国際センター|日本文化を紡ぐ架け橋に。おもてなしとお茶の余韻に浸れる日本茶専門店

国際センター|日本文化を紡ぐ架け橋に。おもてなしとお茶の余韻に浸れる日本茶専門店

「日本の伝統的な食べ物・飲み物は何?」と海外の友人に聞かれた時に私が真っ先に答えたのは「お茶」、そして「抹茶」でした。

日本のお茶は世界に誇れるほど優れたものだと私は感じています。

そこで今回ご紹介するのは、そんな日本の伝統を堪能できる日本茶専門店。

お茶好きの私が感動したラインナップをぜひご覧あれ!

街の喧騒から離れ、大人のティータイムを過ごすことができる「那古野茶房 花千花(はなせんか)」

国際センター駅から徒歩7分ほど。

名古屋の閑静なグルメスポットとして名高い那古野に新たなお店がオープンしたと知り、さっそく伺ってきました。

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この出で立ちからすでに素敵なお店の匂いがします♡

暖簾をくぐり、いざ店内へ。

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カウンター席は6席、テーブル席は4席。

築100年余りの古民家をリノベーションし、現代茶房として生まれ変わったという店内は、どこか懐かしい温かみがあり、やすらぎを感じました。

靴をぬいでスリッパに履き替え、私はカウンター席へ。

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奥にはこじんまりとした日本庭園が。

実はこちらのお店、那古野の古民家をまるごと一棟貸切することができる『HOTEL  和紡(わぼう)』さんの専用ラウンジでもあります。

そしてこのホテルにご宿泊されるお客さんは、なんと滞在期間中はお呈茶(ていちゃ)を召し上がることができるんですって!

 

こちらがメニュー表。

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日本茶がこんなにたくさん!さすが日本茶専門店ですね。

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もちろんお茶と共にいただける茶菓子や氷菓も。

私はこの中からずっと気になっていたあるメニューを注文しました。

ですが、肝心のお茶がなかなか決められなくて…。

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だってこんなに種類が豊富なんですもん!

そんな優柔不断な私に、女将さんは1つ1つ丁寧にお茶の歴史や特徴、味わいの違いを教えてくださいました。

いつもならばこういったお店に来ると抹茶を飲むのですが、今回は新たなお茶の開拓+期間限定煎茶に惹かれ「おくひかり」をいただくことに。

お茶を丁寧に淹れて下さる様子を間近で見ることができるのも、カウンター席の醍醐味。

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茶葉にお湯が注がれると、途端にお茶の良い香りが店内にたちこめます。

街の喧騒から離れ、長閑なこの空間で本格的なお茶を堪能できるなんて本当に贅沢◎

 

・煎茶『おくひかり』1,200円(税込)

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一煎目はお茶の旨味を楽しみます。

「おくひかり」は日本茶の代表品種「やぶきた」と、中国の交配によって誕生したシングルオリジン煎茶(単一品種)。

鼻にすっと抜ける清涼感のある華やかな香りに自然と心がやすらぎました。

 

そして一口飲んでみてびっくり。

一言でこの感動を表すと、「今まで感じたことのない深みのあるお茶」

お色が薄いので、濃いというよりはふわっとしてさっぱりとしたお茶なのかと思っていたのですが、ここまで味に深みがあるお茶だとは思ってもいませんでした。

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二煎目はお茶菓子と一緒に。茶菓子はサブレです。

緑色は「苔(こけ)のサブレ」

一瞬海苔のような香りが口の中で広がる、ほろっとした柔らめのサブレです。

二煎目の「おくひかり」は先ほどよりも一層深みが増し、渋みを感じました。

これまた美味しい。このお茶と出会うことができて本当に良かったです◎

 

そして、お次は私が「花千花」さんに来たら絶対に食べたいと思っていたメニュー。

 

・花千花のかき氷『炭』1,300円(税込)

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こんなに品のいいかき氷なんて初めて…。目を惹くのはそのお色。

実はこちら、「炭」のかき氷なんです。

炭といっても使われているのは孟宗竹100%のオリジナルシロップ

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竹炭は民間療法として活用されることも多く、吸着効果から腸内の老廃物を吸着して排出するデトックス効果もあるのだそう。

そんな竹炭をひんやりスイーツとして堪能できるのは嬉しいですね。

そしてこちらのかき氷に使われているのは名古屋の氷の名店、「川久」さんの氷!

くちどけが滑らかで、ふわっと溶けるやわらかな食感の氷は、かき氷そのものがより一層美味しく感じます。

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氷を食べ進めていくと中から涼しげな寒天ゼリーが。

最後まで食べていてワクワクするかき氷でした◎

 

そして、これは女将さんとお話させてもらう中で得た情報なのですが、かき氷はご紹介した「炭」と、もう1つの「抹茶」だけではなく今後種類を増やしていくそうです!

新メニューの情報は公式Instagramで随時公開されているので、ぜひそちらもチェックしてみて下さいね♪

日本の伝統文化と女将の熱い想いにふれる。

こちらのお店の女将さん、とっても日本茶に詳しい方なのでずっとお茶に関わるお仕事をされていたのだとばかり思っていたのですが、前職はなんとウエディングプランナーさんだったそうなんです!

これには私もびっくり!

「日本茶の魅力をもっと多くの人に伝えたい。」という想いに私も心打たれました。

オープンしてからリピーターさんも多いみたいなので、これからもっと素敵なお店になること間違いなしですね◎

 

INFORMATION

店名:
那古野茶房 花千花
住所:
名古屋市西区那古野1‐18‐6
電話番号:
052‐526‐8739
営業時間:
月~木・日|11:00~18:00(L.O.17:30) 金・土|11:00~21:00(L.O.20:30)
定休日:
不定休
一人当たりの予算:
¥1,000〜¥3,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。