本山|最後の一滴まで残らず味わいつくせ!こだわりたっぷり、少し変わった真っ赤なスープのラーメン
醤油や豚骨などの単純な分類だけでなく
二郎系、家系や博多ラーメン札幌ラーメンなどさまざまな種類があるラーメン。
自分好みの1杯に出会うためにたくさんのお店に足を運んでいる人も多いのでは。
今回は、いつもとは一味違うラーメンを食べたいな、という人に胸を張っておすすめできるお店をご紹介します。
ラーメンの無限の可能性を感じられる、ほかのお店では食べられない1杯がここに!
目次
イタリアン?日本風?ラーメンの域を超えた新感覚の1杯がいただける「とまとらーめん専門店 蕃茄(ばんか)」
真っ赤な看板と大きなのれんがお出迎え
訪れたのは千種区・本山にある「とまとらーめん専門店 蕃茄(ばんか)」さん。
地下鉄東山線・本山駅の4番出口から覚王山側へ5分ほど歩いた場所にあります。覚王山の駅からも徒歩圏内なのでアクセス良好◎
大通り沿いにあるので初めてこのあたりを訪れる人でも見つけやすい立地。専用駐車場はないので電車かバスでの来店をお勧めします。
大きな赤い看板と写真付きの大きなのれんがお出迎えしてくれました。
お店の入口は向かって左手。openの文字の引き戸を開けていざ入店です!
なんだか落ち着く女性にも優しい店内
店内はウッド調の家具で統一され、気取らずにほっとできる雰囲気。
テーブル席が4席ほどと、カウンター席が5.6席ほどのコンパクトなお店。
荷物置きやコートかけなどもあり、女性1人でも入りやすい雰囲気でした。
カウンター自体に照明がついているため料理が明るく照らしてくれます。
料理に影が落ちずより美味しそうに写真が撮れるように、というお店のこだわりからだそう♡
特別なウェルカムドリンクでほっと一息
なんとこちらのお店ではお冷のかわりにウェルカムドリンクとして冷たいお抹茶をいただけます!
静岡県産のお抹茶と宇治抹茶のブレンドを、ミネラルたっぷりの岩見の純粋で割ったものだそう。
香りがよく、苦味はないスッキリとした飲み口で、これが無料で飲み放題なんて太っ腹♡♡
選べるランチメニュー、あなたはどっち派?
注目のメニューはこちら!
ランチタイムはハーフセットとレギュラーセットの2種類があり、メインのラーメンを選びます。-300円で単品注文も可能。
ハーフセットは小ぶりのラーメンに、日替わりのおばんざいとスイーツついています。ラーメンというと栄養が偏りがちなイメージがあるので、ラーメンを楽しみつつバランスもとれるセットです。
どちらのセットも、締めのリゾット用のご飯付き。スープも最後まで堪能できる嬉しいセット♪
お店おすすめの美味しい食べ方をぜひ試してみてください。
新感覚のとまとらーめんをいざ実食!
●ハーフセット×モッツァレラチーズ 1,450円(税込)
ラーメンはハーフでもしっかりとしたボリュームがあり、存在感抜群。
トマトの赤とモッツァレラチーズの白とのコントラストが美しく,水菜の緑も加わって思わず写真を撮りたくなるルックスです。
トマトとチーズなんて合わないはずがありませんよね。
濃厚なスープに淡泊でもっちりとしたモッツァレラの組み合わせは人気ナンバーワンだそう。
注目はなんといっても全てのベースとなるトマトのスープ。
鶏ガラとあさりのベースにたっぷりトマトを合わせたスープです。
食欲そそる鮮やかな赤色のスープはトマトの旨みがぎゅっと濃縮されており、後味にほのかに野菜特有の甘みが残ります。
トマト特有の酸味や青臭さ、トマトジュースのようなドロっとした舌触りはまったくないので、トマトが苦手な人も心配ご無用!
実は筆者は生のトマトは大好きですが、加熱したトマトは少し苦手…。どきどきしながらの実食でしたが、一口食べて、その美味しさに感動。ノンストップで完食してしまいました!
スープにもトマトだけでなく葉物や玉ねぎなどたくさんのお野菜が使われており、いろいろな食感が楽しめます。
栄養価アップのため、一度オリーブオイルで炒めたお野菜を使うというこだわりがあるそう。
あまり体にいい食べ物というイメージのないラーメンですが、このお店のラーメンはいろいろな栄養がまとめて摂取できるのでもはや健康食!
