伏見|なんじゃこりゃー!実力派洋食店の遊び心あるメニューに胃も心も満たされるランチ

伏見|なんじゃこりゃー!実力派洋食店の遊び心あるメニューに胃も心も満たされるランチ

ビストロ、バル、フレンチ、イタリアンなどなど、最近はおしゃれな雰囲気のお店が名古屋にも増えてきましたね。
いろんなお店に訪問する中で、ふと懐かしくも落ち着いた雰囲気を感じたい気持ちになります。

今回はそんな昭和レトロを感じることのできる名古屋を代表するといっても過言ではない洋食店を紹介します。

創業昭和37年から変わらずオフィス街の胃袋を満たし続ける洋食店「キッチンマツヤ」

場所は伏見駅から西に5分ほど歩いたところにある、赤いビニール屋根が目印のこのお店。

一見ホテルの入り口のようなのでスルーしがちなのですが、道路に面したガラスケースの中にでっかく「キッチンマツヤ」の文字。

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ガラスケースの中に見える食品サンプルに歴史を感じますねー。ちなみにガラス扉の中にも食品サンプルが展示してあります。

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ガラスの扉の奥にはさらに木製の扉(結構重たいので注意してください。)があります。グッと開けると2階に続く階段。ちなみに1階は居酒屋「伏見酒天童子」さんが入居。

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階段右の壁にはワインボトルが数え切れないほど陳列しており、レトロアートな一面を楽しめます。(崩れてきたらどうしようと内心そわそわしちゃいました。)

店内にはかなり多くのテーブル席、それでいて隣同士が気にならないほどのスペースが確保されており、かつ分煙されているところに気遣いを感じます。

 

筆者は喫煙者なので喫煙テーブルへ。写真には収めることができませんでしたが、三角形に配置されたカウンターや、天井に吊るされたたくさんのワイングラス、昔ながらのランプ等が配置されていて、禁煙スペースよりもいい雰囲気を醸し出していました。

 

ではではメニューの紹介に入りましょう!

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とんかつだけでも種類がかなり豊富。国産豚肉にこだわる「キッチンマツヤ」さんではブランド肉も取り扱っています。

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無骨な形のハンバーグが本格的でレトロな雰囲気。美味しそう…。

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定食メニューだけではなく、夜のおつまみや中華系のメニューまで幅広く豊富なラインナップ。これは夜のメニューもかなり気になっちゃいます。

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ランチもどれもおいしそう…。いや、美味しいだろうな…。

名古屋名物を中心にしたメニュー展開。古くから名古屋の食文化を支え続ける洋食店であることが垣間見えます。

今回は休日に訪問したのでホリデーランチ。土日祝日は夕方17時までランチメニューをオーダーできるので、休日出勤で働く人には嬉しいサービス。

 

さんざん迷うこと10分。エビフライランチと特別ランチA、そして「キッチンマツヤ」さん名物メニューをチョイスしました。

 

・特別ランチA

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わぁ、ボリューミー。大きな味噌カツの他にエビフライが3本も付いてきちゃう。

定食なのでもちろんご飯、味噌汁、漬物等が付いてくるのですが、なんとランチはご飯がおかわり自由!食べ盛りのお子さんを連れて行っても安心。

 

味噌汁はもちろん…、

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赤だしですねー。赤だしを飲んで心が落ち着くのは名古屋人だけではないはず。

それでは、味噌カツの断面を拝見しましょう。

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分厚い!

それでいて肉厚なとんかつにありがちなパサパサ感はなく、ガシッと歯をつかむ噛みごたえと、脂身のしっとりとした食感がいい!

全国から厳選した国産豚ロースを使用しているとの触れ込み通りのこだわりが感じられますね。

 

味噌ダレは少し甘めのサラっとした味わいで、くどさを感じることなく、ご飯がしっかり進みます。

 

・エビフライランチ

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約10cmほどのエビフライが5本もついたボリューム満点なお得ランチ。

こちらもご飯、味噌汁、漬物等にサラダ…になぜかもう1つサラダも付いてきます。(笑)

野菜不足な現代人には嬉しいセット。

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もちろんエビフライに衣のフェイクはなく、薄めの衣でエビ本来のプリっとした食感を楽しめます。しっかりと塩胡椒が効いているので、付け合せのタルタルソースがなくても十分満足できる味付け。

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尻尾までサクッといただけちゃいました。

さあお次はお店の看板メニューでもある名物エビフライ。

 

一尺太エビフライ

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なんじゃこりゃー!!(歓喜)

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いや、デカすぎでしょ。(笑)

周囲のお客さんも「おぉ…!!!」と思わず唸る。そりゃ唸りますよね。こんな巨大エビフライ、今まで見たことありませんから。

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先ほどの定食のエビフライと比べるとこの差。長さ約30cm、大きさ3倍、質量5倍といったところでしょうか。さながら幼児向けの小さいバットのよう。

さすがにここまで大きいと半分くらい衣なんじゃないのー?と疑わしくなるのは僕だけではないはず。その真偽を確かめるため早速ナイフとフォークを手にし、一口パクリ。

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僕の邪推を見事に覆した薄くカリッとした衣、歯を弾き返すほどの弾力。中までぎっしりエビの身が詰まっています。この弾力ならまさしく幼児用のバットとしての役割を果たせそう。

もちろんここまでの大きさのエビをそのままフライ調理しているのではなく、なんと特許を取得した独自の調理方法によりこのジャンボエビフライが出来上がっているとのこと。

 

エビカツと違いツナギ等はほとんど使われておらず、食感もプリンップリン!!味わいもまさしくエビそのもの!

一口頬張るごとに贅沢さが口から溢れ出てきます。

サラダも付いてくるので、ご飯と味噌汁を注文して定食スタイルでいただくのもいいですね。

見逃したら損!駐車券の割引サービスをしてくれますよ!

「キッチンマツヤ」さんの周辺は伏見のオフィス街に位置しており、コインパーキングもちらほらありますが、料金がちょっと高め。

そんな負担を少しでも和らげようと、お店では駐車券の割引サービスをしてくれます。

しかも「全国どの駐車場でも」駐車券や領収書さえ提示すれば300円の割引を受けられるユニークなサービス。

遠方からのお客さんやお昼休憩のサラリーマン、はたまた接待等で来店するお客さんにも利用しやすいように考えられた気遣いが感じられる、名古屋を代表する洋食店でした。

 

INFORMATION

店名:
キッチン マツヤ
住所:
愛知県名古屋市中区錦1-20-22 広小路YMDビル 2F
電話番号:
052-201-2082
営業時間:
[平日] 11:00 - 15:00 (L.O. 15:00) 17:00 - 23:00 (L.O. 22:00) [土・日・祝] 11:00 - 22:00 (L.O. 21:00)
定休日:
無休(毎年12/31~1/2は休業)
一人当たりの予算:
¥1,000〜¥3,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
ケニー

ケニー

エディター賞 2021

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全ての記事は、必ず彼らの手を経て公開されます。ライターの個性と、定めたガイドラインのバランスを取りながら編集を担当したライターに贈られる賞です。

エディター賞 2022

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エディター賞 2023

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