鶴舞|厳選された食材ばかり!所々に”和”を感じながらいただく新しいイタリアン♩

鶴舞|厳選された食材ばかり!所々に”和”を感じながらいただく新しいイタリアン♩

フレンチやイタリアン、ラーメンや鰻に加え、パン、スイーツ…などなど。
中区・千代田には、幅広いジャンルの美味しいお店が集まっています。

まさにグルメ激戦区。グルメ通も目を離せない注目のエリア。

そんな千代田に、2020年8月に新しくイタリアンのお店がオープンしました。

今回はランチに伺ったので、気になるその内容をさっそくご紹介していきます♩

本場で修行したシェフが腕をふるう!"日本らしい"イタリアンを堪能♩「日本のイタリア料理店 sai」

お店があるのは、中区・千代田。

市営地下鉄鶴舞線や、JR東海中央本線が乗り入れる、鶴舞駅が最寄駅。
駅から歩くと10分程度で着く距離です。

少し静かな通り沿いに、ひっそりとお店は佇んでいます。

グレーのシンプルでモダンな外観。窓はなく、外から中の様子を伺うことはできません。

しかしそれがまたこの店への興味を駆り立てているような気がします。

訪れたのは11:30から始まるランチタイム。

オープン前から店前には続々とお客さんがやってきていました。

店内はあっという間に満席に。
どうやら予約ですでに満席だったようなので、事前予約をした方が良いでしょう。

和の要素もあり!スタイリッシュで洗練された大人の空間

席は、2人掛けのテーブル席が2席と、個室のテーブル席、そしてカウンター席が4席。

カウンター席の前はオープンキッチンになっており、目の前でシェフが料理を完成させていく過程までも楽しむことができますよ。

グレーを基調とした内装がとってもスタイリッシュな店内は、高級感もあり、洗練された雰囲気です。

さらには全体的に暗めの照明で、なんとも大人っぽい空間になっています。デートにもぴったり♩

テーブルセッティングも素敵なんです。

店名が入った石のプレートに、日本らしい絞りのおしぼり、お冷やグラスに至るまで…お料理を引き立たせる準備が整っています。

そしてカトラリーにはお箸も用意されています。
日本のイタリア料理店というだけあって、所々に”和”の要素が散りばめられていますね。

ランチはすべてコースメニュー

さてメニューを見てみましょう。
ランチメニューがこちら。

ランチはすべてコースで、A〜Cの3種類から選べます。
2,500円〜とお財布にも優しい値段設定。

ドリンクメニューはこちら。

ワイン中心のラインナップですが、ノンアルコールもありました。

今回は、1番リーズナブルなAコースをいただきます。

内容は…。
小さな前菜・自家製パン・前菜・選べるパスタ・甘味・飲み物、といった感じ。

シェフはイタリアで修行されていたそうで、本場のイタリアンと”和”が融合すると、どんな料理がいただけるのか…期待が高まりますね。

さっそく順番にご紹介していきましょう!

と、その前にせっかくランチコースをいただくので、ドリンクもオーダーしました。

○スパークリングぶどうジュース

イタリアンなのでワインをいただきたいところでしたが、諸事情により今回はノンアルで。

ワイングラスで出てきて、テンションも上がります♩

 

