堀田|実力派ラーメン店のDNAとオリジナリティを注ぎ込んだ海老の香り豊かなラーメン
誰かにオススメしたいお店!皆さんにも1つや2つはあるのではないでしょうか。
そんなおすすめ店で修行された方が作る料理となると、どうしても評価のハードルが上がっちゃいますよね。
今回は某ラーメン店で修行した技術とオリジナリティを組み合わせて昇華させた「えびそば」をご紹介します。
素材から妥協なし!人気店からバトンを受け継ぎ新たな味を生み出した「えびそば 緋彩(ひいろ)」
地下鉄名城線・堀田駅から南に徒歩10分ほど。
車の方は国道41号線、松田橋南の交差点を東へ約3oメートルほど進むと、右手に「えびそば」の看板が目印。
道路を挟んで店舗正面に駐車場が6台分あります。ランチタイムは混み合うので待ちを覚悟。周囲にも複数駐車場がありますが契約駐車場ではないので注意してください。
今回ご紹介するラーメン店、実は現在構えている店舗は「ナゴレコ ラーメンスタンプラリー」にもご参加いただいたことのある「金嘉そば」で有名な「愛ごや」さんの跡地。
その愛ごやさんを経営されていたオーナーさんが刈谷にて新たに店舗を構え、その跡をお弟子さんが生まれ変わらせたのが現在の店舗の始まり。
屋号も「えびそば 緋彩(ひいろ)」と一新し、内装も以前より広く、そして明るい印象になっていました。
注文は券売機式。今回は2名での訪問だったので2種類のラーメンとサブメニューの丼を注文しました。
・濃厚えびそば 950円
「愛ごや」さんを彷彿とさせるエスプーマ系のスープ。やはりお弟子さんもそれを引き継いだのかと思いきや、一口スープをすすると、動物系と魚介系のWスープでパンチとコクのある味わい。
タレにも甘エビを大量に使用した濃厚なスープは「えび油」の香ばしさと非常にバランスがよく、どちらが勝るというより2つで1つの味を作り上げた、まさしくオリジナルの一杯。
麺リフト(下手くそですみません)。全粒粉系の中太麺で喉から胃までダイレクトに入っていくんじゃないかと思うほどツルツルの喉越し。
固くも柔らかくもなく、噛めばプルンと気持ちのいい歯切れも楽しめる不思議な麺でした。
追加で小えびのチーズリゾット(280円)を注文すると、残ったスープにチーズとご飯を入れて炊いてくれるそう。
えびの風味と濃厚スープのリゾットだなんて、抜群に美味しいに決まってる…。
・台湾えびそば 860円
通常のえびそばに台湾ミンチをトッピングしたもの。
魚介系醤油ベースの清湯スープとえび油のバランスがよく、口の中に含んだスープからはしっかりと旨みを感じられます。
台湾ミンチを混ぜ入れると、全く違う味になる!というわけではなく、スープのコクの後からガツンとした辛みが追いかけてきます。
ミンチからも味が染み出してくるころにはさらにまろやかさと旨みが追加され、奥行きのある味わいに。食べ終わった後にも関わらずもう一杯食べたい!と思うほど。これはハマる…。
ミンチを救うレンゲがあるのも嬉しいですね。
・ローストポーク丼 350円
最近では某TV番組で「ラーメン店の丼特集」が放送されるくらい注目度の高いラーメン店のサブメニュー。
ラーメンが伸びるのが嫌だったので後回しにしたのが功を奏したのか、ご飯の暖かさで溶け出したチャーシューの脂と甘めのタレが絶妙にマッチした丼でした。わさびで味に締まりが生まれるのでサクサクといただけます。
サブメニューにしておくにはもったいない!
継承、進化。そしてオリジナリティを感じられる一杯
冒頭にも紹介しましたが、人気を馳せた「愛ごや」さんで修行し、そしてその跡地にお店を構えた緋彩さん。そこには修行店の技術を継承しつつもまったく違ったオリジナリティを感じられるラーメンがありました。
現在のメニュー展開だけではなく、今後も新たなメニューを考案するため日々試行錯誤しているようですよ!
2019年11月オープンとまだ日は浅いですが、味の噂を聞きつけて行列を成す日も近いと思います。
INFORMATION
- 店名:
- えびそば 緋彩(ひいろ)
- 住所:
- 愛知県名古屋市瑞穂区明前町13-19 堀田グリーンハイツ 1F
- 電話番号:
- 052-770-2817
- 営業時間:
- [水~日] 11:00~14:00(L.O13:45) 18:30〜20:30
- 定休日:
- 月曜日、火曜日
- 一人当たりの予算:
- 〜¥1,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。