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大食い選手権 vol.1|回らない寿司屋のネタを食べ尽くせ!
名古屋の無類の食好きが集う、ナゴレコ大人編集部。
ひとたび集まれば、「あの店が美味しいよ」「今度あの店行ってみない?」と意見交換が始まる、グルメ愛溢れる大人たち。
ある時、誰かが言いました。
「この中で、誰が一番大食いなんだろう?」
そんな学生ノリに本気で挑むべく、とあるお店に行って来ました!
大食い選手権 vol.1|回らない寿司屋のネタを食べ尽くせ!「ふらり寿司 名駅本店」
場所は名古屋駅から南東に15分ほどにある「ふらり寿司 名駅本店」さん。
大人編集部のこんな大人気ない挑戦を快諾いただき、まさに感謝の極み。
暖簾をくぐると、清潔で高級感のあるL字カウンターが目に入ります。
個室の数も多く、宴会から女子会、接待等いろんなシチュエーションで活躍してくれること間違いなしの「ふらり寿司名駅本店」さん。
1貫130円からという、回らない寿司屋では驚異的なコスパ。お店の雰囲気からは想像できない安さです。
看板メニューの寿司や天ぷら等の単品メニュー、もつ鍋やしゃぶしゃぶ、すき焼き等の食べ放題メニューも豊富で、来店する人を飽きさせません。
今回は60分寿司食べ放題の大人編集部員男女対抗戦!どちらが多く食べたか、を競います。
大人もたまにはバカなことを全力で楽しみたい!
■男性チーム
■女性チーム
計6人の胃袋と胃袋のぶつかり合い。
女子の方が不利に決まってるじゃん! と侮ることなかれ。 グルメのために鍛え抜かれた胃袋にもはや男女差などない!
ちなみにこの日、僕はこの企画のために1日を通して食べたのはソーメンのみ、と調整をはかったのですが、
しのちゃん→朝にカレー2杯
あやまん→昼にラーメン2杯
みーこ→昼にカレー大盛り2杯
ちゃんまりと編集長は通常量のランチ。
それだけ食べてきて、競い合えるのか!戦えるのか!食べ放題なめてんのか!と突っ込まざるを得ないのですが、美味しいものをより多く食べるために胃の仕組みが普通の人と少しだけ違う人たちの集まり、それが大人編集部。
食べ放題メニューですが、最初は決まったメニューが出てきます。
見ての通りの豪華なラインナップ。 大トロ、ウニ、いくら、ひらめ、あわび等の高級食材が提供されます。 その後の注文では別のメニューを選ぶのですが、こちらも豊富なメニューで選び放題。
とろろ昆布入りの赤だしと、いくらの入った贅沢な茶碗蒸しまで付いて、これで1時間男性3,700円、女性2,700円であれば、130円で1貫と考えても抜群なコスパ。
贅沢だなぁー!
さあいよいよ寿司を食べ尽くします。ゴング代わりにウーロン茶で乾杯も早々にゲタに乗ったお寿司に箸が伸びます。
各々が一口目に 「おいしいー!」 の一言。果たしてこのテンション、最後まで持つのでしょうか。
開始4分、早速最初のゲタを食べ終わったのは、大人編集部部長のしのちゃん。圧巻のスピードで第一周を終えます。
続きまして大人編集部最小のボディサイズのみーこ。いつもながらにこやかに平らげます。
順にグルメ女王のちゃんまり、ラーメンクイーンのあやまんと続き、ケニー、編集長と1ゲタ目を堪能しました。
さあ次からは4貫で1ゲタを積んでいくこととなります。 ちなみにですが、中トロまで食べ放題メニューに入っており、もちろん中トロの注文率がダントツ。
適度な脂の乗り具合でどんどん食べられちゃいます。本当に食べ放題メニューでいいのかと思うほどの中トロ。
ハイペースに食べ進める大人編集部に負けじと、板前さんも無駄な動作のない手さばきで寿司をテンポよく握ってくれるので順調に寿司というタスクが降りてきます。
まぐろはしっとりとみずみずしく、旨味が舌の上をコーティングしていきます。サーモンは適度な脂!