ワクワク♩ランチコースのはじまりはじまり…

さてコースの一品目…。
○小さな前菜

この日は冬瓜(とうがん)とイワシを使った一品。

イタリアンで冬瓜とは珍しい食材のチョイスです。まさに日本らしいイタリアンという感じ。

昆布で炊いた優しい味わいの冬瓜と、炙った香ばしいイワシとの相性が抜群。

トッピングされているのは紅しぐれ大根と紫蘇。さらにはホワイトバルサミコが合わせられているそうです。

紫蘇のいい香りが鼻に抜け、一口一口、しみじみと美味しさを感じます。

ガラスの器も涼しげで、上品ですね。

○自家製パン

パンは2種類。固めに焼き上げてあるハードタイプのパンと、ローズマリーが練り込まれたフォッカッチャ。オリーブオイルが添えられています。

ほかほかで、ずっしり詰まったパン…何もつけずにそのままでも十分に美味しい!
一口目はオリーブオイルをつけずに食べるのが、個人的にはおすすめです。

○前菜

「皮目を炙った紅富士 梨とルッコラセルバチコのサラダ仕立て ”オクラのソース”」

富士山の麓(ふもと)でとれるという、ブランド鱒・紅富士を使った一皿。

エディブルフラワーも添えられており、見た目も美しいです。

ちょっと野性味のあるルッコラセルバチコの下には、ドライトマトや梨も隠れています。

紅富士は肉厚で食べ応えがあります。絶妙に皮目が炙られていることで香ばしく、脂がのった紅富士がより美味しく感じられます。

すべての素材がうまく調和しており、食べ終えるのが惜しくなるようなお料理でした。

 

○選べるパスタ

パスタは、3種類の中から選ぶことができます。

「タコと魚介のラグーソース “シャラティエッリ”」

シャラティエッリという、フィットチーネより短く平たい麺を使ったパスタです。

モッチモチのパスタに、魚介の旨味たっぷりのソースが絡んで…美味しくないわけありません。

噛めば噛むほど口の中に美味しさが広がります。

深い味わいにも関わらず、決してくどくなく比較的さっぱりといただくことができるパスタでした。

「牛テールと新蓮根の赤ワイン煮込み”リガトーニ”」

こちらは友人の選んだパスタです。

リガトーニという、太めのペンネのようなショートパスタが使用されています。

筆者は食べていませんが、牛肉と赤ワインの香りがふわっと香って、その香りだけでも美味しさが伝わってくるようでした。

締めはもちろんデザート

○甘味

「グレープフルーツのカルチェ ヨーグルトのソルベ添え パッションフルーツのソース」

見た目も鮮やかなデザートです。

2種類のグレープフルーツにパッションフルーツのソースという、なんともフルーティーな組み合わせ。

そしてこのヨーグルトのソルベが濃厚で、デザート全体を爽やかな口当たりにしてくれます。

 

○飲み物

食後の飲み物は、ホットコーヒーをいただきました。

ほっとひと息つきながら、食べたお料理たちの余韻に浸ります。

サプライズもできちゃう!

○メッセージプレート

今回は友人の結婚祝いも兼ねていたので、食後にメッセージプレートを出していただきました!

ちょっとしたプチサプライズにもちょうどいい♩

ちょこんとのったチョコの小菓子もとっても美味しくいただきました。

大切な人と訪れたい、素敵なお店

イタリアンといえど、冬瓜やオクラなど、和風な食材がふんだんに使われており、日本人の口に自然と馴染むお料理ばかり。

一品一品、食材などお料理の説明も丁寧で、シェフの料理に対する思いが伝わってきました。

ご夫婦で営まれているようでしたが、最後はお見送りまでしていただき、そんなお気遣いも嬉しかったです。

とても楽しく、そして美味しくランチタイムをを楽しむことができるお店です。
ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

INFORMATION

店名:

日本のイタリア料理店 sai

住所:

愛知県名古屋市中区千代田2-8-17 グリーンハイツ鶴舞公園 1F

電話番号:

052-265-7117

営業時間:

ランチ 11:30~15:00(L.O.13:00)
ディナー 18:00~22:30(L.O.20:00)

定休日:

月曜日、不定休(第1火曜日定休日、火曜日はディナーから営業)

一人当たりの予算:

¥3,000〜¥6,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
shibuki

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大人編集部 部長

大人編集部 部長賞 2021

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連載賞 2021

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殿堂入り 2023

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「殿堂入り」は2023年までに通算100記事という、前人未到の偉業を成し遂げたライターに贈られる、最高の栄誉です。

初代・学生編集部編集長。"食べるコト"が生きがい!病院勤務の放射線技師です。休日は美味しいものを求めて、モーニングしたり、ランチしたり、飲みに行ったり…。カフェから飲み屋まで、幅広くレコメンドします❤︎