二郎系といえば、麺を覆うように盛られた山盛りのヤサイにニンニク、トッピングが印象的ですよね。
その見た目はとにかく“爆盛り”かつ“ハイカロリー!”
あの満足感、そして1度食べたらまた食べたくなるあの中毒性!そう、二郎でしか満たすことのできない欲求があるのです!
食べること、すすることが好きな私にしむーが名古屋市内の二郎系ラーメンを巡り、その爆盛りに果敢にチャレンジしながらその魅力をマシマシでご紹介していきます!
今回はコスパの良い二郎初心者にもおすすめの1杯をすすっていきます!
名古屋郊外に佇む優しめな二郎を食べられる「らーめん極」
決戦の地は名東区極楽にあり
紹介していくお店があるのは名東区極楽。地名だけ聞くとその場所はピンとこないかもしれませんが、ざっくり説明するの名古屋のとびっきり西側。
名東区の西に位置し、すぐそこには日進市、長久手市が目と鼻の先にあります。いずれも名古屋の近隣であることから、最近ではこの地域でも暮らしやすい街として紹介されています。猪高緑地や牧野ヶ池緑地も近く、のどかで閑静な住宅地。それだけあってスーパーやドラックストアも多く、さまざまな飲食店が点在しています。
名古屋の郊外ということもあってお世辞にも交通の便が良いとは言えず、地下鉄本郷駅から出る市バスがお店の近くを通っている程度なので、こちらに関しては車でのアクセスがおすすめです。
通り沿いからでも見える店頭に置かれた「らーめん」の看板が見えて来たらブレーキランプ4回点滅マシマシのサインです。
こちらが今回ご紹介していく「らーめん極」さんです!店舗の隣にはもちろん駐車場も完備されて画います。本当にどうでもことなんですが、この日は本当にいい天気でよっしゃすすったるで!と無駄にやる気になっていました。食べることになぜかやる気が出たり、闘争心が湧くのが二郎という食べ物なのです!
店内はコの字に一筆足したようなカウンター席が中心。こういうお店には珍しいと思うんですが、奥には4人掛けのお座敷席があってくつろげてしまいます!カウンター席と厨房は面しておらず区切られており、結構な広さがあります。ちなみにこの日はすする気に満ち溢れていたので、オープンダッシュをかましましたが、1組2組と他のお客さんも訪れていました。
こちらは食券制。店内入ってすぐの場所にある券売機でメニューを確認していきましょう!
こちらは二郎系ラーメンを提供するお店なんですが、他のラーメンも提供されています。なのでラーメン(二郎系)という表記がされていますね。二郎系以外にもシンプルな中華そばやこの地域に馴染みのある台湾まぜそば、サイドメニューやトッピング類も豊富です。
それにしても物価が上がるのに給料が上がらないこの世の中で二郎系が850円から食べれるのは素晴らしいのではないでしょうか?!ラーメン1杯1000円超えるのも当たり前になってきましたから、この値段設定は本当に魅力的です!
私は今回はシンプルに二郎系ラーメンの小をポチっと押し、食券を手に取り、席に着きました。座席や店内壁面には二郎系だけの魔法の呪文、コールについての表記があります。私はお腹の具合と相談しつつ、コールの瞬間を待ちます。こちらは食券を渡すタイミングでその確認がありました。
ニンニク入れますか?
今回の私のコールはニンニクあり、野菜マシ!野菜をマシておきながら何を言ってんだってとこもあるんですが、今回はボリュームと味のパンチに関しては置きにいく判断をしました。一応私も先の予定に応じて量やニンニクの有無を調整するマナーは持ち合わせております。二郎ってビジュアルにインパクトがあるので、コールしてから着丼するまでの時間がワクワク感を高めてくれますよね!
着丼!高さ充分な野菜の盛りの1杯を喰らえ!
そしてやってきした!こちらが私が注文したラーメン小、ニンニクあり野菜マシです!
