仕事の昼休みにしっかりと食事をとりたい。
そんな時職場の近くにあると嬉しいのは、ボリュームたっぷりなのにリーズナブルなランチを食べられる飲食店。
今回ランチをいただきに訪れたのは、昭和の時代に開業して一度閉店したのち昨年クラウドファンディングによって営業を再開したお店。
中区のオフィス街からほど近い喫茶店で、近隣で働くスーツ姿のサラリーマンの皆さんに囲まれていただいたおいしいお昼ご飯をレコメンドします。
目次
2020年惜しまれつつ閉店した1983年創業の喫茶店が昨年冬に復活!ボリュームたっぷりなおいしいランチをいただける「キティ珈琲」
37年の歴史を受け継ぎ復活!オフィス街に佇むレトロな外観の喫茶店へ
この日訪れたのは、国際センター駅から徒歩5分ほどのところにある「キティ珈琲店」さん。
創業は1983年という老舗ですが、2020年に惜しまれつつ閉店したのち、2021年12月に営業を再開し新たな歴史を刻み始めました。
クラウドファンディングによって営業再開が決まった際には、現在の店主である若き2代目へしっかりと初代の味が引き継がれ、今でもできるだけ創業当初のままの状態を維持しながら営業されています。
「キティ珈琲店」のロゴが入った行灯も昔のまま使われています。
お店の入口横には日替わりランチのラインナップが掲示されていました。
この日お店へ到着したのは11時半ごろ。
お勤めの人たちでお店が混み合う前にと、さっそく入店しました。
創業当時の内装がそのまま!昭和後期のレトロ感あふれる内装にココロオドル
長年愛された内装を極力当時のまま残した店内。
背もたれが直角になったソファー席が昭和のレトロな雰囲気を醸し出しています。
今ではほぼ見かけることがなくなった壁掛け式の公衆電話も健在。
オブジェとして残されているのかと思いきや、今でも現役で使用することができるそうです。
奥のテーブル席のうち2つは、昭和生まれには懐かしすぎるゲームテーブル!
こちらはもう電源が入っていないそうです。
小さいころ地元の喫茶店にもこれと同じようなゲームテーブルがあって、当時たばことコーヒーをこよなく愛していた親戚のおじさんが夢中になって遊んでいたことを思い出しました。
今では全面禁煙の喫茶店が増えましたが、昭和の時代は「喫茶店=たばこを吸う場所」でもあったんですよね。
ジューシーで弾力のある豚バラ肉がたっぷり!夏バテ防止&美肌にもよさそうなルーロー飯を堪能
日替わりランチは毎日4種類がラインナップされていて、内容は店内にも掲示されています。
「チキンカレー」「タコライス」「焼きそば」は基本的に毎日提供されており、ほかのもうひとつがローテーションで変更に。
この日は人気の「ルーロー飯」が提供されていたので、そちらをいただくことにしました。
●ルーロー飯 770円(税込)
大きめの角切り豚バラ肉をじっくりと甘辛いタレで煮込んだ「ルーロー飯」は、運ばれてきた時にただようそのいい香りで食欲が増進するほど。
豚バラ肉にはしっかりとタレの味が染み込んでいました。
豚の脂身にはビタミンB1が豊富。
夏バテ防止や美肌効果を期待できるので、夏場は積極的にとるようにしています。
黄身がとろ~り半熟な煮卵が添えられていて、見た目も豪華でボリュームたっぷりなひと皿に!
サラダもついているので、しっかりと野菜をとることができるのも嬉しいポイントです。
弾力のあるジューシーな食感は舌鼓を打つこと必至のおいしさ♪
八角の甘辛くスパイシーな香りが食欲をそそるので、思わずどんどん食べ進めてしまいました。
このおいしさが日替わりなのがちょっぴり残念ですが、「偶然出会えたらラッキー」ということでいいことがあるかも!?
またこの日は期間限定で「明太子タバスコ」を提供していたので、実はオーダーをタコライスとルーロー飯の2択でしばらく迷っていました。
「限定」という言葉は、やっぱりずるいと思います(笑)
せっかくなら知っておきたい。テーブルに置かれたフライヤーで知る「キティ珈琲店」の歴史
メニューとともにテーブルに置かれていた、「キティ珈琲店」が継承された経緯と想いが書かれたフライヤー。
同店の歴史や概要がひと目でわかるので、待ち時間の間に読んでみると良いでしょう。
お店の歴史やこだわりを知ることで、その後に運ばれてくる料理がさらに美味しく感じるかもしれませんよ!
みなさんもぜひ、リニューアルした「キティ珈琲店」さんへ足を運んでみて下さいね♪