あじやこはだ等の光り物も鮮度がよく、こちらも妥協がありませんね。
芽ネギの握り。みずみずしく爽やかな香りと、梅のアクセントで口の中をリセットしてくれます。
あおさの軍艦とサーモン。磯の香りが口の中にふわっと広がっては鼻を抜けていきます。とろサーモンは文字通り、通常のサーモンよりもしっかりと脂が乗っています。文句なしです。
安定のはまちと変わり種のアボカド。アボカドはとろける舌触りでデザート代わりに食べられちゃいます。
食べる手は止まることなく、寿司が口に運ばれてはどんどんゲタが積み上がる。
そう、どんどん積み上がる。
どんどんどんどん。
食べ進めること30分、順調に寿司を口に運んでいた大人編集部だったがここにきてゲタが6.7段(28-32貫)ほどで皆さん急にペースが遅くなる。
一貫一貫は小さな一口ですが、後になって満腹中枢にダメージがやってくる。まるでボディブローのようだ。
ここで編集長、軍艦と間違えて細巻きを2つ注文するという大誤算! 2つで寿司6貫相当の米の量。痛恨のオーダーミス。
目の前に並ぶ細巻きのビジュアルに精神的にもダメージが大きい。編集長の箸が止まる。あってはならないオーダーミス。編集長の目が虚ろだ。
大人編集部全体のペースダウンも著しい。
もう、ダメか。
俺たち、がんばったよな…。
お腹、もう米俵だよ…。
しかしたった1人注文が止まない猛者がいた。
なんと、ちゃんまりだ!
なぜだ…なぜ彼女だけ止まらないだ…??
編集長も疑問を隠しきれず、思わずちゃんまりの席へ。視界に入ったのはおびただしいほどの海老のしっぽ。
そう、甘海老のしっぽ。なんとちゃんまり、甘海老の水分を利用し、寿司の飲み物化を図っていたようだ。
甘海老は飲み物ですと言わんばかり。
ウォータースライダーのように甘海老の上に乗ったシャリが喉の奥に吸い込まれていく。ここにきてこの即興、グルメ偏差値高すぎです。
しのちゃんも負けずと中トロの脂を利用し胃へ流し込む。さすがのしのちゃんも苦しそうだ。
みーこもシャリなしの玉子で応戦 !
ケニーはアナゴで味変!
ラーメンのようにはスルスルと進まないが、あやまんも大健闘。
編集長はいまだ細巻きで大苦戦…。
残り15分。バブル期の高層ビル建設ラッシュのようにゲタが積み上がる。もはやL字のカウンター越しに編集部の仲間が見えない。
積み上げたゲタで空間は遮断され、某ラーメンチェーン店の「味集中カウンター」のよう。
もはや寿司を食べるという行為は食事の領域を超え、己との闘いと化してきました。
そして60分の死闘の終わりを告げる大将の合図。
終わった…。
皆が揃って、お腹の中のものが外に出ないよう、細心の注意を払いながら安堵の息を吐く。
積み上がったゲタはまるでそれぞれの成果を表すがごとく、神々しく後光で照らされている。
嗚呼、俺たち、がんばったよな…。
そしてしのぎを削りあった、運命の結果発表。
■男性チーム
編集長 32貫(内細巻き2本)
しのちゃん 56貫
ケニー 44貫
合計 132貫
■女性チーム
あやまん 40貫
ちゃんまり 52貫
みーこ 44貫
合計 136貫
祝杯が上がったのはなんと僅差で女性チーム!!!わずか4貫差での勝利!
編集長の細巻きのオーダーミスさえなければ、男性チームが勝っていたかもしれません。
大人編集部合計で268貫の寿司を胃袋へ流し込みました。
食べ放題企画、まさかこんなに過酷だったとは誰も予想していなかったことでしょう。
もう二度とやりません、と言いたいところですが、また機会があれば別のジャンルで挑戦してみたいと思います。
ご協力いただける飲食店様、こちらまでご連絡くださいませ!
食べる楽しみをどこまでも追求する!それが大人編集部
名古屋の観光ツアーガイドを企画したり、今回のような大食い企画等、名古屋の食に関わるすべてのことを楽しみ、そして盛り上げていこうという大人編集部。
我々の探求と挑戦はまだまだ続きます。
そして、そんな楽しいコミュニティはこれからもどんどん部員を募集しています。
「食」を楽しむすべての名古屋人!Join Us!!!
INFORMATION
- 店名:
- ふらり寿司 名駅本店
- 住所:
- 愛知県名古屋市中村区名駅4-24-8 EMEビルB1
- 電話番号:
- 052-588-6540
- 営業時間:
- [月曜~土曜] ランチ/11:30~15:00(14:30L.O) ディナー/17:00~22:30(22:00L.O) [日曜・祝日] ランチのみ/11:30~16:00(15:00L.O)
- 定休日:
- なし
- 一人当たりの予算:
- ¥3,000〜¥6,000
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