高まってまいりました!野菜マシということもあって、まずまずの標高ですね。野菜の盛り如何ではラーメンなのに麺に到達できないというかみ合わない現象が二郎系では起きるんですが、こちらはその心配はなさそうです。デフォルトでメンマがのってるの珍しくないですか?私はメンマ好きなので、これはポイントが高いです。
普通のラーメンならまずスープからいきたいところですが、構造上野菜からいくのも二郎系あるある。二郎系って相当ジャンキーなイメージがありますが、これは野菜、そうこれは野菜。ようはサラダとさして変わらないので問題ありません。(笑)
野菜はもやしだけでなく、少量のキャベツが入っているのもナイスですね。てっぺんから良い感じの量のアブラがかかっており、シャキシャキ野菜との相性は間違いありません。二郎系を食べている段階で何を言っているんだという話にもなりますが、野菜から食べることで罪悪感も多少なりと減るので、やれることはやっておきましょう。
シャキシャキ感がしっかり残ったもやし、それを旨味の塊であるアブラとともに食べれば準備運動は完了!そして野菜マシにしましたが、二郎系にしては比較的その盛りは穏やかな方です。値段、量ともに優しい1杯なので、二郎系としてのハードルは低めなので、抵抗のある方にもおすすめです。
お次はやっぱりスープですよね。レンゲで取った印象ではそこまでアブラが浮いているわけではなさそう。若干乳化しているようにも感じます。ひと口飲んでみると豚骨が強めで醤油の風味も感じ、背脂の甘味と旨味も良い感じで効いています。ただ二郎系の中ではそこまでガツンとパンチがあるわけではなく、飲みやすい方のスープという印象を受けました。
野菜の標高も減り、スープで味のベースも掴めたことですし、ぼちぼち麺をすすっていきましょうか!箸を使ってどっこいしょと麺を引っ張り出してきます。それではいざ、すすっていくぅ!
太麺ながらも太すぎず、麺の縮れ具合も程よし。よく二郎系はわしゃわしゃとすすると表現しますが、こちらの麺はすすりの吸引力に抗うことなく素直にすすることができます。ツルッとした表面に噛むと程よい食感がありますね。スープとの相性も良く、旨味たっぷりのアブラが絡まってくると悪魔的な中毒性ある味わいです。
二郎系自体のインパクトとかパンチが強すぎる部分もあるとは思うんですが、そのパンチや荒々しさをは控え目な部分もあり、二郎の中でも優しめに感じます。
野菜以外のトッピングもも見ていきましょう。メンマとチャーシューですね。
先ほども触れましたが、二郎でデフォルトでメンマがのっているのは珍しいですね。なかなかの太さのメンマはザクっとした食感で優しい味付け。こってりとした二郎の箸休めにはぴったりの存在ですね。
特徴的なのはチャーシューで程よい厚みで、しっかりと炙られているんです。タレがしっかりと染みており、食感も残っていて食べると香ばしさと肉感をガツンと感じることができます。見た目のインパクト以上に存在感があって、このチャーシューはいいぞ!
そんなこんなで野菜と麺を天地返ししたり、ニンニクで味と食欲にブーストをかけたり、味染み染みの炙りチャーシューを味わったりしながら今回は余裕を持って完食です!
また食べたくなる中毒性が二郎の極意なり
今回は野菜マシながらも麺の量は控え目で挑んだため、多少の余裕を持って見事勝利!二郎本来の脂やニンニクのパンチもありつつ、スープやトッピングの盛り具合は比較的優しめ。チャーシューの個性、何よりコスパの良さが光る1杯でした。
スープに麺、さまざまなトッピングが織りなす二郎ならではのジャンキーで中毒性のある味わい…思い返せばまた食べたい!
らーめん極の道場破り成功!次はどんな二郎を啜ろうかな、お楽しみに!
INFORMATION
店名:
らーめん極
住所:
愛知県名古屋市名東区極楽3-96-1
電話番号:
052-702-1368
営業時間:
11:00〜13:50
18:00〜21:45
定休日:
不明
一人当たりの予算:
〜¥1,000
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