かした白湯から始まり、旬の野菜とスープが、ゆっくりと体を目覚めさせてくれます。
派手さはないけれど、ちゃんと美味しくて、無理がない。そんな“朝にちょうどいい贅沢”を教えてくれるのが、旬を味わうスープと定食 「pojomuu(ポジョムー)」 さんです。
目次
- 築100年の古民家で過ごす、やさしい朝「旬を味わうスープと定食 pojomuu(ポジョムー)」
- 桜山で食べられる◎朝を整える古民家ごはん
- 静けさ漂う古民家で、ゆっくり過ごす朝と昼
- 1日のはじまりに、ちょうどいい朝食メニュー
- 朝からありがたすぎる、白湯のおもてなし
- 使っている食材が、きちんと見える安心感
- スープ屋さんから始まったからこそ、まずは「選べるスープセット」をチョイス
- カブとあさりのクラムチャウダーが、ほっこり体に染み渡る!
- 野菜の美味しさを引き立てる、せいろ蒸しの糀甘酒ソース
- もちもち食感が美味しい!米粉パン
- 毎日食べたら、心が丸くなるかも
- 朝の一杯から、昼飲みまで。ドリンクの選択肢も豊富
- 月替わりで通いたくなる理由
- ほっと安らぐこと間違いなし◎心に余裕をくれる場所
築100年の古民家で過ごす、やさしい朝「旬を味わうスープと定食 pojomuu(ポジョムー)」
桜山で食べられる◎朝を整える古民家ごはん

桜山駅4番出口から歩くこと7〜8分。住宅街を抜けた先に現れるのは、築100年に近い古民家。2026年1月3日にオープンした「旬を味わうスープと定食 pojomuu(ポジョムー)」さんです。
今までは移動販売で、イベントやマルシェを中心に活動されていたお店。そこで出会った人たちの間で、「あのスープ、忘れられない」と静かにファンを増やしてきた存在が、ついに実店舗に。
雰囲気漂う古民家には派手な看板も、過剰な主張もない。でも、扉を開ける前から「ここ、絶対ゆっくり落ち着ける空間だ」と確信させてくれる空気が、入り口からすでに流れています。
静けさ漂う古民家で、ゆっくり過ごす朝と昼

店内はテーブル席とカウンターを合わせて12席ほど。大きすぎず、小さすぎず、ひとりでも誰かとでも心地よく過ごせるサイズ感です。
営業は朝食(7:00〜9:30)と昼食(11:00〜14:30)の2部制。お昼の時間帯は予約も受け付けているので、予定が決まっている方は事前に押さえておくのがおすすめです。
1日のはじまりに、ちょうどいい朝食メニュー

朝食の提供は、7時〜9時半(L.O.)。メニューはシンプルで、どちらも朝の体にすっとなじむ内容です。
〈朝食メニュー〉
●一汁一菜セット 750円(税込)土鍋で炊いた白米に、季節の野菜を使ったお味噌汁、小鉢がひとつ。余計なものは足さず、でも不足もない。「朝はこれくらいがいい」と、自然に思わせてくれる定番の組み合わせです。
●選べるスープセット 1,400円(税込)
その名のとおり、主役は旬の食材を使ったスープ。そこに、季節野菜のせいろ蒸しと、もちもち食感の米粉パンが付きます。しっかり満たされたい朝や、少し贅沢したい気分の日にはこちらがおすすめ。
どちらのセットも、静かな朝の時間を邪魔しない、やさしい構成。
1日を気持ちよくスタートさせたい人に、ぴったりの朝食です。
朝からありがたすぎる、白湯のおもてなし

メニューを前に、どれにしようかと少し悩んでいると、お店の方がさらりとひと言。
「鉄瓶で沸かした白湯は、セルフサービスになります。こちらでお注ぎください。」
その言葉に、思わず心の中で小さくガッツポーズ。朝ごはんの前に、鉄瓶の白湯が用意されているお店って、なかなかありません。
白湯は、内臓をやさしく温めてくれて、胃腸を目覚めさせてくれる存在。血流も促してくれると言われていて、朝の一杯には本当に理想的。
「これからちゃんと、からだにいいものが出てきますよ」と言われているようで、まだ何も食べていないのに、すでに安心感。こういう“さりげない気遣い”があるお店は、だいたい間違いないのです。
使っている食材が、きちんと見える安心感

そしてメニューと一緒に渡されたのが、料理に使用される食材の産地や調味料について書かれた紙。何を使っているのか、どこから来たものなのかが、ちゃんと目に見える形で伝えられます。
野菜は知多市や津島市、春日井市など、身近な土地のものが中心。調味料も、自然由来・無添加のものを選んで使っていることがひと目でわかり、“ちゃんとしたものを食べられる”と、ほっとする安心感があります。
スープ屋さんから始まったからこそ、まずは「選べるスープセット」をチョイス

もともと移動販売で、スープ屋さんとしてスタートしたお店。そんな背景を知ると、まずはスープを食べてみたくなります。ということで初回は、“スープ屋さん”らしく「選べるスープセット」をチョイス。
この日のスープは、「バターナッツかぼちゃのポタージュ」と「カブとあさりのクラムチャウダー」。思わず立ち止まってしまう2択です。
どちらも魅力的でしばし悩みましたが、今回は「カブとあさりのクラムチャウダー」を選ぶことにしました。
スープに加えて、季節野菜のせいろ蒸しと米粉パンがセットになっていて、“スープを中心に、からだを整える朝ごはん”という構成がしっくりきます。
カブとあさりのクラムチャウダーが、ほっこり体に染み渡る!

