多くの交通機関が集中する名古屋駅は、
まちづくりが年々進み、新しい商業施設や、綺麗なビルが建ち並ぶ街へと成長してきました。
こうして進化していく名駅周辺で、昭和時代からずっと変わらずに愛され続けている喫茶店があります。
そんな昭和38年創業の老舗喫茶をご紹介。
豊富な喫茶メニューと赤を基調としたレトロな店内。昔ながらの純喫茶「喫茶チロル」
今回ご紹介するのは、亀島にあります「喫茶チロル」さんです。
名鉄または地下鉄側の出口を出て、名駅通沿いを則武方面へ歩いて徒歩数分。
地下からルーセントタワーを通っていくとスムーズ◎
ビルを出てすぐに、牛島町交差点角にたどり着きます。
こちらが「喫茶チロル」さんです!
アルファベットで”COFFEE・SNACK CHIRORU“と書かれています。
お隣には切手・印紙。
ちいさな窓口が昭和の雰囲気を残していますよね。
外にはいまだ残る昔懐かしいショーケース。
名古屋名物きしめんやみそかつ定食、鉄板焼きスパゲティなどが並んでいました。
招き猫ちゃんもいます。かわいらしい♫
自動ドアを開けると、にこやかな笑顔でどうぞと声をかけていただき、奥へ進みます。
赤を基調としたシックなソファが素敵です◎
テーブル席が9席ほどと、キッチンの前にカウンターで、全席喫煙可能です。
2席は昔懐かしいゲーム機のテーブル!!
こちらのゲーム機はマージャンのゲーム機。
若者には珍しく、上の年代の方には懐かしく、趣があります◯
本棚にはスポーツ紙や一般紙、雑誌など。
漫画もジャンプやサンデー、少年マガジンなどが揃っているので、コーヒーを飲みながらゆっくり読めますよね◎
1番奥がお手洗い。
初冬だったため、ストーブも置いてありました。
メニューはこのようになっています。
モーニングサービスは、オープンの7時から10時まで。
ドリンクのお値段にトーストとゆで卵がつく、名古屋では王道なサービスです♫
コーヒーは¥400とお安め。
紅茶 ¥420やカフェオーレ ¥500の他に、ソーダやジュース類もあります。
カルピス ¥450にホットもあるのは、あまり見かけませんね◯
お食事メニューも種類豊富。
トースト類やサンドウィッチ類はお持ち帰りもできるそう。
緑色の星マーク★は、名古屋名物のメニュー。
小倉トースト ¥600
きしめん¥600
カレーきしめん ¥700
夏季限定のざるきし・きしころ ¥700
鉄板焼きスパゲティ ¥700
みそかつ定食 ¥1,100
遠方から来る方には楽しい、名古屋めし喫茶でした◯
日替わりサービスランチはコーヒー付きで¥1,100なのでおトク!
11時から14時までです。
私が訪ねた時間はモーニングの時間だったので、コーヒーを注文しました◎
こちらがモーニングセット。コーヒー・半トースト・ゆで卵。
鉄製のプレートがかわいらしいです◎
しっかりした味のコーヒー。
コーヒーカップには、アルプスの山と”チロル“の文字。
ヨーロッパには、山々がきれいなチロル地方があるんですよ◯
そして半トーストは、とーっても厚切りなバタートースト。
分厚さに感動していると、お店のお母様が「おいしいよ〜」と笑顔で言ってくださいました。
バターがさらっと塗られたシンプルなトーストはカリッ!モチッ!な食感。
パンそのものが食べ応えバツグンなので、バターは薄めでちょうど良し◎
ちなみにトーストに+¥50で小倉またはジャムをトッピングすることができます。
程よい甘さの小倉がのったトースト。
もちろんこちらも厚切りで、半分でも大満足な小倉トーストでした◎
時代の変化の中でも色あせない昭和の純喫茶
「喫茶チロル」さんは昭和38年創業の老舗。
新しいビルができたりと年々進化し続けている名駅周辺で、先代のマスターの時からずっと変わらない純喫茶なんです。
名古屋めしも食べられる純喫茶。
シンプルでゆったりとしたお店の雰囲気は、ひとりでも落ち着ける素敵な環境。
今日も近所の方々や働く人たちに愛されて営業されているのでしょう◯
INFORMATION
- 店名:
- 喫茶チロル
- 住所:
- 名古屋市西区牛島町5-3
- 電話番号:
- 052-561-2802
- 営業時間:
- [月~金] 07:00~18:00 [土・祝] 08:00~15:00 モーニング 〜10:00 ランチタイム 11:00〜14:00
- 定休日:
- 日曜日
- 一人当たりの予算:
- ¥1000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。