オススメは+100円で変更できる抹茶麺。
こちらもウェルカムドリンクと同じ抹茶を贅沢に使用し、トマトのベースと合うように配合されています。
もっちもちで噛む度たびにほのかに口に広がる抹茶の香りがアクセントになり、新感覚のラーメンを味わえます。
この日のおばんざいはかぼちゃのサラダ(写真右)。素材の甘さが引き立つ優しいお味でした。
サラダ(写真左)はコーンの甘さが引き立つドレッシングがかかっており、美味しかったです!
デザートのプチケーキもちょうどいい甘さと量で、食べおさめに最適でした。
限定10食!濃厚なスープで一味も二味も違うラーメンに!
●レギュラーセット×エビと生クリーム 1,500円(税込)
限定10食のこちらのラーメンはなんとトマトのベースにエビの濃厚エキスと大きなエビを投入!
生クリームでまろやかさも加えられ、たくさんの具材の魅力がつまった贅沢な一品になっています。
麺をすするたびに鼻を抜ける香りは、まるでエビのビスクを食べているよう。
ビスクのフランス料理感と煮込んだトマトのイタリア料理感に抹茶麺の日本の味のアクセントが加わり、これぞまさに創作ラーメン。
これはラーメンの域を超えた一品に出会ってしまった…!
締めの域を超えた贅沢リゾット
具材をたっぷり堪能した後は、忘れてないですよね?
締めのリゾットがまだ残ってますよ!
五穀米を豪快に残ったスープへ投入♪
ラーメンのスープって残すのがもったいないくらい美味しいけど、飲むのもなんだか恥ずかしい…。ってことないですか?
でもリゾットにしてしまえば最後の一滴まで正々堂々楽しむことができちゃいます。
トッピングにチーズを追加してトマトチーズリゾットにするのもオススメ◎
そしてもう一つ試してほしいのがこの「蕃茄オリジナルスパイス」。
各テーブルに置いてあり自由にかけて味変することができます。
BANKA辛スパイスは唐辛子のほか、コリアンダー、クミン、ガーリックなどがミックスされたもの。
コリアンダー特有のさわやかな香りとクミンのカレーっぽいガツンとした香りの組み合わせが唐辛子の辛みと相まって癖になるお味。
ただ辛いだけでなく香辛料のバランスがとれた良い香りは、料理の雰囲気をガラッと変えてくれます。
BANKAスパイスはバジル、オニオン、オレガノ、ガーリックが組み合わされたザクザクとした食感も楽しめるスパイス。
トマトベースにバジルとオレガノのアクセントなんて合わないはずがない組み合わせ。
これは締めなんかではなく第二のメイン…!
ラーメンを食べに来たことを忘れてしまうくらい美味しいリゾットでした。
夜は珍しい日本酒もいただける飲み屋に変身
なんとこちらのお店は夜は素敵な飲み屋さんに大変身。
ラーメン屋さんとは思えない品ぞろえで、中にはあまり見かけない珍しい日本酒も…。
飲み比べセットなどもあるので日本酒初心者の方もきっと楽しめるはず。
アルコール自体はランチタイムにも提供しているので昼飲みも可能なのですが、17時からのディナータイムはお酒の当てがパワーアップ!
黒のチャンジャやたくあんのポテトサラダなど個性が光る美味しそうなお料理がずらり。
なんといってもおすすめなのが、「とまとお茶漬け」だそうです。
これは気になる!近いうちにディナータイムにも来店しなければ!!
こだわりの味を自宅でも
今回は紹介しきれないくらい各所にお店のこだわりが詰まっている、素敵なお店を紹介しました。
冒頭で紹介した抹茶や特製スパイス、抹茶麺やコーンドレッシングなどはすべて店頭で購入することもできます。
おうちで自分なりのアレンジをしながらお抹茶ラーメンを楽しむのも面白そうですね♪
期間限定メニューや休業日の情報は公式インスタグラムで確認できるので、ぜひ皆さんも足を運んでみて下さい。
INFORMATION
店名:
とまとらーめん専門店 蕃茄 (BANKA)
住所:
愛知県名古屋市千種区末盛通4-26-1 ARK HOUSE 1F
電話番号:
052-784-4148
営業時間:
[月~日]
11:00~14:00
17:00~23:00
定休日:
不定休
一人当たりの予算:
¥1,000〜¥3,000
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