矢場町｜本格派なのにコスパ抜群！麺本来の味わいを楽しめるうどん店

シンプルだからこそ伝わる麺の美味しさ！ミシュランガイド東海版掲載の庶民価格の本格うどん「香川 一福」

地下鉄名城線・矢場町駅から徒歩約6分。

賑わう大津通の一角で、落ち着いた雰囲気を醸し出しているのは「香川一福（かがわいっぷく）」さん。

東京に本店を構えており、全国では9店舗を展開しています。

お気付きですか？写真右側、お店の看板の上にあるキャラクターがいます。

“ミシュランマン“という名前で、その名の通り、こちらのお店は「ミシュランビブグルマン」として認められた、まさしく「おいしいうどん」がいただけるお店なのです！

ビブグルマンとは「良質な食材で丁寧に仕上げており、5,000円以下で楽しめる」お店のこと。

ミシュランのお墨付きグルメを目の前に、気持ちは高まるばかりです。

開店同時にすぐ満席！

日曜日の13時ごろに伺いましたが30席ほどある席は満席。というものの、一組20分ほどで食事が終わるので絶えず入れ替わりがあり、すぐお店に入ることができました。

うどんメニューは全6種類。

小	1玉	約200g
中	1.5玉	約300g
大	2玉	約400g

というサイズ展開。うどんの素材を活かしたシンプルなものが多い印象。

季節によって変わる期間限定メニューも用意されています。

注目すべきポイントはリーズナブルなお値段！ボリューム満点、大サイズのうどんでも640円〜890円で味わうことができます。

 

●釜玉バターうどん/中　720円（税込）

一番人気のメニュー。

バターの香りを漂わせながら運ばれてきました。うどん×バターのコラボレーションは珍しい組み合わせですよね。

お店オススメの食べ方に沿っていただきました。

この手順通り、まずはかき混ぜて一口。濃厚な卵と溶けたバターの塩っ気が絡み合い、卵かけご飯のような味わい。ブラックペッパーが良いアクセントになっています。

醤油や出汁で味変を楽しむ

次のステップの薄口醤油はお好みで！

濃い味がお好きな方は醤油アリで、卵の濃厚さを味わいたい方は醤油ナシが個人的にはオススメです。

ちなみにこの薄口醤油は一福さん特製のもので、後味はさっぱりしていますが少量でもインパクトのある味です。

最後は出汁を入れて一口。「全然違う！」という一言が出てしまうほど、かき混ぜた時とは違う味わいが楽しめます。

旨味たっぷりの出汁が濃厚な卵と絡むことで、全体の味がきゅっと引き締まるような…親しみやすい落ち着いた味に変化します。

他にも博多明太子（+250円）がトッピングできるなど、人それぞれの好みに合わせて楽しめます。自己流の楽しみ方を見つけてみてはいかがですか？

「刺身」のようなうどん！

●しょうゆうどん/中　570円（税込）

“お刺身のように食べるうどん“というフレーズが目に留まり、注文したのがこちらのメニュー。しょうゆうどんに出会ったことがなかったので、どんな味なのか想像もつきませんでした。

醤油をうどんにかけていただきます。

一福さん特製の醤油に青唐辛子が入っていて、辛いもの好きの方にオススメの一品。

うどんに付いてくる大根おろしを入れるとあっさりとした味になり、しょうゆうどんの違う顔を味わうことができます。

温かいもの冷たいものを選ぶことができますが、お刺身のイメージで食べるなら冷たいうどんを注文するのがオススメ！

温かいしょうゆうどんにも別の味わいがあると思うので、是非一度食べてみたいなと思います。

個人的には卓上に置いてあるごまをかけるのがオススメです。ごまの風味が醤油の塩辛さが相性抜群！マイルドな味になり、食べやすいと感じました。

まさしく「麺本来の味」が楽しめる

シンプルだからこそ自分好みの食べ方もできる、何回も行きたくなる理由の1つはココにあるのかもしれません。

気軽に立ち寄れるミシュランのお店ならではのお味を楽しんでみてはいかがですか。

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。