選んだクラムチャウダーは、ほっこり柔らかいカブに、ほくほくの黒豆、あさりもたっぷり。
玉ねぎもたっぷり入っていて、ほんのり生姜風味もポカポカと体が温まるポイント。朝の体を内側から目覚めさせてくれる、やさしい味わいです。
野菜の美味しさを引き立てる、せいろ蒸しの糀甘酒ソース

せいろ蒸しの内容は、じゃがいも(レッドムーン)、紫カリフラワー、スナップえんどう、にんじん、れんこん。
蒸し加減が本当に絶妙で、やわらかすぎず、ちゃんと歯ごたえを残しているのが好印象です。
そして、この野菜たちに添えられているのが糀甘酒のソース。ほんのり甘くて、コクがありながら、後味は軽い。野菜の味を邪魔しないどころか、むしろ引き立ててくる。
ちなみに、「麹」は米・麦・大豆などの穀物で作られるこうじ全般、「糀」は日本で主に米を原料に作られる米こうじのみを指すそうです。
もちもち食感が美味しい!米粉パン

セットの米粉パンは、もちもち食感。そのままでも美味しいし、スープにつけても最高。
スープ屋さんのパンって、だいたい美味しい説あるけど、「pojomuu」さんはその期待を軽々と超えてきます。
毎日食べたら、心が丸くなるかも

全体を通して思ったのは、毎日こんなごはん食べてたら、たぶん性格が丸くなる!
味がやさしいとか、素材がいいとか、それだけじゃなくて、「急かされない」「無理させない」感じが、料理からも空間からも伝わってくるような感じです。
丁寧だけど気取っていなくて、身体にも気持ちにも負担をかけない。そんな料理を食べ続けていたら、その積み重ねが、人の角まで取ってくれそうな気がする。いやぁ、これは通うしかないっすな。
忙しい1日の中でも特にバタバタしがちな時間でもある朝ですが、たまにはこんな風に穏やかな「朝ごはん」の時間を作るのも大事だなぁ、と心から思いました。
朝の一杯から、昼飲みまで。ドリンクの選択肢も豊富
丁寧すぎるお料理をいただき確信したのが、コーヒーも美味しいに違いないということ。ということで、食後にはコーヒーを注文。

●啓榕社(長野)コスタリカパタリージュ農園ハニー SHB EP 600円(税込)

今回は、「啓榕社(長野)コスタリカパタリージュ農園ハニー SHB EP」 を選んだのですが、心地よい穏やかな酸味。予想どおり、朝の余韻にぴったりの一杯でした。
そして「pojomuu」さんのドリンクは、コーヒーだけではありません。紅茶やハーブティー、人参ジュースといった、体にやさしいラインアップも揃っていて、その日の気分や体調に合わせて選べるのがうれしいところ。
さらに、ビールやグラスワインなどのアルコールも用意されているので、「今日は昼からゆっくり楽しみたい」という日にも、ちゃんと応えてくれます。
朝はすっきり、昼は少し気分をほどいて。どの時間帯に来ても、その日の自分にちょうどいい一杯が見つかる。そんな懐の深さも、このお店の魅力だなと感じました。
月替わりで通いたくなる理由

メニューは月替わり。ランチタイムには、今回いただいた選べるスープセットのほかに、「気まぐれ定食セット」も登場します。
●気まぐれ定食セット 1,650円(税込)
・土鍋で炊いたごはん
・季節野菜のお味噌汁
・メイン料理
・小鉢2種
・お漬物
・季節野菜のせいろ蒸し
……ちょっと待って、充実しすぎじゃないですか?これはもう、次はランチに行きたくなる確定案件!
ほっと安らぐこと間違いなし◎心に余裕をくれる場所

静かな住宅街で、からだと心を整える朝。「旬を味わうスープと定食 pojomuu」さんは、
忙しい日常の中に、ちゃんと“余白”をくれるお店でした。
次に来るときは、どんなスープに出会えるんだろう。そんな楽しみを持ち帰れるのも、このお店の魅力です。皆さんも、「今日はいい朝だったな」と思える時間を、ぜひ体験してみてください。
INFORMATION
店名:
旬を味わうスープと定食 pojomuu(ポジョムー)
住所:
愛知県名古屋市昭和区菊園町2丁目14-1
電話番号:
052-680-8985
営業時間:
7:00〜16:00
[モーニング]7:00〜9:30(L.O)
[ランチ]11:00〜14:30(L.O)
定休日:
水・木
※不定休あり
一人当たりの予算:
¥1,000~¥2,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。




